まふぃんの広さを求めよう!

先日の放課後等デイサービスの自由遊びの時間。4年生の男の子がまふぃんの部屋の面積を調べました。新聞で作った剣を繋げ部屋の長さを計り、計算をして面積を求めました。これこそ体験的な学びですね。机上の学習が実際の活動や生活に活かせるという経験をする事が学習への意欲につながるのではないでしょうか。

 

 

最近、小学生は新聞で剣を作るがブームになっています。

沢山作る、長く作るなど友達と競い合いながら遊んでいます。

そんな中、新聞の剣を繋げながら

「2mってどのくらい?」と男の子が尋ねてきました。

「ソーシャルディスタンスだよ、2m離れないとね」

「ソーシャルディスタンス」という言葉をよく聞くようになりましたね。この男の子はコロナをきっかけに人との距離、2mという長さ興味を持ったようです。

 

30センチ定規を渡すと2mを計り、2mの新聞の剣を作りました。

床に置いた剣の端に座ると「2mって結構長いんだね」と男の子。

さらに新聞の剣を長く繋げていきました。

部屋の端から端まで新聞の剣を繋げ、部屋の長さを調べようと30センチ定規で長さを計り始めました。すると、定規と床の格子の模様を見て、「この四角、30センチじゃない?」と気づきました。計ってみるとピッタリ30センチ!

「この四角の数を数えると長さが分かるね」と伝えると、男の子は床の四角を数え始めました。30センチの四角が19個分「計算したい!」というので紙と鉛筆を準備。

「30×19」と筆算を始めました。答えは570cm

「じゃあ横の長さも調べよう!」と

また新聞の剣を並べ、床の四角を数え、長さを計算します。横の長さは600cm。

 

ここで、ふと面積も求められるのでは?と思い「面積の勉強した?」と尋ねてみました。

「勉強した、縦×横でしょ」「あっ!まふぃんの広さも調べてみよう!」と計算を始めました。3桁×3桁の計算に苦戦はしましたが、答えを出す事ができました。

 

4年生のこの男の子。今では学習時間も一生懸命に取り組んでいます。しかし、3年生まではそうではありませんでした。苦手な学習では5分も集中ができません。姿勢が崩れ、周りに気を取られ、お喋りが始まるという事もしばしば・・・。

 

ただ、学習の要素を盛り込んだ活動は大好き。面白いという事には長時間集中して取り組めます。今回のように部屋の面積や折り紙で大きな車を作る、動く車を作るなど・・・

大きな車を作る時には、大きさを決め、設計図を書きました。動く車の時には動く方法を一緒に考えました。

「これは算数の勉強だね」「理科の授業思い出して」など学習と繋がっていることを伝えると、男の子も「授業、ちゃんと聞いとかなきゃ!」と勉強に前向きな言葉が聞けるようになりました。

 

 

まふぃんの子ども達の中には机上の学習では理解するまでに時間がかかり、やる気をなくしてしまう子もいます。そんな子ども達にはただ勉強をさせてもなかなか学習が身に付いてきません。それは子ども達人って勉強はやらされるものであるからです。

 

今回のように経験しながら学ぶ。遊びだからこそ「楽しそう」「やってみたい」と意欲的に取り組む事もできます。机上の学習が実際の活動に活かせるという経験は大切だと思います。自分の知りたい、やりたいという目的のために、学校での勉強が必要と気づけると、勉強が楽しくなるのではないでしょうか。

これからも子ども達の学びを大切にした活動を考えてきます。

 

 

早いもので、今年も残すところわずかとなりました。

保護者の皆様には、ご理解ご協力を賜りましてありがとうございました。

来年も子ども達の成長を保護者の皆様とともに見守っていきたいと思っております。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

2021年が皆様にとって素敵な1年になりますように・・・

 

 

まふぃん(上之園)

児童発達管理責任者 中村