にぎりぱっちり🐣

4月に2人から始まったまふぃんの児発のクラス、約半年経ち、現在16名まで増えました。
人数が多くなったことに伴い、曜日ごとにクラスを分けて活動を行っております。
10月に入ってきた子ども達も多くいますが、少しずつまふぃんでの活動に慣れてきてくれているようです。
初めはお母さんから離れると大泣きしていた子もいましたが、1か月ほど経ち、今では玄関で自分からバイバイをして、ニコニコ笑顔でお部屋に入って行くようになりました。

今日は、そんな人数の増えてきた未就学児のわらべうたの時のお子さんの様子をお伝えいたします。
小さいクラスの子ども達、わらべうたで大人気なのはオーガンジーを使ったあそびです。
オーガンジーとは軽く透けている布の生地のことで、程良い張り感を持ち合わせ、固い風合いと光沢が特徴です。ドレスにもよく使われる素材です。

 

わらべうたでもこのオーガンジーを使って、いないいないばぁをしたり、手の中にくしゃくしゃにして隠して手を広げると飛び出てくる様を楽しんだりして遊びます。
ハンカチやタオルとは違い、薄い素材でありながら、弾力性があったり、布を通り抜ける柔らかな光を感じることができたりするところが、子ども達を夢中にさせるようです。

このオーガンジーを使ったわらべうたで、『にぎりぱっちり』という遊びがあります。

 

にーぎりぱっちりたてよこひよこ♪
という歌に合わせて、オーガンジーを手の中に隠し、
手の中に全て隠れたところで・・・
ぴよぴよぴよ~!
と手を広げ、オーガンジーを飛び出させます。
子ども達は手の中から本物のひよこが出てきたかのように喜んでくれます。

 

いつもはあまり発語のでないお子さんも、歌の初めを覚えて
「にーぎいぱっちい・・・ぴょぴょぴょ~♪。」
と歌い出す場面もあり、とても驚きました。
ゆったりとしたリズムや、聞きやすく、覚えやすく、歌いやすいわらべうたは、子ども達に安心感を与え、ついつい口ずさみたくなってしまうような気持ちにさせるのかもしれません。

オーガンジーの不思議な動き、綺麗な色、早く自分もぴよぴよしたい!
そう思って手を伸ばす子がたくさんいます。
このような場面で、友達がにぎりぱっちりをする様子を見て、今の場面を理解してもらったり、待っていたら自分にもオーガンジーが回ってくるという経験をしてもらいたい為、まふぃんでは人数より少ないオーガンジーで、順番ににぎりぱっちりを行っていきます。

このようなことを繰り返すことで、少しずつ周りの状況が分かるようになったり、待てるようになっている子も増えてきました。

 

 

活動が終わり、自由遊びの時間にも3枚のオーガンジー布を出して、子ども達に自由に遊ばせてみると、
やはり大人気です。まだまだオーガンジーでにぎりぱっちりしたいと言う子が、大勢います。

こんな時も子ども達の反応は十人十色

貸して。と言う子
何も言わずにひっぱって取ろうとする子
順番じゃないといけないんだ!と職員に言いに来る子
少し離れたところからじっと見ていて、ほしいけれど何も言えない子

(おーふーねーが、ぎっちらこ♪)

まふぃんでは、怪我がないように、職員の見守りの元、できるだけ子ども同士のやりとりを大切にしていることをこれまでのブログでもお伝えしていますが、このような取り合いが起こったときにもそのような対応をしております。

「貸して。」と「いいよ。」

このようなやりとりを形式的にするのではなく、
貸したくない気持ちがあるのなら、その気持ちを押し込めず「今遊んでいるから貸せない。」と、言葉で伝えられたらいいですね。

・友達の物を無理矢理取り上げてしまったら、相手が泣いてしまった。
・自分より小さい子に譲ってあげた。
・勇気を持って「貸して。」と言うことができた。
・自分の持っていたものを黙って取られた。

このようなさまざまなやりとりを経験していくと、4歳ころには「ほしいけれども、貸してあげよう」というような気持ちが生まれてきます。

 

しかしその一方で、「こうしたい」ということは分かっていても、そうならない自分との間で身動きがとれなくなり、泣いたり、乱暴なことをしてしまうこともあるかもしれません。
そのようなときにも、自ら立ち直ることのできるように日々、職員は寄り添いながら支援しております。

 

