梅ジューーーーース!(錦ケ丘)

先日の放課後等デイサービスのこと……

 

梅をたくさん頂いたので、早速子どもたちと梅ジュースを作ることにしました。

今回は生ものの扱いの為、綿密な話し合い活動はちょっとお休み・・・。

梅が完熟になってしまう前に、急いで梅ジュースを作っていきます。

まずは梅ジュースを作る準備から。

 

たくさんの梅が入ったボウルを見て「わー、梅干しだー。すっぱそうー。」と……。

どうやら子ども達の中では、梅=梅干しのようですね(^-^)

 

皆で梅の実を観察することにしました。

 

まずは触ってみましょう…..「固いね~」「これは柔らかくなってる」「大きいのと小さいのがあるよ」

 

ではでは、匂いを嗅いでみましょう…..「わー、桃の匂いがする」「あれ?梅干しの匂いと違うみたいだ」

 

いろんな発見がありました。梅ジュースを作る前の、何気ない梅の観察のつもりでしたが、職員が思っていた以上の反応です。

 

一人の女の子が、熟しきった梅の実を指先でぶよぶよしながら言いました。

「先生、梅の種の中ってどうなってるの?」

 

「えー?みんな、梅干しの種を歯でガリって噛んで、中身を出したことないの?」

 

……………こんなやり取りから、みんなで「梅の種の中の秘密」を探ることに!!

 

熟しすぎたり傷んだ梅の実を手で剝いてみます。いつもは手がベタベタしたり汚れたりすることを嫌う子も、種の秘密を探ろうと真剣です。

ようやく中から種が現れました!さて、ここからどうする?

ギュウ~ギュウ~、両手で押してみます。まだ割れませんね~。

グイグイグイ~~~、足で踏んでみます。まだまだ種は割れません。

 

すると、「園長先生のハンマーなら割れるかも!」と言う女の子がいました。

以前、子ども達のお気に入りの玩具、スライダーの修理を園長先生がみんなの目の前でしてくれたことがありました。

そのことを覚えていた子からの発案です。

 

いつものように伝えるポイントを確認して、ハンマーを借りに行きます。

 

いつ?どこで何を?だからどうする?

 

「いまから、みんなで梅の種を割ります。ハンマーを貸してください。」

今回もばっちり伝えられましたね。

 

ハンマーはもちろん職員が安全を確保したうえで使います。

種をめがけてハンマーを振り下ろします。エイッ!!!

すると種が、スッポーーーーンと飛んでいったり、せっかくハンマーが当たっても力が足りなかったり。

なかなか難しいです。集中してもう一度……エイッ!!

 

割れたーーーーーー!!

さて、種の中身はどうなってるかな?

なんか白いの入ってた!

 

種の中の秘密を知れたことで、大満足の子ども達。みんなで一つの目標に向かって(種の中の秘密を探る)、集中したためかその後の梅ジュース作りも、みんなで協力してできました。

先日、鹿児島女子短期大学、丸田愛子先生の「遊びは学び」というお話を聞く機会がありました。

子どもは遊ぶことで、結果的に学んでいるということ。どんな遊びをするかということよりも、遊びに対する心持だったり、その状況に対する心持が大事だということでした。結果よりも、遊ぶ過程の心持を大事にすることによって、能力が育ち、心が養われるとのお話でした。

 

今回は、梅の種の中の秘密を探る、という子ども達にとっては面白い遊びへと発展していきました。

全く職員が予想もしなかった展開です。

でも子ども達はとても生き生きして、まさに遊ぶ過程を楽しんでいたようでした。

種の中に何が入ってるんだろう?と皆で試行錯誤し、ハンマーを使って割るにはどうしらいい?と意見を出し合い、そして割れた時の何とも言えない達成感!とても充実した「遊びは学び」の時間になりました。

 

美味しくなあれ!

『まふぃんで作った梅ジュース』と素敵な名前をつけてもらったこの子。

みんなに美味しく飲んでもらおうと、只今絶賛梅エキス放出中です!

まふぃん錦ヶ丘     吉村