お絵かき遊び(錦ヶ丘)

こんにちは。

今日はまふぃん 錦ヶ丘の活動の一つである「お絵描き」をご紹介したいと思います。

 

この日の活動のねらいは

「友だちと物や場所の共有ができること」「集中力を持続する」でした。

 

「今日は何をするの~?」と楽しみにやってきた子ども達。

お絵描きをすることを伝えると、大喜び(笑)

しかし3人の子どもに対して、私たちが準備したのは「1枚の模造紙」と「12色のクレヨン1つ」

でした。

 

「えっっ!! それだけ??」

 

「一人ひとつずつ用意しないの?」

 

と感じる方も多いのではないかと思います。

 

まふぃんで行うお絵描き遊びはあえて、模造紙とクレヨンを人数分用意しないことが多いのです。

 

一人ひとつずつの物を準備しないことで

場所や物を共有する環境が生まれます。

そこから少しずつコミュニケーションも生まれてくるのです。

 

子ども達の中には

コミュニケーションが苦手だったり

接触するすることが苦手だったりする子もいますが

私たちはあえてそのような場面を創り出し、

(もちろん子どものペースで行いますが・・)

嫌なことから遠ざけずに経験することで

様々な経験をする

子ども達のその時の成長を見守るようにしています。

 

 

では、では、活動の様子を覗いてみましょう〜

 

お絵描き遊びの導入として、はじめに何色があるかみんなで確認します。

どんな色〜が好き?

 

子ども達はクレヨンを見せられて

「早く描きたいな~」と、どの子も気持ちはウズウズ……

 

そんな子どもたちの気持ちを察しつつも、あえて時間を調整していきます。

 

子ども達の「早く描きたい!」「我慢なんてイヤだ」という気持ちをギリギリまで引っ張る事で、

話をしている人に注目し座って話を聞くことができるよう集中力が持続します。

 

 

いよいよ描きます!

グルグル~と模造紙のあちらこちらに丸を描く子、

 

「これねお母さん」とイメージを伝えながら描く子、

「先生~描いて~」と少し消極的な子もいました。

ちょっと描くところが狭くなってきたぞ…

 

⬆︎の写真のように一枚の模造紙を共有しているのでどうしても描く範囲が狭まってきます。

白いスペースを見つけては「私はここに描く〜」「ちょっと狭くなって描きにくい…」

など、接近する場面が増え、各々の描きたい場所一か所に集中してしまったり、

「同じ色のクレヨンを使いたい~」と

子ども達はもめそうになります。

そんなときは職員が間に入り、

「どうしようか?」と疑問を投げかけます。

子ども達もいろいろ考え、別の白いところを見つけ移動したり、

「ここに描きたい」「一緒に描く?」「使う?」と

子ども達同士のコミュニケーションが生まれて来ます。

 

当初の予定では集中力は続かないと予想して、模造紙の大きさを設定していましたが、

思った以上に集中力が持続したので、新たに小さめの模造紙を足してみました。

 

すると、「あー新しい紙~」とクレヨンですらすら~と

お絵描きを継続していました。

 

結局1枚では足らず、その後2枚の模造紙を追加しました。

また、床に模造紙を敷いて自由にお絵描きをしていましたが、

壁に模造紙を張ってみると、立ったりしゃがんだりしながら

30分以上集中しながらお絵描きを楽しんでいました。

まふぃん ではお絵描きを通して集中力や描く事への興味関心を高めることはもちろん、

場所や物の共有、そこから生まれる子ども同士のコミュニケーション…さらには

相手の事を思う気持ちの芽生えも視野に入れて取り組んでいます。

 

 

今後も色々な遊びとその内容、子どもたちへの変化をお伝えしていきますね。

 

まふぃん 錦ヶ丘 鈴木