園内研修「赤ちゃんの動きの発達」

先日、園内研修に竹原亮紀さんにお越しいただいて

「赤ちゃんの動きの発達~体幹機能の獲得と日常生活~」

についての研修を行っていただきました。

竹原さんについての詳しいプロフィールはこちらから。

 

まふぃんで行う活動で主に「体幹」を意識して行っている活動には、運動遊び・スライダー遊び・音楽遊び等があります。

今回の研修を受け、「運動の学習や土台作り=根っことなるもの」を早速活動に取り入れてみる事にしました。子ども達の活動の様子、その後の変化についてお伝えしていきます。

 

【児童発達支援】

子ども達が大好きな音楽遊びで行っているリズム。これまでも運動機能の基礎を作ったり体幹機能を獲得することに繋がる「赤ちゃんの動き」を馴染みのある歌・ピアノの音に合わせて行ってきました。例えば・・

 

寝がえりでの移動(どんぐり)

 

 

腹ばいで進む(ワニ)

ハイハイ、高ばいで進む(ウマ・きりん)

 

これらの動きはすべて赤ちゃんの発達段階に沿ったものであり、人が直立二足歩行を行うための基本機能となっているんです。竹原さんが研修中に何度も口にされていた「ちゃんと立って、ちゃんと歩いて、ちゃんと走る」の土台の部分です。

 

研修を受け新たに加えた動きがこちらです。

仰向けで泣く(グーパー)

うつ伏せ(ひこうき)

座って手を使う(だるま)

膝立ちで歩く(ぺんぎん)

 

これらの動きには、腹筋や背筋の強化、肩回りや股関節の筋肉の強化などのねらいがあります。

一連の動きをリズムで行った後に、運動遊びでの「くぐる」「よじのぼる」やスライダーでの足の動きについて実際にアセスメントしてみました。

 

普段は手だけで進んでしまう「くぐる」やスライダーでの動きでは、目に見えて変化が現れました。しっかりと股関節を動かし前へと進んでいくことが出来るようになりました。

 

また「よじのぼる」でも、足裏をべったりとつけて登っていたためつるつる滑って思うようによじ登ることが出来なかった子が、しっかりとつま先を使って登ることが出来るように。

 

そして何よりも子ども達に「できた!」「楽しい!」「もっとやりたい!」といった感情の変化が表れたように思います。

今後も子ども達の変化を楽しみに活動に取り入れていきます。

 

 

【放課後等デイサービス】

小学生にもなるとピアノに合わせてみんなで動くとなると「ちょっと恥ずかしいな・・」と思う子も出てきてしまうものです。そこで、ちょっとだけゲーム性を入れて、みんなでわいわいと楽しめるような活動を行いました。

 

うつ伏せ

 

座って手を使う

この動きを行った後の運動遊びでは、普段マットに座って待つ時間にソワソワと動いて何度も声を掛けられる子が、ピシっと座りしっかりを前を向いて活動に集中することが出来ていました。その姿を褒められ、更に背筋がぐんと伸びていく姿が嬉しかったです。

高学年にもなると、恥ずかしいに加えて体を動かすことに苦手意識を感じてしまう子もいます。ちゃんと立って、ちゃんと歩いて、ちゃんと走るための機能を獲得するには年齢は関係なく、運動量や経験値が大事ということを教えて頂きました。

「なんか楽しそうだな」「やってみたいな」と子ども達が飛びついてくるような活動を行っていきます。

 

実際に私も研修中に動いてみましたが、大人になるとなかなかに難しく、動くたびに

「あいたたた・・・」となっていました・・。しかし、その日の夜は心地よい疲労感と肩回りのコリがスッキリ!いくつになっても体を動かすってやっぱり大事なんですね。

是非ご家庭でもまふぃんの活動のことを話題にして、子ども達にひこうきやだるまの動きを教えてもらってくださいね。

 

子ども達のちゃんと立って、ちゃんと歩いて、ちゃんと走る姿を想像しながら、体を動かすことが嫌いにならないように楽しんで活動を行っていきます。

 

まふぃん錦ヶ丘 吉村