1年生がやってきたよ!~名刺交換~

少し前になりますが、放課後等デイサービスでは新しい友達が入ってきました。

初めて対面した子ども達を見てみると、自分から話しかける子がいれば、緊張している子もいる様子。

そこで、活動では“名刺交換”を行って、友達に慣れる為のきっかけを作りました。

 

今回は自ら友達に近づいて話せるように、職員が渡す相手を決めるのではなく、子ども達自身が相手を探して名刺を渡せるように工夫もしました。

 

では、今から活動の様子を詳しく紹介していきます。

 

4月1日。1年生初めての放課後等デイサービスがスタートしました。

児童発達支援から利用している子ども達なので部屋は見慣れていますが、いつもとは違う友達がいるので少し緊張している様子。

早く友達に慣れてもらう為に、活動の始めは自己紹介をしました。

 

まず、自己紹介の仕方を知ってもらう為に、上級生達の見本を見てもらいました。

人前で話すことが苦手な子も、今年は「○○です。よろしくお願いします。」と、堂々と発表することができました。

今度は1年生達の番。高学年の子達の真似をしながら発表をすることができました。

全員自己紹介をしたことで、どんな友達がいるのか分かった子ども達。

しかし、自己紹介を1回行っただけではなかなか名前を覚えられない・・・。その為、今日のメイン活動名刺交換も行いました!

 

まずは、名刺作り。

1年生達は、職員とひらがなを確認しながら名前を書きます。

「難しい」と言う子もいましたが、最後まで諦めずに書くことができました。

2年生以上の子ども達は、それぞれ書いていきました。

1年生達が分かるように平仮名で書いたり、見えやすいように大きな字で書いたりなど、貰う相手のことを気遣いながら書くことができました。

その中でも感心したのは、どの子も丁寧に字を書こうとする所。

字を書くことが苦手でつい雑になってしまう子も、「1年生が分かるように書きたい」と言い、時間をかけて書いていました。

 

さて、名刺を書き終わりました。今からは、交換タイムのスタートです。

1年生達は、職員と一緒に友達を探しに行きました。

相手を見つけると、早速大きな声で「○○です!」と名刺を渡すことができました。

ただ、緊張してしまう子は渡すタイミングが分からず、下を向いてモジモジ。

「1年生の子だから緊張するよね・・・」と心配していた時。

 

1人の中学生が「あの、名刺交換しませんか?」と声を掛けてくれました。

 

その子は普段、自分から友達に関わりにいくタイプではないですが、1年生の緊張している様子を見かねたのか、勇気を出して声を掛けたのだと思います。

1年生の子は声を掛けられたのが嬉しかったようで、笑顔も見せながら名刺交換をすることができました。

ほかの上級生の様子も見てみると、どの子も優しく声を掛けてくれる子が多かったように感じます。

放課後等デイサービスの異年齢集団の中で、年上の友達に優しくしてもらう経験があったからこそ「年下には優しく接する」ことを自然と学んでいるのではないかと思います。

 

今回の名刺交換。

初対面の人との挨拶の仕方・コミュニケーションの仕方を学ぶ事ができました。

 

学生や社会人になると、初対面の人に挨拶する機会が増えてきます。

その時、挨拶の仕方や表情によって「この人、いい人だ」「仲良くしたいな」など第一印象のイメージが持たれる事が多いです。

この挨拶の仕方は、練習をする事で身に付くことができます。

 

活動では、名刺を渡す時に突然挨拶をする子が何人かいましたが、高学年達は「名刺交換しよう」「こんにちは」など、相手の様子を見ながら挨拶をすることができていました。

この高学年の子ども達は、初めからコミュニケーションができていたのではなく、活動を通して段々とやり方が分かり、挨拶の仕方やコミュニケーションの仕方が少しずつ上手になってきたと思います。

そのきっかけの1つが”ナガヤ交流会”です。

 

交流会の本番では、どうやってコミュニケーションを取ったらいいか声掛けをして学べるようにしていますが、それだけだと「何が良くなかったのか」忘れてしまう事があるので、挨拶の事前練習(ロールプレイ)や振り返りも行い、習得できるようにしています。

 

この、ロールプレイ→本番→振り返りを繰り返し経験する事が大事です

これからも、活動の中でコミュニケーションの仕方や挨拶の仕方を学べるようにSSTや交流会などを行い、最終的には生活の中で活かされるように支援していきたいと思います。

まふぃん上之園

亀澤