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2021.11.22
ブログ
いっぱい触ってみよう!~五感を育てる感触あそび
まふぃんでは感触あそびで小麦粉粘土・新聞紙あそびを行います。
最近では野菜を植える為の土づくりを感触あそびとして取り入れました。 → まふぃんの畑の土作りと小さな植物学者
感触あそびとは?
ドロドロ・ベタベタ・サラサラ・冷たい・温かいなどいろいろな感触を手足で感じながら握ったり丸めたりすることで、大脳を働かせて五感を刺激していく遊びのことを感触あそびといいます。
子どもの頃に誰でも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。もちろん私自身も幼稚園などで粘土遊びをしたり、泥遊びなどをした記憶があります。
まふぃんに来るお子さんの中にはその「感触」が苦手な子もいます。そんなお子さんでも周りが楽しそうにしている様子を見て、徐々にその「感触」に慣れていっています。
様々な素材に手や足で触れて感触を楽しむことは、触覚の発達へ繋がっていくのです。
新聞紙で遊んでみよう!
新聞は読んだり、窓ふき掃除の他に使ったり再利用することがたくさんできますね。
まふぃんでは子どもたちにとっても新聞紙はなくてはならない存在なんです。
新聞紙を使った自由遊びではマットの上に敷き詰められた沢山の新聞紙を見た子ども達が・・・
破いてみたり、丸めてみたり、紙ならではの音や感触を遊びながら学んでいきます。
丸めてボールを作り、もう片方では棒を作り野球遊びを始めたり
紙を広げてお布団のようにかぶって横になる子もいます。
細かく裂いたものをお友達同士、雨を降らせるように掛け合う姿も見られます。
少し年齢が上がると折り紙の様に折ったり、最近では自分で考えて花束を作る子もいます。
どんな形になるかな?と想像力を膨らませることも新聞紙あそびではできるんですね。
ちなみに、登園後~活動までの間の自由遊びの時間があります。自由遊びでは活動内容に関連のある遊びを準備しています。今回は新聞紙ではなく、「チラシ」を使っています。
あれ?なんでチラシ?と思いますよね。
是非、ご家庭に新聞とチラシがあったら触ってみたり、ちぎってみてください。
ツルツル、テカテカざらざら等、新聞紙とはまた違った触り心地など発見があるはずですよ。
触覚の発達から得られるもの
始めはマットに沢山あった新聞紙が丸めたりすることで形、クシャクシャにすることで触り心地が違うものへとかわっていく変化を感じることが出来ています。
また、変化だけではなく、「ちぎる・丸める・折りたたむ・破る」などの動きがみられる新聞紙あそびでは、楽しみながら自然と手や指を鍛えることへも繋がっています。
自分でお着替えをする際にボタンを留めたり、靴下を履いたり、お箸を使うようになったりと、日常で行う手指を使う細かな動作が増えていくこの時期にはピッタリの遊びかもしれませんね。
紙の上は少し滑りやすいですが、それに子どもたちが自ら気付き、どうやったら滑らないかを考えるきっかけにもなります。もちろん、私たち職員は転倒がないように見守りをしていますのでご安心くださいね。
「これを触ったらどんな感じになるかな?」「嫌だけど少しは触ってみようかな?」
子ども達の想像力や思考力、興味を引き出す為に、様々な素材に触れるまふぃんの感触あそび。
実は感触遊び、「感触に触れる」だけではなく、「接近や場所や物の共有」なども活動によってはねらいにすることがあります。
またそのお話は次の機会にしますね。
まふぃん錦ヶ丘 日高
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