楽しい活動の中にも、たくさんのぶつかり合いがあったり、葛藤がありながら子ども達は成長していくんですね。

今後も子ども達の様々な姿を大切にしながら活動を行っていきたいと思います。

 

まふぃん錦ヶ丘 岡田

小麦粉粘土からの学び

小麦粉粘土からの学び

 

朝夕、空気が冷たく肌寒くなってきましたね。銀杏の木は一段と黄色に色づき、地面も黄色に染まり〝きれいだな~〞と眺めてしまいます。銀杏並木を通ると、見上げて見とれてしまいます。

 

タライを囲んで座った子どもたち。職員が袋を手にし「これ、何かな?」と問いかけると

子どもたちの表情が、〝ワクワク感〞や、ちょっぴり〝いたずらっ子〞の表情に変化します。

〝早く入れて!待ちきれない!〞といった感じです。

これは未就学児(1歳~2歳)クラスの小麦粉粘土を始める前の子どもの様子です。

 

この小麦粉粘土、学童でも行うのですが〝ねらい〞ちょっと違ってくるのです。何が違ってくるのか…まずは未就学児の様子からお伝えしたいと思います。

 

◎未就学児クラス(1歳児~2歳児)

今までに何回かお伝えしましたが、まずは小麦粉のさらさらの感触に触れその後の抵抗 が少なくなるようにします。最初は慎重に触れていますが、次第に慣れてくると腕につけたり、両手ですくっては〝ポーン〞と上に投げ落ちてくる粉の様子を目をキラキラさせて見ています。ここまでくると職員の服も…もちろん、真っ白!子どもたちは顔も髪も真っ白になってしまいます😅

さらに遊び方が大胆になってくると、タライの中に足を踏み入れ座り込み遊び始めました。それを合図に2人、3人と中に入りタライの中は〝ぎゅうぎゅう〞です。このような環境を作る事で『場の共有』や『接近』になり自分と友だちとの距離感を意識できるような仕掛けを作っています。

 

いつもは粘土を〝作って遊ぶ〞までを活動にしていますが、今回は〝さらさら〞ポロポロ 〞の段階をいつも以上に楽しんでいたので、ここで終了にしました。

何かを作り上げる事も大切な経験ですが、そこに至るまでの過程子どもたちの言葉にならなくても感じ取っている表情。大人にとって日常になってしまった様々な当たり前の、感触や変化していく様子が子どもにとっては大切な感触の経験や、気づき学びになっているのだなと思います.

 

 

では、学童になるとどのようになるのか…

先日『比べてみたよ』のブログお伝えしましたが、学童になると〝学び〞や〝探求心〞とそれを『生活の中に取り入れて』が入ってきます。どのようなことかと言うと、『これは、何だろう?』『何故だろう』『~したらどうなるのだろう?』と考え発見したり意見を出し合い試す。そして試したことを自分の『生活の中に取り入れて』いきます。

 

小麦粉粘土の体験を沢山してきた子どもたち。9月にはだんごの粉で団子づくりも経験しました。そこで、子どもたちが「いつもと違うみたい…(小麦粉粘土の時と)」と気が付いたのです。

なので! 実験の始まりです😊

どのような実験かというと、3種類の粉〝小麦粉、片栗粉、だんご粉〞『触った感触はどうちがうのか?水を入れたらどうなるのか?その後はどうする?』『だんご粉は食べられたけど他の粉は?』と様々な疑問が出てきました。

まずは、それぞれの粉を触れ感じた事も発表しました。

〝片栗粉は固い、ぱさぱさ〞だんご粉はさらさらし過ぎ、おもちの匂いがする〞〝小麦粉は柔らかい、握ったら固まる〞などいろいろな意見が出てきました。片栗粉に水を入れてすくってみるとすくった時、指の間から『どろっ』と出てきた事にも驚いていました。

だんご粉は食べられることを知っている子どもたち。

「他の粉はどうしょうか?」と聞くと「煮る!」と意見が一致しました。

それぞれの粉を茹でた後は、味見です。グループごとにお皿に入れて〝1人何個づつ食べられるか〞ここにも学びがでてきます(数、量)

小麦粉は野菜をたっぷりのお汁に入れてお昼ごはんに頂きました😋

 

同じ小麦粉粘土。手段は同じでも、未就園児と学童このように目的が違ってきます。

小麦粉粘土というと、作って遊ぶという事が目的になってしまいがちですが、それはあくまでも目標なのです。

 

