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2025.02.26

ブログまふぃん錦ヶ丘

自信をつける(錦ヶ丘)

1か月前から放課後等デイサービスを利用し始めたKさん。

Kさんは、恥ずかしがり屋で自分から発信すること少し苦手です。自分から発信することは苦手な様子ですが、友達から声を掛けられると楽しそうに一緒に話したり遊んだりする姿があります。活動に興味はあるものの、自信が持てない事に対して取り掛かることが不安そうな様子もあります。初めてまふぃんの体験に来た時、運動遊びの活動を行いました。活動には参加することが出来ましたが、途中から「やらない」と言ってマットに座ってほかの子の様子を見ている姿がありました。

少しづつ変わってきたこと

まふぃんに通い始めて、初めは玄関の前で様子を伺い職員が出てくるのを待っている事がありました。自由遊びの時間などに友達と多く関われる場面を作り、みんなで会話を楽しむ時間を作っていくと徐々に自分から挨拶をしたり話しかけてくれるようになりました。

活動では、チームで協力する場面がある時、初めは言葉を発さず相手の様子を見ながら行動していました。自分から発信できず、分からない時には近くにいる職員の方を見て訴える様子もありました。困っている時には個別で声を掛けて伝える、分からないことがあったら教えてねと事前に伝える事で少しずつ言葉で発信できるようになりました。また、わらべ歌など友達と関わる経験を通して、初めの頃のように「やらない」ことを選択することがなくなりました。

活動で見えた成長

先日、積み木での構成遊びの活動を行った時のこと。個人戦ではなく「チームで協力」というねらいで、自分からの発信が苦手子ども同士でチームを組み、チームで協力しなくては目的を達成できない場面を意図的に作り出しました。協力するには、自ずと発信しなければ目的は達成できない、というわけです。

Kさんのチームは意見を出す場面で、最初は会話があまりなく、友達が置いてほしい所に指をさし、そこに他の子が積み木を置いていました。ですが活動の難易度が上がっていくにつれて、友達と試行錯誤する場面が出てきました。うまくいかなかった時、困った様子が見られた時、職員がそっと助け舟を出してお手伝いをします。職員が「どうしたらいいのかなー」と声を掛けると、「ここに置いた方が良いかも」とKさんが友達に対して発信し始めました。それを聞いた友達も「それいいね」とKさんの発信を受け入れてくれました。そこからKさんは自信を持った顔つきに変わり、友達の意見も聞き、リーダーシップを発揮する姿が見られました。

まふぃんの活動を通して

まふぃんの少人数で活動を行う事で、自信を持って活動に取り組む事ができてきました。友達をリードする姿、友達の意見をまとめる姿などを今回の活動を通してみることが出来ました。学校生活の中でも分からない時に自分から発信できる、授業でやらない選択ではなく『やってみよう』と思えるようになってほしいです。また、まふぃんで見られたリーダーシップ等も学校で発揮していけるよう、これからも活動を通して自信を付けていきたいと思います。これからも子ども達がいろんな経験を通して成長していけるよう、支援を行っていきます。

まふぃん錦ヶ丘

米山

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