お知らせ

2024.01.27

まふぃん錦ヶ丘

1月 園長のつぶやき(錦ヶ丘)

今月はまふぃん、まふぃん錦ヶ丘両園とも自主点検監査を行いました。

鹿児島市では福祉サービス事業所に対して、利用者の自立支援と人権擁護及び尊厳の維持、福祉サービスの適正な運営、サービスの質の向上及び適正な給付費の適正な請求についての実地指導が行われています。概ね2年に一度の実地指導ですが、まふぃんでは実地指導とは別に毎年この時期に自主点検監査を実施しています。

法人本部の職員、両園の施設長、主任立会いの下その年の重点項目と自己点検表と照らし合わせて書類や記録の有無はもちろん、適切に処理がなされているか不備がないかを細かに確認しています。

児童発達支援事業所が事業を行うには、毎日記録しなくてはならない書類や毎月鹿児島市に提出しなければならない訪問支援の記録や月報、その他に個別支援計画、研修の記録などなど必須とされる書類があります。その他にブログや連絡帳など、約60名の利用児分を職員6人で日々こなしています。膨大な事務作業に追われるあまり、肝心な支援がおろそかにならないよういろいろと工夫しながら取り組んでいます。

今年度、まふぃんではペーパーレス化を意識して業務にあたっています。アプリの活用や電子署名の導入により、紙で書類を準備して配布、それをまたファイルに綴るといった時間がなくなりました。できた時間で、研修を受けたり、より綿密なミーティングの時間を確保することができています。
11月に参加した全国の社会福祉法人の施設長が集まる研修では、各施設の支援の差、学びの差、ICT活用の差をひしひしと感じました。事務作業に追われ、利用者の支援が後回しになっている施設があったり、その逆で事務の時間を確保できず後回しになっている施設もあるようです。中には事務作業が終わらず連日残業が当たり前になっている所もあるようでした。熱い福祉の志を持って支援を行うからこそ、どうしても時間を捻出することができない。よく分かります。

以前、上司から「武器を持たずに戦いはできず!」と言われたことがあります。ここで言う「武器」とはICTの活用、「戦い」とはよりよい支援のことです。時代の流れと共に便利なツールが登場し、何年か前までは手書きだった作業も今ではパソコンやタブレットで完結できるようになりました。これは、決して職員が楽して仕事をするためのツールではなく、より子ども達のために力を注げるアイテムだと私は思っています。

私達は、何のために支援をしているのか?誰のための施設なのか?を常に問いながら日々の業務にあたらなければいけません。もちろん適切な運営、クリーンな運営を行うことは大前提とし、子ども達の成長と変化の 為に今後も日々の支援に取り組んでまいります。

・・と、言っている私ですが新しいアイテムが登場するたびにアタフタとしております。1度教えてもらってもなかなか覚えられないこともしばしば。これからも、根気強く教えてくれるスタッフと「OK、Google!」と共に時代の流れに乗り遅れないよう精進してまいります。

 

まふぃん錦ヶ丘

施設長 吉村佳代

 

お問い合わせ

児童発達支援事業所まふぃんのウェブサイトにお越しいただき、誠にありがとうございます。 当施設に関するお問い合わせは、お電話にて受け付けております。お気軽にお問い合わせください。

まふぃん(上之園町)

TEL 099-250-9361

受付時間/9:30~18:00 ※日・祝を除く

まふぃん錦ヶ丘(吉野町)

TEL 099-210-7840

受付時間/9:30~18:00 ※日・祝を除く

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