体験活動~ゆでたまご編~

12月になりました。街もキラキラ、毎日がワクワクします。

 

11月26日、ワクワクする研修に行って参りました。

“きのくに子どもの村学園”の“北九州子どもの村小中学校”の学校視察です。

 

創立者は堀真一郎さん、きのくに子ども村HP

「学校法人きのくに子どもの村学園」は、1992年、和歌山県橋本市でスタートしました。

戦後はじめて学校法人として認可された自由な学校です。
現在は、きのくに子どもの村小中学校、かつやま子どもの村小中学校(福井県)、南アルプス子どもの村小中学校(山梨県)、北九州子どもの村小中学校(福岡県)、ながさき東そのぎ小学校(長崎県)、きのくに国際高等専修学校(和歌山県)があり、子どもたちの多くが寮生活を送りながら学んでいます。(H.Pより抜粋)

 

「自己決定」「個性化」「体験学習」

が基本方針で、どんな学校なのだろう、子ども達の様子は?、授業はどんなふうにされているのだろう・・・などなど視察前から興味関心が高まり、ワクワクした気分で研修に臨みました。

実際の学校は、自然豊かな環境の中で、子どもたちが主体的に学ぶカリキュラムが組み立てられ、のびのびと生活しながら学んでいる姿があり、驚くことの連続でした。

その中でも特に感動したのは「考える力」を育てていることです。答えをすぐに教えない、子どもたちに考える機会を十分に与えて、体験的な活動の中で子ども自身が気づき導き出していくように教師が関わる、教材を準備しているという事でした。

(たくさんご紹介したいのですが…詳しくは、きのくに子どもの村学園のHPをご覧ください)

 

まふぃんも「体験的な活動」を重視し、社会の中で生きる力、自律する力を育てるように、社会性やコミュニケーション力、学習面等の向上を目指す活動を日々模索しています。

今回、“北九州子どもの村小中学校“から

「主体的に子どもたちが楽しく学ぶ、考える活動とは、どんなものがあるのか?」

たくさんのヒントを教えて頂きました。

(きのくに子どもの村、北九州子どもの村小中学校の先生方、生徒の皆さん、ありがとうございました)

 

早速、このことを職員間で共有し、堀さんの話の中で出てきた「ゆで卵」を作る活動を実践することにしました。

療育の目標に合わせて、子どもたちが「考える」ことを重視した活動の紹介です。

 

「ゆでたまごを作ってみよう」

活動のねらいは、みんなで協力しながらゆでたまごを作ること、ゆでる時間を予想したり作業したりすることを通して、自分の意見を言えることです。

まずは、お昼ご飯の材料、パンと卵とツナ缶を子ども達に見せます。

「おかずは何にする?」をきっかけに卵サンドを作ることに決定!

早速、ゆでたまご作りに取り掛かります。

 

「ゆでたまご、作ったことある?」

「あるある!!」「学校で家庭の時間に作ったよ」と子ども達。

作り方と材料、準備はスムーズにできました。

 

さて、ゆで始める前に・・・どれくらいゆでるのか?・・・意見はまちまちです。

1分? 3分? 5分? 15分?・・・・40分!?

いつもはPCなどで答えを見つけてその通りに作るのですが、今日は自分たちでどれくらいゆでればいいのか、実験してみることになりました。

何も言われなくても、自分たちで作業を分担し始めました。(すごい!!)

時計係のT君は大きな声で「今10分経過、後〇分だよ」とみんなに知らせます。

「40分ゆでたら、どうなるかな~爆発するかもよ!!

10個の卵をゆで終わりました。

中身をわってみよう。

1分のは…「あれれ!!生だよ~」

「これは殻がむけるぞ!!」

「温泉卵みたいなのがある!」

「黄みが黒くなってる!」

「このままゆで続けたらどうなるんだろうね~???」

 

ゆで卵の活動、「10分以上ゆでればゆで卵になる。」が子ども達が導き出した答えになりました。

 

できたゆでたまごを使って、卵サンド、

生卵の分はスクランブルエッグにして・・・

いただきます!

おいしい~♪

 

このように、体験活動を取り入れると、

・結果を予測し、みんなで意見を出し合う。(話し合い)

・時間を計る(基礎学習)

・ゆで卵と生卵の違いに気付く(考える)

・作業を分担する(協力する)

・意見をまとめる(話し合い)

など、色々なことをとても楽しく自然に学ぶことができました。。

きのくに子どもの村学園の創立者、堀真一郎さんがおっしゃっていた、

「学びは楽しいものだ」「子ども達の考える時間をうばわないこと」「学ぶ(考える)場面は日常の中にたくさん散らばっていること」

を実感した活動でした。

今後も療育や放ディの活動に研修視察の学びを活かしていきたいと思います。

 

まふぃん上之園 末吉