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2022.02.26

ブログまふぃん錦ヶ丘

近づこう!分け合おう!小麦粉粘土遊び

最近では年長さんの子ども達から「ランドセルが届いたよー!」と着々と進学準備が進んでいる話が聞こえてくるようになりました。

 

さて、以前まふぃんの感触あそびについてお話をしましたが皆さん覚えていますか?

 

過去のブログはこちらから → いっぱい触ってみよう!~五感を育てる感触遊び

 

今日は小麦粉粘土遊びという小さなタライの中で生まれる「接近・共有」の話をしたいと思います。

 

小麦粉粘土あそび

まふぃんの感触あそびの代表とも言える小麦粉粘土遊び。

この小麦粉粘土遊びでは、1つのタライを数人で使います。

その日のねらいによって人数を変えていき、人数が多くなればなるほどタライの中は粉を混ぜる手と手がぶつかり合って大混雑!

感触遊びの中に「接近」する場が子ども達の気づかないうちに設けられているんです。

 

「はい、どうぞ」の合図で一斉に粉を触り始める子ども達。

 

 

平和に粉を触っているかと思いきや聞こえてくる声。。。

「そんなにとらないでよ!」

タライの中の粉を1人のお友達が自分の方へ沢山寄せ集めていました。そこに手を伸ばし粉を少しでも取り返そうとする子。

小麦粉を巡った小競り合いがスタート!!

タライという場所を通してお友達と近づく

➡ 限られた粉を一緒に触りあう

➡ 粉が欲しいのに○○ちゃんがいっぱいとってる

➡ あぁー!!思い通りに行かないよぉー!

このような状況の中、子ども達は「○○しないで」「○○してよ」など自己主張をして言葉で自分の思いを伝えるようになります。

みんなで作り上げた粘土ももちろん同じタライのお友達と分け合いますが、大きさも全て同じとは限りません。

「〇〇くんの方が大きい」などの声が聞こえてくる事もあります。

自己主張しても思うようにいかない事だってある。そしてそこで「まあいっか」と気持ちを切り替えることを経験し、少々の我慢を覚えていきます。

みんなの思いは一緒!「早く粘土で遊びたい!!!」

その為にはちょっとだけ我慢をして早く粘土を作り上げることが出来るのかもしれません。

 

活動という遊びを通して・・・

小麦粉粘土や新聞紙あそびといった感触遊びを繰り返す中で、感触に慣れていきます。

もうひとつ。

お友達の近くで遊ぶ(接近)、お友達と一緒のおもちゃで遊ぶ(共有)中で

ケンカや、言い合いをしながら仲良く遊ぶことができるようになってきます。

まふぃんで重要視している「社会性」の第一歩とも言える接近、共有から生まれる交流。

楽しいことだけじゃないけど、自分の思い通りに行かないこともたくさんあるけど、遊ぶことを通して生きる力を学ぶ時間です。。

 

 

自分の気持ちを上手く伝えられずに怒ったり泣いたりすることもあります。思いを伝えたくても上手く伝えられない事もあります。

もちろん最初は上手に伝えられません。何度も繰り返しながらちゃんと伝えられるようになっていくものなんですね!

まふぃんではなるべく、大人とではなく、子ども達同士でやり取りをする中で自ら考えて行動し、解決出来るようにになって欲しいと思っています。

もちろんそんな子どもたちの気持ちは十分受け止めます。そして、「よし、またあそぼー!」と気持ちを切り替えた子どもたちを

温かく見守っていきたいと思います。

 

 

まふぃん錦ヶ丘 日髙

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