お知らせ

2020.04.15

ブログ

はじめのいっぽ ~感触遊び~

新年度が始まって2週間、まふぃんにも新しいメンバーが増えました。

不安な表情な子ども、何をするのか興味津々の子ども、質問をどんどんしてくる子ども・・・様々です。

まずは来てくれたことが素晴らしい!!

 

初めての場所で緊張しない人・・・たまにいますが、たいていは大人も緊張するものです。

「はじめまして○○君♪」

子どもたちの気持ちを察しながら、受け入れています。

 

今日の活動は「感触遊び~小麦粉粘土」です。

さらさらの粉からポロポロ、ベタベタ、粘土に変化していく触覚の違いを感じ、慣れていくことがねらいです。

初めて参加するお子さんも2人います。

 

初めて参加するお子さんには、次のようなことを確かめながら活動を進めていきました。

触ることができるかな?

みんなと一緒の場所にいられるかな?

最後まで参加できるかな?

 

その中でもはじめの一歩、触る、に踏み出すまでが大事。

無理に触らせることはしません。

「触ったらおもしろいよ、やってごらん」

も言いません。

 

先輩の子ども達が

「うわぁ、雪みたいだ~」

「さらさら、気持ちいい~」

と言いながら触る姿を見せることにより、じっくりと自分から触りたくなる気持ちを待ちます。

 

 

タライの中に手を入れて粉に触ったその瞬間、その子が大きな壁を乗り越えた瞬間です!!

触っていいのか、ためらっていた子が周りの様子を見ながら、さらさら粉を握ってみたり肌に付けてみたり・・・感触を味わっていました。

 

その後は、水を少しずつ入れて、変化していく小麦粉の感触を確かめます。

「手にくっつく!」

「ベタベタしてきた」

自然にみんなの輪の中に入って遊び始めていきました。

 

経験豊富な、せんぱい子ども達は、

「水入れて」

「違うよ、油だよ」

などと意見を言いながら・・・こねこね、まぜまぜ・・・粘土が出来上がりました!

 

それからは

足でふみふみ

ま~るくころころ

粘土の質感や感触になれて遊びました。

 

「まだ、あそびたい~」

初めての感触遊び、充分に体験できました。次のステップに進めます。

 

 

 

さて、新しくまふぃんを利用し始めた子ども達。

まずは「触る」をクリアできました。

まふぃんでは大事にしている言葉がひとつあります。

 

「子どもは子どもの中で育つ」

 

大人対子どものマンツーマンも時には大事ですが、まふぃんではなるべく子ども達同士の

中で育ってほしいと願っています。

そこには、子ども自身が自ら考え、行動できる

「きっかけ」(仕掛け)

が大事だと思っています。

大人からの指示よりも子ども自身が気づき、行動につながるようにするにはどうしたらいいか。

今年度も変わらず追い求めていきたいと思います。

 

 

時に思い通りにならない場面も出てきます。どんな姿を見せてくれるのかな!?

子ども達の変化が楽しみです!!

 

まふぃん上之園 末吉

 

 

 

 

お問い合わせ

児童発達支援事業所まふぃんのウェブサイトにお越しいただき、誠にありがとうございます。 当施設に関するお問い合わせは、お電話にて受け付けております。お気軽にお問い合わせください。

まふぃん(上之園町)

TEL 099-250-9361

受付時間/9:30~18:00 ※日・祝を除く

まふぃん錦ヶ丘(吉野町)

TEL 099-210-7840

受付時間/9:30~18:00 ※日・祝を除く

塔ノ原福祉会の採用・求人情報
私たちと一緒に楽しく真剣に働きませんか?採用情報はこちら