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2025.08.25

ブログまふぃん錦ヶ丘

体の土台を作る運動遊び(錦ヶ丘)

前回のブログでは、児童発達支援の5領域の一つ「人間関係」について説明しました。

前回のブログはこちらから

今回は、「運動」についてお伝えしたいと思います。

幼児期の「運動」が大事な理由

幼児期は運動機能が大きく発達し、体の基礎を作られる大事な時期です。

この時期に「走る」「跳ぶ」等、様々な動きを経験する事で、バランス感覚が身に付き、体の使い方が上手になります。

また、幼児期に体をたくさん動かす事で、集中力や自発性、自信を育む事ができます。

心と体を大きく育てる為に、まふぃんではどのような支援を行っているのか紹介します。

まふぃんでの支援

3・4歳児の定型発達では下半身や体幹がしっかりし、バランス感覚が育つ為

・片足ジャンプができる

・平均台を慎重に渡る等

複雑な動きができるようになります。

年少々~年中クラスでは、自由に遊ぶ中で様々な動きができるように支援しています。

バランスを取って登り降りができるように、すべり台や段差のある遊具。くぐる動きがたくさんできるようにトンネルを準備する等、子どもの発達に合わせて遊具を組み立てています。

さらに、子ども達がワクワクするような仕掛けも作っています。

「ここ、くぐってみようかな・・」「面白そう!」と興味を持ち、たくさん遊ぶ中で自発性や積極性に繋げています。

運動遊びの遊具では、あえて固定していない物もあります。

少しグラグラする遊具に乗る事で「どうやったら転ばないで渡れるか」考えられるようにしています。

4月頃は、勢いよく動く子どもが多く、ヒヤヒヤする場面がたくさんありましたが、「遊具の上で走ると転ぶ」「床に落ちると痛かった」といった経験をした事で、今では気を付けて遊べるようになってきています。

年中~年長クラスでは、自由遊びからルールのある遊びへと移行し、1人ずつ順番に挑戦する運動遊びを行っています。

5歳児は

・重心を移動させて投げる

・ギャロップやスキップができるようになる等

複雑な動きや複数動作の組み合わせができるようになる為、年少少~年中クラスよりもさらに複雑な動きを入れています。

活動では、「どうやったら落ちないで渡れるか」考えられるような仕掛けを作り、自分で調整しながら動けるようにしています。

さらにこのクラスでは、高い所をよじ登って降りるといった動きを取り入れており、手足で体を支える力や力加減等、身に付ける事ができるようにしています。

運動発達だけでなく、「名前が呼ばれるまで待つ」「大きな声でおしゃべりをしない」等、活動のルールも守れるようにしています。

楽しくなるとついつい大きな声を出してしまうといった姿もありますが、「ルールを守ったら順番がきた!」といった経験を繰り返した事で、今ではピシッと背筋を伸ばして待てるようになってきています。

幼児期の運動を通して、色んな経験をしていきながら、様々な動きを身に付けられるように、今後も支援していきたいと思います。

 

まふぃん錦ヶ丘 亀澤

 

参考文献

・乳幼児の発達と保育研究会著、「3.4.5歳児の発達と保育 乳幼児の遊びと生活」

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