お知らせ
2023.11.16
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放課後等デイサービス説明会(錦ヶ丘)
先日、来年度就学を迎えるお子様の保護者の方に向けた、放課後等デイサービス説明会を行いました。
一昨年までは、利用時間や送迎の内容など、放課後等デイサービスの内容を説明するだけでしたが、昨年度から活動の様子も見ていただき、より放課後等デイサービスのイメージが持てるようにしています。
その中で一番伝えたかったことは、児童発達支援と放課後等デイサービスの継続的な支援についてです。
まふぃんの児童発達支援(年少々~年中クラス)では、子どもの「やりたい!」という気持ちを引き出しながら、友達と一緒に物や場所を使えるようにしています。
物が限られているので、最初の頃は「ぼくのー」「どいて」と、友達とケンカになることもしばしば。上手くいかない経験をしていきながら、少しずつ我慢できるようになったり、友達と物の貸し借りができるようになっていきます。
年中・年長クラスに上がると、今度は友達と一緒に何かを作ったり、取り組んだりする場面を増やしていきます。自分と友達のやりたい事が違い、「それ違うよ!」と言い合いになってしまう事もありますが、そういった感情のぶつかり合いを通して、少しずつ友達に合わせられるようになったり、感情のコントロールができるようになっていきます。
では、放課後等デイサービスでは?
放課後等デイサービスの活動では、より友達と協力し合えるような場面をたくさん作って活動していることをお伝えしました。
児童発達支援でも、チーム戦や2人組のゲーム行っていますが、まだまだ自分が一番!の子ども達は勝つために一生懸命になってしまって、相手のことまで気が回らないことがほとんど。
小学生にもなると相手に合わせたり、一緒に話し合いながら戦略を練ったり同じ目標に向かって取り組むことができるようになってきます。
コミュニケーションを取りながら、さらに友達と一緒に取り組むことができるように、放課後等デイサービスでは友達と協力する活動を行っています。
協力し合う中で、子ども達には協調性やコミュニケーション力をつけてほしいと思っています。
【協力の活動を紹介!】
協調性とは・・
・相手の話や意見を受け入れることができる
・意見が異なっても妥協点を見つけることができる
ほかにも色々ありますが、協調性とは、人とうまく付き合うためのスキルの一つです。
発信力はあるけれど相手の話を受け入れるのが苦手、意見が合わなくて怒ってしまう。
そういった子ども達の姿を踏まえて、まふぃんでは協力する活動を入れて、子ども達が少しずつ協調性を身に付ける事ができるように支援しています。
例えば、積み木の活動。
ペアの相手と交代しながら一個一個積んでいくゲームですが、最初の頃は相手の積み方が気に入らず怒ってしまうこともありました。相手の置いた積木はやり直したらダメというルールなので、なかなか自分のやりたいように進みません。友達のターンが来るともどかしくなってしまいますが、自分の番が来るまで我慢我慢・・。そこで少しずつ相手のやり方も受け入れることができるようにしています。
また、ゲームを始める前はチームで作戦会議。
「この長い積み木使ったら良いよね」
「いやいや、小さい積み木でしょ!」
と、お互い話し合いながら、相手の話も最後まで聞けるようにしています。
自己発信が得意な子は、話し合いになると自分の意見を積極的に言えますが、逆に周りに合わせ過ぎてしまう子は、相手の話を「うんうん」と聞いて、意見をなかなか言えない。そのような子に対しては、リードしないといけないような場面を作り、自己発信ができるようにしています。
小学校に入学したばかりの頃は「大丈夫かな・・」「学校楽しんでいるかな」と不安になるかと思いますが、きっと大丈夫。
最初は、緊張している子ども達も、日を重ねるにつれて「今日は楽しかった」「友達できた」と嬉しそうに教えに来てくれます。
私たちは保護者の方と一緒に成長を感じたいと思っています。就学に関して不安なことがありましたらいつでもご相談ください。
まふぃん錦ヶ丘 亀澤
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