わらべ歌遊び(錦ヶ丘)

先日、子ども達とわらべ歌遊びを行いました。

 

まふぃんでは、わらべ歌遊びの時に『ジョーゼット』という軽くて薄い、柔らかい布をよく使います。

 

まずは歌に合わせて手の中に隠した布を当てる遊びから。

♪『おてぶし てぶし』

 

緩急をつけたりリズムに強弱をつけたりして難しくしたりもしますが、子ども達もよく手の動きを見ていて正解者続出!

年齢の低い子は一瞬「ん?わかんない」という顔をするのですが、他の子が「こっち!」を指をさす様子を見ながら真似してどちらの手の中にジョーゼットが入っているかを選んでいました。

遊びながら、周囲の人の動きや様子を観察して動く、という事が自然とできていました。

 

次は職員の動きを見て真似をしてみることに。

♪『にぎり ぱっちり』

 

歌に合わせて布を広げていきます。

徐々にふわふわ~と広がる様子を見て子ども達も大喜び!

 

もう一つ真似っこの遊び。
歌に合わせて布を上下に動かし、最後は上に投げ上げる動きで行います。

♪『ちゅっちゅ こっこ』

 

初めての子もいたので、ややロボットのようなカクカクした動きをしていましたが、職員の動きを真似て一生懸命に、でもニコニコしながら友達にしてあげる姿はとってもかわいかったですよ。

自分も楽しみつつ、相手の表情や動きを見ながら、お互いに期待を持って行うことができました。

 

 

お次は四人一組の遊び。

『おふねが ぎっちらこ』という歌に合わせてみんなで前後に動きます。

前に~

後ろに~

 

リズムをとりながらも、友だちに合わせないとできないこの遊び。実はすごく結構難しいんです。

前に動きたいのに後ろの人が引っ張って上手くいかない

後ろに下がりたいのに前の人が動いてくれない…などなど。

 

動きながらどうにか必死に合わせようとします。

…が、上手く合いません(笑)

 

自分の動きや気持ちだけではどうにもならない経験、協力すること、折り合いのつけ方など、言葉で伝えるよりもよっぽど理解できる遊びとなっております。

この遊びは経験を積み重ねていくと徐々に上手くなっていきますので乞うご期待。

 

また、この遊びは周囲の人と近づく、コミュニケーションをとるという人間関係の基礎づくりにも繋がっています。

 

まふぃんに来ている子ども達の中には、周囲の人の動きや気持ちを読み取るのが苦手で距離をとろうとする子もいます。

それ自体は決して悪いことではありません。しかし、これからより大きな集団、コミュニティに入っていく中で、ある程度のコミュニケーションが必要になってくるか場面も増えてくると思います。

そのためには、まずは人と接する経験、ある程度の会話や気持ちのやり取りが必要になってくるはずです。

 

まふぃんではこれらのことを意識して普段の活動を組んでいるのですが、わらべ歌はリズムをとったり周囲の子と動きを合わせたりするほかに、自然と人と近づく経験を積むのにとても役立っていますよ。

 

 

さあ、最後は大きな布を使った『いなかのおじさん』というわらべ歌。

通常は『ずいずい ずっころばし』のような役を決める遊びなのですが、この日は職員がサンタクロースの袋のように担ぎ、部屋をぐるぐる歩いてみました。

歌はというと『いなかのおじさん たんぼみち とおって かえるをふんで げろげろげ』というなんとも言えない歌詞。

そんな歌を歌いながらピョコピョコと動く職員を見て最初はキョトンとしていた見ていた子ども達ですが、なんだかおかしなリズムと歌詞と動きにひかれて「ぷぷぷっ」と笑い出します。

 

そこで別な職員が「後ろについて行ってみたら」と促すと、一人、また、一人と先頭の職員について歩き始めました。

いつの間にか全員に…!

 

ぐるぐると回っているうちに笑いの連鎖が起こります。みんな良い表情になるんです、これが。

 

最初こそ簡単な促しはしますが、後は「楽しそう」「行ってみたい」という子ども達自身の気持ちの変化によって遊びの輪は広がっていきます。大人が促しすぎると「やらされてる」という気持ちを持つ子もいるかもしれませんが、この遊びでは楽しい雰囲気の共有や気持ちの繋がりを感じられたのではないかと思います。

 

目で見て、音を聞いて、リズムを取って…など、わらべ歌遊びには五感を刺激する要素がたくさん詰まっています。楽しみながら自然とお互いの距離感をつかんだり動きに合わせたりできる要素を持っているわらべ歌遊び、今後もゆったりと、時にはおもしろおかしく展開していきたいと思います。

 

今回、わらべ歌の歌詞は省略し、タイトルのみ記載させていただきました。わらべ歌は伝承の遊びでもあるので、まふぃんで覚えたわらべ歌をご自宅に帰って歌ってくれたら嬉しいです。

すぐにでも知りたいという方は、ぜひ職員まで聞いてくださいね♪

 

 

児童発達支援管理責任者 今屋