お知らせ
2025.09.09
ブログまふぃん(上之園)
保育者向け療育参観

8月上旬に、園の先生方を対象に療育参観を行いました。
普段、送迎時に子ども達の様子を伝えることがあっても、実際のまふぃんでの姿を見ていただいたりお話する機会はなかなかありません。
活動を見学してもらいながら療育の目的や活動の意図を知っていただくとともに、園の先生方が日頃の保育で培ってる対応から私たちも学ばせていただきたいという思いもあり、今回実施しました。
まず初めに…
スライド資料を使い、療育の中で大切にしている社会性や自立・自律に向けたお話をしました。
「自分の気持ちを抑えられずに部屋を飛び出してしまう子っていますよね」
「先生方が一斉指示をする時に、前を向いて集中するのが難しい子はいませんか?」
という問いかけをすると、皆さん頷いていました。
例えば
感情をコントロールして、自分で気持ちを切り替えられるようになる
目の前のことに対して、注意を向けて話を聞くことができる
など、子ども達の育ってほしい姿はひとり一人異なります。
学校や社会という大きな集団で過ごすために、子ども達が将来必要となる力を身に付けていくことがまふぃんでの役割だと思っています。小集団でできることが目的やゴールではなく、通園先の大きな集団でも力を発揮できるように一緒に考えていきたいことをお伝えしました。
活動見学タイム
子ども達の普段の姿を見ていただくために、先生方にはマジックミラー越しに見学をしてもらいました。
活動中、自分の好きな場所を使えずに怒っている子を見て、園でも同様の姿があることを教えて下さった先生がいました。職員が声を掛けながら気持ちを十分に受け止めていくことでスッと切り替わる姿を見て、「あんな風に聞いてあげるといいんですね」と納得してくださっていました。
遊びや座って待つ時間で姿勢よく待っている姿を見て「いつも動いちゃうのに、ちゃんと座っている!」と驚いていたので、まふぃんでしている取り組みをお伝えすると「園でもやってみます」とお話してくださいました。
お互いの園での保育や子ども達の育ちについて語り合う先生達の会話がありました。私達職員にとっても新たな視点や気づきがあり、職員の学びに繋がる貴重な交流の場になりました。
後日、いただいた感想には、園では見られない姿をたくさん見学できたこと、まふぃん職員が子ども達の気持ちに寄り添った声掛けしていたのを
子ども達の育ちをサポートするためには、やはり日常生活の姿や目標を共有し合うことがとても大切です。
園に訪問した時に、先生方がしている保育や支援から私達も学ばせていただいています。これからもお互いに支え合い、喜び合うことのできる関係性を大切にしながら、園やご家庭と同じ視点に立ち、子ども達一人ひとりの育ちを支えていきます。
まふぃん
保育士 今屋
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