お知らせ

2021.12.23

ブログまふぃん錦ヶ丘

避難訓練

日に日に寒さが強まり、子ども達も長袖やブレザーを着てくる子が増えてきました。
冬の時期になると、空気が乾燥したり、暖房器具の利用により、火災が発生してしまう事が多くなるようです。
いつ起こるか分からない火災に備え、放デイの時間に消防立ち合いの元避難訓練を行いました。

今回は
①火災が起こった時に安全に避難する方法を身につけること
②職員、子ども一人ひとりが防災意識を向上させること
が大きな目的です。

 

【おかしも】

初めに職員と一緒に逃げる時の「おかしも」の確認です。
これはみんな覚えていたようで、手を挙げて応える事ができました。
逃げる時は落ち着いて、「おかしも」を思い出して、それが命を守るために大切な事です。

 

【本番】

子ども達が宿題をしたり、おやつを食べたり、自由遊びをしていると
「火事だー!冷蔵庫から火事だ~!」と、学習室から声が聞こえてきました。


職員の話を聞いて、それぞれが靴を履いて避難場所に向かいます。

靴を履くのに手間取る子には職員が個別で対応し、全員が避難場所まで行く事が出来ました。

 

【消火訓練】
無事に避難完了した後は、消火訓練をさせて頂きました。


避難が終わり、座っている子ども2名に「消火訓練、やってみる?」と声を掛けると、「うーん…やってみる!」と返事が返ってきました。
声を掛けた2人、ドキドキしている様子でしたが、消火器の使い方のレクチャーを受けてみんなの前で消火する事が出来ました。

 

【消防士さんからの講評、質問コーナー】
まふぃんのプレイルームに戻って、消防士さんから講評をいただきました。

子どもだけで絶対に火を使わない事や、避難の時にはおかしもを守る事、今回の避難訓練についてお話しいただきました。

話を聞く時の子ども達の姿勢も素晴らしかったです。
更に、質問がないか消防士さんに聞かれると、4名ほど手が上がりました。

「建物がなくなってしまったらどうしたらいいんですか?」

「なんで逃げるんですか?」(火が冷蔵庫から出たけど、冷蔵庫は冷えているのに)

「今日、学校でも避難訓練があったんですが、火事の時なぜ窓を閉めないといけないんですか?」

「火をなかなか消せないのはなんでですか?」

など、子ども達から沢山の質問が出てきました。
中には、これまで手を挙げて人前で発表するのが恥ずかしくてなかなか言えなかった子もいましたが、今回自分の聞きたい事をはっきりと聞くことができ、とてもかっこよかったです。
こんなにたくさんの質問が出てくるとは思っていなかったので、子ども達が真剣に取り組んでくれて、とても嬉しく感じました。

消防士さんも
「見えない所で火が広がっているかもしれないんだよ」

「周りの大人の言う事をよく聞いてね」

「火は空気を食べて大きくなってしまうんだよ」


と、子ども達に分かりやすいように答えてくださいました。中央消防署吉野分遣隊の皆さま、ありがとうございます。

 

以前、放デイの活動時間に小さな地震が起こった事がありました。

揺れは感じませんでしたが、地震の警報音が携帯から流れてきて、それを聞いて怖くなり涙を流していた子もいました。
大きなサイレン音や不測の事態は私達大人もドキリとしてしまいます。
「いざ」という時も訓練を思いだし、落ち着いて自分の命を守るための行動や、お互いに助け合って逃げる事が出来るよう、定期的な訓練をこれからも大切にしていきたいと思います。

 

 

岡田

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