天気が良い日の砂遊び(上之園)

暖かく天気が良い日に児童発達支援の午後クラス(年少から年長のお子さん)でまふぃんの庭の砂場を使って砂遊びをしました。

活動のねらいは「感触に慣れること」と「汚れを気にせず自由に遊ぶ」の2つ。

まふぃんには感触に敏感なお子さんもいます。「感触が苦手なお子さんも遊ぶ中で砂の感触に慣れ、感触を楽しみながら遊べるようになって欲しい」という思いでねらいを立てました。

以前であれば、砂が手に付くと「手を洗いたい。」と言っていたお子さんも砂の上に座り、友達と一緒に砂の感触を楽しみながら遊ぶ姿がありました。

保育園の0歳児クラスでも砂に触れる経験を取り入れている程、砂の感触は今後子ども達が生きていく上で経験するサラサラやベタベタの感覚を経験することが出来る一番身近な素材です。

 

 

では、どのような活動だったのか、お話します。

嬉しそうに外に出ていく子ども達。

まずは砂で汚れる経験、友達と場を共有することで友達と接近する経験をする為に砂場の中に足湯を作りました。

職員が大きな穴を掘り、「どうぞ!」と言われるまで待ちます。

子ども達は早く遊びたくて仕方がありません。

待つ経験は我慢する気持ちを育み、次の行動への意欲と集中力を高めていきます。

また、しっかりと話を聞いて行動することは怪我の防止にもなりますし、今後子ども達が小学校に就学してから45分の授業を座って聞く為の練習にもなります。

砂場の真ん中に大きな穴が空き、全員が座り終わると暖かいお湯が...

「暖ったかい!」「お風呂みたい!」と大興奮の子ども達。

 

以前は汚れることを嫌がり砂の上にも座れなかったAくん。(年長)

今回は手足に泥が付くことを嫌がることなく、友達と一緒に足湯に座ることが出来ました。

今まで感触遊び(砂遊びや小麦粉粘土遊び)や汚れる経験をまふぃんや幼稚園で沢山経験してきたということが大きかったかもしれません。

足湯の中に入れたのがお湯だったことも本児にとって良かったのかもしれません。

 

 

次に宝探しをしました。

「○○と△△を隠すよ。」と職員が伝えると興味津々で聞いています。

「早く呼ばれたい!」という気持ちからソワソワし始める子も...。

「スタート!」の掛け声と共に一生懸命に砂の中を掘り始めた子ども達。

「あったー!」と目を輝かせている子もいれば、悔しそうな表情の子もいました。

 

何を探せばよいか、集中して聞いていたBくん。(年長)

実は普段は探し出すことができないと「もうやらない!」と言って怒り泣き出すお子さんです。

 

ですが、この時は違っていました。

取れなくても「取ろうと思ったのに取れなかった。」と言い、静かに座って次の宝探しにも参加することが出来たのです。(写真がなくて残念…。)

B君が「取りたかったけど、取れなかった。」という悔しい気持ちを自分で受け止め、我慢をして「次は頑張ろう!」と前向きに考えることが出来た瞬間でした!

そして普段であれば、活動が終わる時に「まだやりたかった!」と泣く姿がありますが、すんなりと室内に戻ることが出来ました。

悔しい思いはしましたが、「やりきった。」と活動に対して満足感を感じることが出来ていたのかもしれません。

 

 

人は生きている中で様々な感触に触れることがあります。

ですが、経験がなければ、信用して触ることはできません。

まふぃんでは活動の中で子ども達が苦手に感じていることにもスモールステップ(少し頑張ったら出来るかも)で経験し、「楽しかった。」「出来た。」を感じられるように支援していきます。

 

まふぃん上之園 岡部