お知らせ

2021.10.04

ブログまふぃん錦ヶ丘

お米プロジェクト~子ども達の思い編②~

お米プロジェクトでは「子どもがお米を育てていく中で体験した内容」を、絵日記(子ども目線)にしてご紹介していきます。

今回はその第二弾!!

 

第一弾は【お米プロジェクト始動】【稲の種まき】【稲の植え替え】

※詳しい内容はこちらをご覧ください→【お米プロジェクト~子ども達の思い編~】

 

第二弾は、さらに自然体験を主とした

【 6月 田植え 】

【 8月 稲と生き物の観察 】

そして、まふぃんで植え替えをした

【 バケツ稲の観察 】

の3つをご紹介です。

 

 

【田植え】

*こども園の園長先生の田んぼを使った田植え体験。

2グループに分かれ、横一列になって稲を植えましたが、田んぼに入るのは初めての体験!中にはバランスを崩して倒れそうになる子も・・・。

バケツ稲で汚れたのは手のみでしたが、今回はドロドロの田んぼの中に足まで入れて、慣れない感触とぎこちなくなる動きに悪銭苦闘。それでも真剣な顔で取り組んでいた子ども達を見て「みんな偉いなぁ、凄いなぁ」と感心していましたが、実は『(土の感触が)気持ち悪かった』という意見も。そんな中頑張ってくれていたことを知り、子ども達の意欲と責任感にさらに感心しました。

*田植えを待つ間、生き物の写真付きの観察シートを配って田んぼにはどんな生き物がいるのかを調べていく時間。

見慣れたオタマジャクシやバッタの他に、ジャンボタニシや謎のピンクの卵を見つけ、田んぼでしか見ない生き物の発見に喜んだり驚いたりしていました。

特にピンクの卵について気になる子が多く、「これは何?」という疑問から、本やインターネットで調べ、「先生、何の卵か分かったよ!」と教えてくれる子もいました。

 

【稲と生き物の観察】

*8月に行った稲と生き物の観察。

雨のぱらつく中で観察を行いました。植えた時と比べてどのくらい成長したのか調べた際に、予想よりもはるかに早く大きくなっていたことに驚く姿がありました。

田んぼの水が抜かれていたことに気づいた子は、稲の育ち方を調べた際に『中干し』という工程があったことを思い出し、「これは中干しだよ!」と伝え合う姿も見られました。

また、生き物観察では、6月の時にたくさんいたオタマジャクシやジャンボタニシの卵が減り、カエルやジャンボタニシが増えていたことに気づいていました。なんとなくですが、生き物の数の変化や成長から季節の移り変わりを肌で感じてくれたようでした。

雨も降り蒸し暑い中、一人ひとりが役割を担い、責任を持って観察したこともあり、帰りのバスはぐっすり眠っているこも多かったです。

 

【バケツ稲の観察】

*6月にまふぃんで植え替えをした稲の定期的な観察。

元々3本~5本しかなかった稲は上に伸びていくにつれて20本以上になっていることに驚いたり、稲を置く場所ごとに茎の太さや葉の色が少し違うことに気づく子もいました。

稲穂が茶色くなる理由は、稲の病気や害虫の影響、水やりの回数が少なかったことが考えられますが、『太陽の光が反射して焦げた』という発想も!子ども達ならではの発想で、思わず「なるほど!」と思ってしまいました。

 

 

お米プロジェクトで行う活動を絵日記で書いてもらうことで、体験から得た子どもたちの感想は様々で面白いものばかりでした。また、「調べる」「聞く」「考える」または「考察する」など、子どもたちの心の内側から出てくる関心にも気が付くことが出来ました。

 

田んぼでの田植えと観察の経験は、まさに自然の中でしかできない『体験的な学び』です。

自分自身で体験しないと分からないことに気づき、そこで生まれた疑問や考えを友達と伝え合い、調べながら答えを見つけていく…。田んぼでの体験は新鮮だった分、子ども達の「知りたい」「不思議」と思う気持ちはいつも以上に刺激されたようでした。

 

 

一つ一つの活動が新しい発見や次への期待を膨らませるお米プロジェクト。

次の絵日記ではどのようなこと感想が見られるのか楽しみです。

皆さんもお楽しみに!

 

 

お米プロジェクト担当

今屋

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