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2023.08.26
ブログ
8月 園長のつぶやき(錦ヶ丘)
高校野球盛り上がりましたね。
高校野球ファン歴〇十年の私。夜な夜な見逃し配信の試合を見ながら、泥まみれのユニフォームで懸命に走り込んでいく姿に大興奮そして号泣の毎日でした。
最近の高校野球のあり方も、頭髪や指導方法など時代とともに大きく変化してきたと感じます。そんな中でもいつになっても変わらないのは、勝って嬉しい涙、負けて悔しい涙です。どちらの涙もここまでやってきた努力の証で、最高に心揺さぶられる涙だと思います。
まふぃんの活動の中でも負けて悔しい経験、思い通りにならない経験を意図的に作り出すことがあります。
悔しい悲しい気持ちを十分に受け止めることで、自分の感情や経験を否定せずにスムーズな気持ちの切り替えができるようになっていきます。そして、人や自分を傷つけることなく、どうやったらうまくいくんだろうという気持ちへと変化していって欲しいのです。子どもたちは本当にすごいです。一度の悔しい経験から、気持ちの折り合いのつけ方、目的達成のための試行錯誤を身に着けています。そして、悔しさや、気持ちを立て直して次へと向かう大変さを知っているからこそ、人を思いやる気持ちや協力協働の力が育まれていくのではないでしょうか。
悔しい経験は大人にとってもできればあってほしくはないことです。しかし、そこから自分の考え方ややり方の足りない部分に気づくこともあり、目を背けていた自分の課題に向き合うきっかけへとなっていくのではないでしょうか。大人になってからはなかなかにダメージも大きく、なにくそ!と立ち上がるまでに時間がかかってしまいます。私もそうです。
子どもたちがまふぃんの活動の中で、ちょっと悔しいことも経験しそれを「負けてたまるか!」の力に変えていって欲しいと思います。
昨年度、夏の甲子園で優勝した仙台育英高校の監督のインタビューはメディアにも取り上げられて有名です。
「青春って、すごく密なので」
コロナ渦で人との接触を避けることを余儀なくされた3年間。
チームのみんなで達成したい目標があったのに達成できずに悔しかったこと。どうにもこうにも思い通りにならなかったこと。そんな経験をしてきたからこその、嬉し涙と悔し涙なのかなと思います。
負けてたまるか!
高校野球最高!感動をありがとう!
今しかできない密な青春時代を思いっきり過ごしてほしいです。
まふぃん錦ヶ丘 吉村佳代
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