住人さんの優しさ ~七夕に願いを込めて~

 

〝ナガヤタワーの住人さんと、お喋りをしながら作れますように〞

と、短冊にお願いを書いた昨年の七夕』

今年も、新型コロナウイルスの影響で、〝お喋りをしながら〞

作る事は出来ませんでした。

 

ですが、昨年同様、ナガヤタワーの住人さんに、願い事を書いてもらい、七夕飾りを一緒に作ろう

という事になりました。

 

今回の交流のねらい

『友達の考えを聞きながら、協力して作る事が出来る(コミュニケーション)』

『直接交流が出来なくても、相手の事(ナガヤの住人さん)を想いながら

作る事が出来る』

 

お願い事を書いてもらう。と意見はでましたが、話が先に進みません。

 

「去年は、色画用紙に笹を描いたよね」

「今年も笹にする?」

「えっ!また笹?」

 

話し合いは平行線。イメージがつかない様です。

そこで、七夕の絵本を読み聞かせする事にしました。

すると、彦星と織姫が会う『天の川』の場面で、

身を乗り出し「おっ!」と歓声を上げました。

 

『天の川』にしよう!

全員一致で、天の川を描き短冊を貼る事に決定。

 

星が沢山集まり、川のように見える天の川。

「天の川は、キラキラの折り紙で貼ろう!」

「そしたら綺麗だよ」

 

子ども達は、〝どのようにしたら綺麗に見えるか〞〝住人さんが喜んでくれるか〞

一生懸命考えます。

「星が出ている時の空は、夜だから黒で色を塗ろう」

「でも、銀河ぽいから黒より青に近いかも」

意見を出し合い、決めていきました。

 

以前は、話し合いになり自分の思いが通らないと

「何で!」「僕は(私は)~したい」

と、譲れない姿や怒ったり拗ねる姿が多く見られていました。

しかし、今では冷静に相手の話を聞き受け入れたり

意見を言う子も〝何故そうしたいのか〞理由を伝える事が出来るようになってきました。

話し合いの目的は、『いろんな意見を皆で出し合い、どのようにするか決めていく』です。

結果は、自分の思いと違う事があります。

 

このような時に、「自分のしたいこととは少し違うけど、まっ、いいかぁ」と

人の意見を受け入れる力は『柔軟に対応をする力』にも

繋がっていきます。

学校生活や社会生活を送る中で、早めに身に付けておきたいですね

数日後、お願い事を回収にナガヤタワーに行くと、

子ども達が作ったポストに、沢山の短冊が入っていました。

「うゎ!いっぱいだ!」と

短冊を集めて嬉しそうに見せるAちゃん。

どんな、お願い事が書いてあるのかな…

  • ご紹介します。

・まふぃんのみなさんと交流出来ますように。

・まふぃんのみんなが元気になりますように。

・まふぃんのみんなが健康で笑顔でいられますように。

・まふぃんのみんなの夢が叶いますように。 etc.

 

ナガヤの住人さんが書いて下さった短冊には、

まふぃんの子ども達の事を想う〝温かい言葉〞〝やさしさ〞に溢れています。

子ども達も、その短冊の言葉を読み

「僕(私)たちの事が沢山書いてある」

「一緒に作りたかったね」と、

住人さんの〝優しさ〞〝想い〞が

しっかりと伝わった瞬間でした。

お喋りをしながら行う、積極的な交流が難しい今。

今だからこそ、このような形での『心と心の交流』

大切にし、関わりを深めていきたいと思います。

 

子ども達には、このような地域の方たちの温かい眼差しが欠かせません。

人との繋がり、様々な年齢の方との交流が社会性だけでなく

子ども達の『心の成長』にも欠かせない大切な経験です。

 

 

出来上がった、七夕飾り。

ナガヤの玄関に飾りました。

みんなの願い、叶いますように!

 

まふぃん上之園

寺田