SST活動

暖かくなり、日によっては汗がにじむくらいの気候になってきました。

子ども達は、暑さに負けないくらい元気いっぱいです。

 

さて、先日、放課後等デイサービスで、「SST(ソーシャルスキルトレーニング)」を行いました。

SSTとは、「上手な人付き合いのコツを身に付ける練習」をすることです。

 

※詳しい内容は、「外部研修~SSTを学ぶ~」のブログに載せてありますので、ぜひご覧ください。

 

SSTの方法としては、ロールプレイやゲーム遊びなどがありますが、今回は「絵カード」を用いた活動を行いました。

 

まずは、全員で絵カードを見ます。

「これは何をしている場面でしょうか?」と聞いてみると。

「勉強をしている所」「2人の女の子がいるね」など、次々に発言が出てきました。

すると、「なんで右の女の子は困った顔をしているのかな?」と、A君が一言。

そこで、女の子が困っている理由をみんなで考えることに。

 

しかし、「うーん、難しいな」「分らない」と苦戦してしまいました。

 

絵カードだけでは、女の子がどんなことに困っているのかイメージしにくい様子だったので、どうしようか・・・。

と考えた結果「寸劇」をすることにしました。

すると、「右の女の子が困っていた理由って、左の子が押したからなんだね」「急に押されると嫌な気持ちになるよね」と、困っていた女の子の気持ちに気づく事ができました。

相手の立場に立ちながら演じたことで、困っている女の子の気持ちが分かったようです。

 

相手の表情や気持ちを読み取ることは、人と関わる上で必要なスキルです。

しかし、子ども達の中には、相手の表情や気持ちを読み取ることが苦手な子もいます。

 

その為、

「太っているね」

「老けていますね」

と、相手を傷つける言葉を発してしまったり、友達が嫌がっていると分からなくて、冗談の度が過ぎてケンカになってしまうなどの姿が見られます。

 

さらに大人になっていくと、同僚や友達と上手くコミュニケーションが取れなくて、相手を怒らせてしまい、最終的には孤立をしてしまったりなどの可能性も出てきます。

 

 

さて、今回のSST。

 

1番子ども達に学んでほしかったことは、「左の人はどうすれば良かったのか」に気づくことです。

その為、活動の最後にグループでの話し合いを設けました。

すると、

「隣に座りたいと言えばいいんじゃない?」

「それか、他に座れる場所を探したら良いと思うよ」

など様々な意見が飛び交っていました。

 

最後はみんなで話し合ったことをもう一度寸劇して活動終了。

友達になりたいのになれない、なんでいつも友達と上手に遊べないんだろう

そんな子ども達には場面を設定し、実際にやってみる方法も十分に効果があると実感しました。

小学校の高学年になると社会性の広がりはより大きくなってきます。

今のうちに友達との上手な関わりを身に着けたいですね。

 

 

今度は、実際に同じような場面になった時に、SSTのことを思い出し、自ら気を付けて行動できるようになると思っています。

 

まふぃん上之園  亀澤