お知らせ

2025.09.05

ブログまふぃん(上之園)

わらべうたの実践

前回わらべうたセミナーを受けてのブログを通して、集団として友達への考え方に気付いたり仲間意識を持てたりできる活動にしていきたいとお伝えしました。前回のブログはこちら わらべうたセミナーを受けて

子どもたちが仲間意識を持つためには、友達の存在に気付き、友達と面白いことや楽しいことを共有したり思い通りにいかないことも経験することで違う考えに気付いたり共感できたりします。そして一人ではできないことも友達と一緒にしたらできた経験から目的に向かって協力することができます。まふぃんの年中長クラスの子どもたちは、友達という自分以外の存在に気付いている段階です。

今回の活動について

今回のわらべうたは、音や友達に合わせて動くこと、友達への意識が持てることにねらいにし「なべなべそこぬけ」を取り入れてみました。最初は2人1組で挑戦し、子どもたちは友達と向かい合って目を合わせて動こうとする姿が見られました。時には手が離れたり、思い通りに動くことができない場面もありましたが、「せーの」「もう一回!」と言って自発的にもう一度挑戦するペアもあり、繰り返し取り組む中で少しずつ友達と合わせて成功できるようになっていました。できた時には「やった!」と笑いあったり「できたね!」と一緒に喜び合う様子もあり、友達と一緒に達成する喜びを感じられたようでした。

次は3人組に挑戦。人数が増えることで難しさも増しましたが、「どうやったらできるか?」を考え、「ここ!ここ!」と声を掛け合ったり相手の動きに合わせたりして工夫する姿が見られました。何度も挑戦し、相手と合わせる・友達を意識し動くという子どもたちの姿を引き出すことができました。

 

まとめ

子ども達の発達を促すためには、目的に合わせて、わらべうたの中でペアにしたり集団にしたりと手段を変えることができます。大人が「どの子とどの子のペアだと友達を意識できるのか、どのタイミングで声を掛けるのか」などを活動の中に組み込むことで、目的の「相手に合わせる」「友だちへの意識を向ける」を引き出すことができました。友達への意識が少ない子も、できる友達に引っ張ってもらいながら「触れ合うの楽しいな」「一緒にするって面白い」と感じられるように、その子たちの発達段階にあったわらべうた選びや組み合わせも大事です。子どもたちが仲間意識を持って友だちと協力できるようになるには、「友だちと遊ぶの楽しいな」「一緒にできるっていいな」と思えるような活動をできるよう支援していきたいと思います。

 

松野

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