未就園児クラスの小麦粉粘土のねらいは。

場の共有から友だちを意識する

変化のある感触に慣れる」です

一つのタライを使う事で『場の共有』『接近』をし経験を通して自分と友だちの適切な距離感や関わり方を学んでいきます。これが対人関係社会性になっていきます。

 

 

学童になると、いつもは粘土を作り遊んでいる小麦粉が『あれ?この先どうなるのかな?』と疑問を持ち、いろいろな方法を試す事で探求心好奇心に変わり、学びへと変わっていきます。それが学びに向かう力となり、実生活にも繋がっていきます。

また友だちと意見を出し合う事で、自分になかった気づき視点もでて友だちの存在が重要なってくるのです。

 

今日は未就学クラスと学童クラスで同じ手段でもねらいが違ってくることをお伝えしました。

見方を変えると同じ活動でも結果は大きく変わってきます。

発達段階を踏まえ、どこにアプローチしたいのか。

日々考え、同じように見えても視点を変えていく訓練を私たち職員も積み重ねています。

そうして療育の奥深さを知っていくと子どもも自分も成長していけますね!

 

 

 

 

 

 

まふぃん上之園

 

寺田

まふぃん錦ヶ丘 体験会のお知らせ

こんにちは。

 

まふぃん錦ヶ丘施設長の伊集院です。

 

先日は地域交流の一環として、まふぃん錦ヶ丘の向かい側にある吉野寺さん主催の”吉野寺マルシェ”に参加させていただきました。

まふぃん錦ヶ丘のブースでは子ども達向けのワークショップを行い、クリスマスに向けたリースつくりを実施しました。

 

たくさんのご参加ありがとうございました。また、イベント参加に声をかけていただいた吉野寺さん、ありがとうございました。

その様子はまた詳しくブログでお伝えします。

 

さて、まふぃんに錦ヶ丘からのお知らせです。

12月にまふぃん錦ヶ丘体験会を実施します。~児童発達支援・放課後等デイサービス~

 

当日、お子様には活動に参加していただき、保護者の方には活動の様子をマジックミラー越しにご覧いただきます。

活動をご覧いただきながら内容の説明を致します。

 

日時についてはこちら↓↓

 

放課後等デイサービス 対象:小学1年~高校3年生まで

来年度小学1年生のお子様も対象となります🎵

12月16日(月) 16:00~17:30 新聞紙を使ったゲーム

12月19日(木) 16:00~17:30 運動遊び

↑↑ ~動きやすい服装でお越しください~

 

児童発達支援 対象:未就学児

12月25日(水) 9:30~11:30 感触遊び

↑↑ ~汚れてもよい服装でお越しください~

 

 

お子さまの成長を後押しする選択肢の一つとしてお考えいただけると幸いです♪

 

ご予約制になっておりますので、お気軽にお電話ください。

平日・土曜日 9:00~18:00まで電話対応致します。

 

※上記の曜日以外でも、随時見学・体験可能です。

お気軽にお電話ください。

 

まふぃん錦ヶ丘施設長 伊集院

 

 

 

 

 

遊びは学び~童具編

2学期のシーズンに私の心に

ズッキュ~ン

と響いた出来事を紹介します。

ある日の放課後、活動前の自由遊びの時に子供たちが童具(積み木)で遊んでいました。

その中の1年生のAちゃんが

「先生!見て!神様!」

と言ってきたのです。

ふと見ると

Aちゃんが

「神社!」

とつぶやきました。

な・なんと 1年生のAちゃんが童具(積み木)で神社を作成

「ここから入って~これが道~ここでお祈りするの」

と指先で案内しながら説明してくれました。

「ここはお金を入れるところ」

お賽銭箱です!

A・Aちゃん素晴らしい!

一気にそこの空間はパワースポットとなりました。

おとなりでは、童具(積み木)を1個耳に当ててBちゃんが

スマホごっこです。

なんとも愛くるしい二人です。

 

実は紹介した2人は、童具で遊ぶ前は、学校行事の練習や勉強で疲れて、遊ぶ前は少し不機嫌な様子でした。

しかし、童具で遊び始めた途端、疲れた様子から一変。夢中で遊び始めました。

 

世界発の幼稚園を作った幼児教育の祖と呼ばれているドイツのフレーベルは、子ども達が楽しく遊びながら、表現力や認識力、想像力を自然と学べるような教具をと願い、教育遊具「恩物」を生み出しました。恩物の一つに積み木があります。

恩物はドイツ語でGabeガーベ 訳すと「神様から子どもへの贈り物」を意味します。

 

 

神様から子供への贈り物の童具(積み木)で自然と好奇心と創造力を膨らませて神社を作成したAちゃん.

