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2020.08.31

ブログまふぃん(上之園)

ピタゴラスイッチ

21日、22日の放課後等デイサービスの活動は製作でした。

 

段ボールを使って全員で1つのものを作る事を伝え、何を作りたいか意見をだしてもらいました。

家、巨大迷路、ピタゴラスイッチ・・・

 

多数決の結果、ピタゴラスイッチに決定!

 

しかし、どうやって作ればよいかイメージが持てていない子もいるようだったので、動画を見ることに

「すごーい!どうやって作ってるのかな?」

「これ作れそう」「積み木も使いたい」「机とか壁も使っていい?」など動画を見ながら話し合いが始まりました。

 

さて、ピタゴラスイッチ作りスタートです。

 

段ボールの箱を並べ階段を作ったり、机を斜めにしてそこにトイレットペーパーの芯を使いビー玉の転がる道を作ったり、3,4人のグループになってそれぞれ作り始めました。

そんな中、高学年の男の子2人、段ボールとトイレットペーパーの芯を使って何かを作り始めました。

少し不安な表情のA君、あまり器用な方ではなくハサミを使うのも苦手、以前行った巨大迷路づくりでは段ボール同士を貼り合わせる時にガムテープをどう貼ればよいのかイメージが持てておらず、うまく貼れないという事もありました。

「これスタートにしよう」「ここに穴開けたい」と2人は話し合いながら作っていきます。

「先生、ここに穴を空けてください」といいに来たので、段ボールカッターを渡し自分でやってみるように伝えました。

さてA君上手にできるでしょうか?

普段は「無理かも」「できなかったらどうしよう」と不安を口にする事の多いA君ですが、友達に協力してもらい、穴を空ける場所を確認したり、段ボールを支えてもらいながら穴を空ける事ができました。

 

その後も、各グループで作ったピタゴラスイッチを積み木でドミノを作って繋げ、2時間かかってやっと完成しました。

完成したピタゴラスイッチに子ども達も大喜びです。

「5,4,3,2,1、スタート!!」カウントダウンをしてビー玉を転がしました。

 

結局はドミノの所で止まってしまいましたが、子ども達は満足した様子でした。

 

始めは完成するのかと心配していた職員でしたが、子ども達同士で意見を出し合い、友達と協力して作り上げる事ができました。

数か月に1度行っているみんなで1つのものを作る製作活動、以前、巨大迷路を作った時にはなかなか意見が出てこなかったり、道具の使い方が分からなかったりしていた子ども達でしたが、子ども達の成長を感じる活動となりました。

 

A君のように不器用な子、物の使い方をイメージする事が苦手な子の多いまふぃんの子ども達。

特に高学年になると、結果が予測できるため、「失敗したらかっこ悪いから」と苦手な事に挑戦したがらない子もいます。

今はできない事は手伝ってもらえますが、大人になればそうもいきません。

楽しく活動を行いながら分からない事も1つ1つ経験し、使い方を知っていく事が大切だと感じました。

 

 

まふぃん中村

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