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2025.07.09

ブログまふぃん錦ヶ丘

児童発達支援、運動遊びの中で(錦ヶ丘)

年少々~年中クラスの運動遊び

このクラスでは、部屋の中に運動遊具を何ヵ所か用意します。6月上旬の運動遊びでは、活発に動く子どもがいる一方で、床に座り込んで、なかなか遊びに向かわない子もいました。動きを見ていると、段差を降りるときにお尻をついたり、登ると体がグラグラと揺れたり。新しいものを見ると立ち竦んでしまうこともありました。

自分から遊びに行くことは、全ての成長の土台になります。まずは自分から遊びに向かう機会が増えて欲しいと思いました。

 

自分から遊びに向かうってどんな時?

子どもが自分から遊びに向かうのは、そこに「やってみたい!」と思えるものがあるときです。簡単すぎるとすぐ飽きてしまい、難しすぎるとあきらめてしまいます。「頑張ったらできるかも」という丁度いいものに、子どもは夢中になります。

夢中で遊ぶ中で体を上手に使えるようになり、その中で集中力や思考力、忍耐力といった心も育ちます。そして、その育ちがまた次の「やってみたい!」に繋がっていきます。

 

6月後半の運動遊びで、「やってみたい!」と自分から遊びに向かう姿が見られました。ここからは、写真でその様子をお伝えします。

バランスを取りながら渡る運動遊具を一ヵ所準備しました。はじめは、遊具の上で手をついてバランスを取っていた子どもたち。

何度か挑戦するうちに、一番年上の子が立ったまま渡りきることができました。「立って渡れたね!」と職員が声をかけると他の子も思わず再挑戦します。

 

それを見た年下の子どもたちも、挑戦!

ある子は、まだ立つだけで精一杯。ですが、無理に渡らせる必要はありません。大切なのは、自分から遊びに行き、何度も取り組むことです。

冒頭で触れた、段差をお尻で降りていた子も、少しずつ自分から遊びに向かう時間が伸び、立ったまま段差を降りられるようになりました。職員一同うれしい瞬間でした。

これからも子どもたちの「やってみたい!」の気持ちを引き出し、自分から遊びに向かう機会をたくさん作っていきたいと思います。

 

参考文献:掛札逸美、 酒井初惠、高木早智子・21世紀の証拠に基づく「子ども育て」の本」(2025)・ぎょうせい

まふぃん錦ヶ丘 櫻田

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