芽がでるかな?

 

私たちが毎日食べている様々な野菜や果物。

その中には種が入っている物があります。

5月に野菜の苗を植え、観察、食する経験を重ねてきた子ども達。

観察を定期的に行った事で、成長過程に疑問が湧いたようです。

それは、育ったオクラを見て

〝収穫せずに放置したら、どうなるのだろう?〞

と言う疑問。

野菜の成長や変化に、関心を持ち始め瞬間でした。

そこで、1本は、放置して様子を見る事にしました。

野菜の収穫を行っていると、一人の子どもが

「この、オクラこのままにしていたらどうなるの?]

 

と聞いてきました。

今までは

〝虫がいるから触りたくない〞

〝出来るなら近づきたくもない〞

といったオーラを全身から感じさせる子どもの発信がきっかけでした。

 

季節に関係なく手に入る野菜。

簡単にスーパーで手に入るようになった事で、季節感がなくなり、

どの様にして実をつけるのか(土の中なのか、葉に実をつけるのか)

どのように枯れていくのかを知らない子ども達が増えています。

それは、子ども達ばかりでなく、私たち大人も同じです。

便利になった反面、『野菜や果物の旬』『食べ物が口に入るまでの苦労』

を忘れ、当たり前のように食事を頂いているように感じます。

 

さて、1ヶ月程放置すると・・・

「これ何?」「おくら?」

「茶色くなっている」「軽い!」

さやが茶色く変化していました。

この変化に驚きです!

子ども達にとって〝オクラは緑色〞

茶色く、そして軽くなるとは思っていなかったようです。

さやを手にした子ども達。新たな発見をしたようです。

「この、オクラ音がする!」「本当だ!カラカラしてる」

「何で?」「おもしろい」

 

 

比較する

茶色になったオクラと緑のまま固くなったオクラを比較してみました。

・茶色・・カラカラと音がする・軽い・かさかさ

・緑・・・茶色より重い・ベタベタ・音がしない・匂いがする。

 

割ってみる

・茶色・・種は黒色・固い・さらさら

・緑色・・種は白色・ベタベタする。臭い

 

少しずつ子ども達の興味が広がっていきます。

種の中はどうなっているのだろう?

次なる疑問が湧いてきました。

 

結果は・・・

・茶色・・手で叩いたり、水筒で叩いても割れない!

割れるどころか、種はコロコロ転がり見つけるのに大変。

「固いよ!」「割れない!」あちこちから声が聞こえました。

 

・緑色・・爪を立てると割れる。外側は白、中身は緑。

中身が緑色をしていた事に驚いていました。

成長と共に、変化していく事(白色から黒色に)や、小さくて固い事を知り

興味深く観察をしていました。

 

植えてみたい

「この種が育つか植えてみたい」「今、植えたらどうなるの?」

自分たちの育てた野菜の種から野菜が育つのか?

子ども達の探究心が止まりません。

実験が大好きなA君の発信で、植えてみる事に決まりました。

 

その前に、いつ撒いたらいいのかな?

 

A君が調べてみると、「4月にならないと植えられないんだって」

と少し残念そう。

「でも、少しだけ植えてみよう!」

「実験したい!」

疑問に思った事は、すぐに試してみたい。

いいですね!

自然は、『~したらどうなるのだろう』と疑問を持ったり

観察する中で『発見・感動』するなど、不思議な力持っています。

世話をしたり、観察や食する一連の経験を通して、命あるものを大切にする。

 

今回、苗植えから収穫後まで観察をし記録を書いた事で、

登下校時に、自ら野菜を見に行く姿もあり、

野菜の成長や変化に、興味が深まったようでした。

 

さて、オクラの種。

実験の結果はどうなるのかな?

 

それと残りの種。

来年、芽が出て実が成るのでしょうか?

楽しみです!

 

まふぃん上之園

寺田