水遊び

水遊び

連日の真夏日、子どもたちが植えたトマトがどんどん赤くなって甘みが増しています。

 

今日はプール遊び。

でも外にプールはありません。あれれ・・・

“部屋の中にある~!”

プールを見ただけでテンションアップの子どもたちです。

暑さ対策や、活動に集中するための環境設定として今回は室内に準備しました。

 

“どんなことをするのかな??”

今回の活動のねらいは、道具を使いながら水に触れて慣れること、道具の共有をして遊ぶことです。

 

皆で水に慣れたところで透明なペットボトルが出てきました。

「見ててね」

シャカシャカシャカ~

「あわが出てきた!」「水が白くなった!」

「あれ・・・!、黄色の水になった!!」

“不思議だな”

どんな仕掛けがしてあったんでしょう!?

「赤色をください」「黄色をください」自分から欲しい水の色を言ってもらいにきます。

「あっ、オレンジ色になった!!」子どもたちは目の前で起こる色の変化に目を輝かせていました。

“次は何かな”

大きなビニール袋が出てきました。

「この中にお水をいれよう!」

「どうしたらいれられるかな?」

「おててですくっていれる!」

 

周りを見回すと・・・ゾウさんのじょうろ、色水で使ったコップ、バケツなどいろいろあります。

一人一人がそれぞれの道具を選びました。

“早くいれたい”子どもたちはそわそわしていますが、ここは先生が言うまでじっと待つところです。

みんなの用意ができたところを確認して・・・

「さあ、いれてみよう」

子どもたちは真剣。早く入れる子ども、入れ物にしっかり水をためてから入れる子ども、こぼれても気にしない子ども、顔に水がかかるのが嫌だった子どももそんなことは忘れて一所懸命水をためています。

すると、じょうろを選んだ年少の子が「ぼく、バケツに変えたい」と言いました。

「どうしたらいいかな」・・・しばらく無言、どうしたらよいかわからない様子だったので「持っている子に変えて、と頼んでみたら?」と言うと、「バケツと変えてください」と自分でお願いすることができ、年長の子が「いいよ」と取り換えっこしてくれました。

私たちは子どもたちが“どうしたらいいかな”と考えたり、自分で相手に伝えたりすることを大切にし、そんな発語が生まれるための場面を活動に取り入れるようにしています。

 

そのために先ほど紹介したじょうろやバケツやコップが必要なのですね。まふぃんでは活動の組み立てを行う中で活動の流れを想定し、どの様な環境であれば自分の気持ちを相手に伝えたりする瞬間が生まれるだろうと日々模索しています。

何気ない環境設定にもあらゆる仕掛けがあることもまふぃんの療育の特徴です。

 

持ち上がれないくらいたまった袋の水を見た子どもたち。

「うわ~、スライムみたい!」

「ぽよぽよしてる~」「おもしろい~」

すると先生が竹串をもって穴を開け始めました・

“どうなるのかな・・・?”

こんな風に水遊びは進んでいきました。活動を通して、子ども同士、子ども対職員の対話がたくさん生まれ、“~したい”という気持ちを抑えて待つこともできました。水遊びって楽しい~!!みんなでできた~!の経験が大事な大事な”自信”という心の肥やしになっていきます。

 

最後に、もう一度水をためることになった時、どの道具を使うのか、一人一人に聞いていくと、いつもは自分の意見を他の人に譲ってしまうKちゃんが、「ピンクのじょうろが欲しい人!?」という質問に、「はい!」と腕をまっすぐに挙げてアピールすることができました。バケツを選んだ子が多数だった中、自分の意思表示がはっきり伝えられてとても嬉しい瞬間でした。

 

まだまだ暑い夏は続きますが、子どもたちの笑顔で元気をチャージさせてもらっています!!明日の療育に活かして頑張ります。

まふぃん上之園 末吉