ひかりのたまご

ひかりのたまご

 

夏休みも後少しになりましたね。お休みしていた子どもたちも登園してくるようになり、いつものまふぃんに戻りつつあります。

 

登園した子どもたちは、お集りの時間まで自由遊びをして過ごします。

この日もトランポリンやジャングル椅子で遊んでいたのですが、1人の男の子が突然窓側の壁に小走りで行く姿がありました。少し離れた所から見守っていると、嬉しそうに見つめ小さな手で何かを捕まえるようなしぐさをしています。

〝何をしているのだろう?〞と不思議に思い近づいて、よ~く見ると…

それは…

 

 

小さな〇や△、□のような形。〝なるほど、これを捕まえようとしていたのね〞と分かるとその姿を見て微笑んでしまいました(*^。^*)

みなさん、これでは何の事?意味が分からない?ですよね(?_?)

では、その時のエピソードをお話しますね。

その日は朝から日差しが強い日でした。まふぃんでは子どもたちが集中しやすいようにレースのカーテンを閉めて活動を行います。

いつものようにレースのカーテンを閉めて自由遊びをしていました。そのレースのカーテンから漏れてくる『』を捕まえようとしていたのです。床や遊具に放たれた小さな〇、△、□を目を輝かせてで触れていたのです。子どもにとって不思議で大きな発見だったのでしょうね。その様子に気づいた2人のお友だちが

近づいて一緒に光を触れ始めました。

「何かあったね」と声をかけてみると、1人の子どもが「ひかりのたまご!」と。

名付けていました。

子どもの感性は素敵ですね。

そして何度も触れながらまた、新たな発見!をしたようです。光を触れ〝熱い(暖かい)〞光の当たらない場所を触れ〝冷たい〞と気が付いたのです。しばらく繰り返していたのですが、何か思いついたのか〝はっと〞したような表情をしました。何だと思われますか?

それはレースのカーテンをめくるです。めくると小さかったひかりが大きくなるこの事に気がついたのです。その後何度かめくったり、元に戻して変化を楽しんでいました。

 

子どもは〝遊びながら学ぶ〞と言われています。遊びの中で不思議だなと思ったり、おもしろいなと思い好奇心を持ち遊びを通して自然に学んでく。子どもたちが〝これ、おもしろい、何だろう?〞と遊びの中で日々感じ試す。

大人にとっては何でもない当たり前の光景でも、子どもにとっては大きな発見でもあり、試行錯誤し学びに繋がっているのだなと感じました。

成長してから〝学ぶ〞と聞くと少しためらったり、一歩踏みだすのにとても勇気が必要になってしまいますよね(笑)

しかし子どもたちが遊びの中で〝あれっ〞と思い試している事は、その後の学びの意欲へと繋がっていくのだなと思うと同時にしっかり遊び込む事はとても大事な事なのだなと改めて気づかされたエピソードでした。

 

子どもたちにとって目にするもの、手にするものが新たな発見であり、毎日が学びなのです。

子どもたちが不思議に思ったり、発見したことを試そうとしている時に答えを教えるのではなく、子どもたち自身が自分たちで試し新たな発見に繋げていけるように見守ったり、適切な援助ができるようにしていきたいと思います。

 

 

まふぃん上之園

 

保育士  寺田