お知らせ
2025.04.05
ブログまふぃん(上之園)
巧緻性を上げる

これまでのブログで、身体の運動発達についての活動や取り組みを通して、主にバランス・体幹・姿勢の話をお伝えしてきました。
※ブログはこちら→運動発達の道筋、バランス能力を上げるために、腹這い・四つ這いの大切さ
お腹や背中、肩や上腕などの身体の中心部分の機能が高まってくると、身体の末端付近の機能も高まるため、徐々に手や指の使い方も巧みになっていきます。
以前、4~5歳頃になると『○○しながら○○する』といった力がついてくることをお伝えしましたが、これは身体の粗大な動きだけの話ではなく、手指を使った微細な動きでも同様です。
例えば、
・片方の手で動かないように紙を押さえながら、もう片方の手で線の中の色を塗る
・片方の手でハサミを持ち、もう片方の手で紙を動かしながら切る
など、両手が別な動きをしながら目的のために2種類の動作を行うことができるようになっていきます。
手指の発達でいうと、1歳頃には親指と人差し指を使って物をつまむことができ、2歳頃には左右の手を使って新聞紙や折り紙を千切るといった動作ができるようになりますが、2歳頃はまだ、紙を左右に引っ張ることで千切ろうとします。
大体4歳頃までに指先を使って前後に動かしながら千切ることができるようになるのですが、まふぃんの年中・年長クラスの子達を見ていると、大体の子が『新聞紙を持って千切る』といった動きはできていますが、指先ではなく手掌の部分でぎゅっと握りながら千切っている子もいます。
半分に折る時にも『線に沿って折り目をつける』という手指の動きが難しい様子も見られ、両手を別々に動かして二つの動作を一緒にすることはできていても、指先を使って微細な動きをするのは上手くできないこともあります。
指先を使った動きをスムーズにするためにはどんなことができるか…
そこで、小麦粉粘土の中にビー玉を隠したり反対に見つけたりする遊びを行いました。
ビー玉を見つけるためには、指先を使って探索し、中をほじって見つけなければいけません。普段は粘土をこねる時に指先に力が入りにくい子も「ビー玉を取りたい」といった気持ちから指を使って粘土を広げていました。
わらべ歌遊びの中でも、歌に合わせて指を曲げる・手を握って広げるなどの遊びも行いました。
柔らかいオーガンジーの布を指でつまみながら歌に合わせて友達の頭にかぶせる遊びを行うと、子ども達も楽しみながら布を指で掴んで動く姿がありました。
手指を使った動きは園や学校での制作、遊具操作、給食など、たくさんのことと繋がるのでとても大切ですが、手指または足先の末端機能を向上させるためには、やはり身体の中心となる体幹機能を高めることが大切です。
四つ這いや高這いなどの動きを通して体幹機能を高めることで、肩や腕、腕から手、または腰から足にかけての発達が促され、全身を使っての運動が上手になっていきます。手指や足先が上手に使えたり感覚が備わってくると手や足で全身を支える力もつき、バランス能力も向上していきます。
子ども達が自分の身体をコントロールし、安定した中で日常生活が送れるように「必要な身体の動きは?それを達成するにはどうしたらいいのか?」ということを考えながら、今後もまふぃんの療育支援を考えていきたいと思います。
まふぃん
保育士:今屋
〇参考文献
河原紀子(2018).『0歳~6歳 子どもの発達と保育の本』.学研.
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