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2025.02.03
ブログ
児童発達支援と放課後等デイサービスの違いとは?
■まふぃんの療育は何が違う?
私は4月からまふぃんで働いています。まふぃんの療育は子どもの困りごとに直接アプローチし、「子どもが変わる」ことをモットーとしています。その療育の要となる「活動」に私も携わるんだ!と当初の私は期待と不安でいっぱいでした。
「活動」は進行役であるリーダー職員と、2名のサブ職員で行います。まず私はサブとして活動の現場に慣れることからスタートしました。打ち合わせから活動、振り返りを通してまふぃんの療育の基本的な考え方や具体的な支援について繰り返し学ぶ日々です。そうしてサブとしての経験を重ねた後、未就学児を対象とした児童発達支援のリーダーを任される日がやってきました。
リーダーを務めて初めてわかったことがあります。「楽しいことを目の前にすると、子どもたちはじっと座って大人の話を聞ける」「大人の関わり方ひとつで子どもの行動は変わる」。「次は何をするの?」というように集中してリーダーの話を聞こうとする子どもたちのキラキラした目が忘れられません。
児童発達支援のリーダーデビューの後、「よし、次の目標は放課後等デイサービスでのリーダーデビューだ‼」と意気込みましたが、なかなかデビューの日はやってきません。「児童発達支援と放課後等デイサービスって違うの?」
■児童発達支援で土台を作り、放課後等デイサービスで枝葉を付ける
小学生以降になるとできることが増えて、子どもを取り巻く環境も高度化します。場面に合う行動や思いやりを持った言動がより求められるようになり、他者と協力しなければいけない場面も増えていきます。活動もそれに対応した内容となっていきます。
ほかにも放課後等デイサービスではもちつき会やカフェ、そうめん流し等のイベントや畑づくり、買い物体験等も行っています。日頃の活動から発展したそれらの取り組みは、子どもたちの「これをしてみたい!」という思いから始まりますが、実行できるまでには話し合いを重ねてみんなの意見を取りまとめたり、スケジュールを立てたり、役割分担をしてみんなで協力をしたり、後片付けにまで気配りをしたりする等の準備が必要不可欠です。これらを子どもたちが主体となってできるようさりげなくサポートするのが大人の役割です。
長時間座って話を聞くことが苦手な子どもが身を乗り出すようにしながらじっと座って参加したり、他者に自分の気持ちを伝えるのが苦手だった子どもが頑張ってイベントの発信役となりリーダーの役割を果たしたりする姿を見ると大きな成長を感じます。
日々子どもたちと一緒に学びながら迎えた放課後等デイサービスのリーダーデビューを通して私が感じたのは、どちらも子どもたちの「自立を目指す」「社会性を育む」という大きな目標については同じだということ。児童発達支援で土台を作り、放課後等デイサービスで枝葉を付ける。他者と良好なコミュニケーションを取りながら、自分で考えて行動する、頭の中にある夢を工夫しながら実現することができる。子ども達がその後の人生で大きな花を咲かせられるよう支援していきたいと思います。
まふぃん 上薗
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