お知らせ
2025.10.30
ブログまふぃん錦ヶ丘
合わせて行動する(錦ヶ丘)
前回のブログでは、児童発達支援の5領域「運動」についてお伝えしました。
今回は、考える力と行動する力を育む「認知・行動」についてお伝えします。
認知・行動とは?
「認知・行動」では、物事を理解する力(認知)と、適切な行動を取る力を育めるようにしています。
例えば、ルールの理解、集中力、数・時間等の概念形成、場に合った行動などが含まれます。
認知・行動の発達に課題が見られると‥
・指示を理解するまでに時間が掛かる
・集中が散りやすく、話を聞いていない
・状況を見て行動するのが難しい
・落ち着きがない など
まふぃんでは、場に合った行動ができるよう様々な支援を行っています。
まふぃんでの支援
子ども達は2歳頃から、ルールがある事を分かり始め、少しずつそれを守って遊べるようになってきます。
まふぃんの年少少~年中クラスでは、活動の中で「少し待つ」といった経験をしています。
例えば、小麦粉粘土遊びでは、粉を入れる時はタライに手を置いて待つ、「どうぞ」と言われてから粘土を触るといった小さなルールを設けています。最初は、粘土を早く触りたくてソワソワする子もいますが、経験を重ねる中で少しずつ待てるようになっていきます。
年中~年長クラスでは、就学に向けて、周りを見て行動できるよう支援しています。
4・5歳頃になると、やりたい事を我慢する力が育ち、ルールを理解して守れるようになってきます。
まふぃんでは、楽しい事につられたり、自分のペースで動いたりといった子ども達の姿があるため、自分から場に合わせないといけないような場面を活動の中で作っていきます。
先ほどの小麦粉粘土遊びでの一場面です。
小麦粉粘土の材料を入れる時には、しっかり待っているグループから材料を入れたり、周りの様子に気付けるような声掛けを行ったりしています。指示の理解が難しい時には、友達の様子を見る、分かりやすく伝える等、一人ひとりに合わせて工夫しています。
最初はソワソワして落ち着きがない子も「早くやりたい!」という気持ちから、ピシッと背筋を伸ばして待つ姿に変わってきました。
また、お互いに「今は待つんだよ」と教えあう姿も出てきました。
周りの様子を見ながら、やりたい事をちょっと我慢し、ルールに合わせるといった経験を積み重ねています。
最近では、友達につられず静かに待てる子が増えてきました。
「今は静かにしないといけないんだ」と周りの雰囲気を感じ取って落ち着けるようになってきています。
小学校では、自分で時計を見て行動したり、授業中は静かに取り組んだりする事が求められます。
就学に向けて、場面に合った行動や自分で考えて行動する力が育つよう、これからも支援していきたいと思います。
まふぃん錦ヶ丘
亀澤
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