遊ぶことによって想像力と自主性が引き出され、情緒が安定する姿。

集中して工夫し、自分の力で自然と学んでいく姿。

森羅万象や神秘性、精神性の深さやつながりを感じて心に深く染みこむ体験でした。

 

まふぃん 上之園

有川

リトミック♪(錦ヶ丘)

まふぃん錦ヶ丘で子ども達が楽しみにしている活動の一つに,リトミックがあります。

療育にリトミックを活動として取り入れるにあたり,どういう意図を持ってねらいを設定し,そして子ども達が楽しいと思える活動になるのかを考えて取り組んでおります。

 

さてさて今月のリトミックの様子は・・・

 

ピアノの音が聴こえると子ども達が部屋に入ってきましたよ

まずは,歌に合わせてお名前を呼びます。タンバリンを持った職員が順番に回り,自分の名前の数だけタンバリンを叩きます。この時の子ども達は,「もうすぐ自分の順番だ」「まだかな~まだかな~」と期待をしながら順番を待っています。

ただ順番を待つのではなく,期待をしながら順番を待つ。「まだかな」「もうすぐだ」「次は自分の順番だ」,集中して音楽を聴き,職員の動きや友達の様子を見ながら自分の番を待つことができました。

 

次は,歌詞への集中やそれに対する動きの模倣。

ここでは馴染みのある季節の歌や,手遊び歌を取り入れています。今月は「まつぼっくり」「いとまきまき」等,クラスの年齢層に合わせて秋を感じられる歌を歌いました。

初めての歌や動きも一生懸命に職員を真似て,かわいい歌声や動きができています。

ほっこりしちゃいますね。

ここまでは椅子に座っての「静」の活動。

子ども達が特に大好きな「動」の活動は・・・

聴こえてくる音楽に合わせて体を動かします。頭やお腹,足や手といった体の部位を歌に合わせてタッチしていきます。年中長児になると友達と向かい合い,相手の体にタッチするといったこともします。相手との距離感がなかなか掴みにくい子や,力加減が分からない子も音楽に合わせると自然と優しくタッチでき,何よりもお友達と一緒にリズミカルな動きを体感できることが楽しいようです。

そして,ピアノの音に合わせて歩いたり止まったり走ったり。楽しくなりすぎて思わず「キャー」と声が出ちゃうこともしばしば・・・。でも,音楽が止まると,子ども達もピタっと止まり再びピアノが鳴り出すまで集中して耳を澄ませます。

トンボ,メダカ,電車などなど,次々と音楽が変わる中子ども達は良く聞き分けてそれぞれの動きをしています。まだ慣れていない子や,動きが分からない子も友達の様子を見ながら頑張って真似をしていました。

「動」の活動の最後は,♪線路は続くよどこまでも♪に合わせて電車ごっこです。

先月,先々月はシーツに乗って電車遊びをしました。友達と接近することや接触することが苦手な子も,繰り返し遊ぶうちに狭いシーツの中で友達とぎゅうぎゅう接近して楽しめるようになってきました。

 

そこで,今月はちょっとスッテップアップです。

低年齢児のクラスでは,より大接近の段ボール電車に乗って出発進行!

 

段ボールの中に先に友達が入っていると,自分が入ることをちょっとためらってしまう子も

「ポッポー」

出発の合図が聞こえると,慌てて段ボール電車に飛び乗りました。ピアノの心地よい音に,友達と大接近していることも忘れてしまったように笑顔で楽しんでいました。

 

年中長児のクラスは,ロープ電車を運転して出発です。

初めは二人乗りのロープ電車。先頭の子が突っ走りすぎて,後ろの子が振り回されそうになることも・・・。よーくピアノを聴いて,リズムに合わせて再度出発進行!

お互いの動きに合わせ,そしてリズムに合わせて動けるようになってきました。

さあ,次はみんなでつながってひとつのロープ電車で出発です。

二人のときよりも,相手の動きに合わせなければすぐに脱線してしまいます。

頑張って~!

 

職員が手で作ったトンネルをくぐり~,無事に到着しました。

早く進みたい気持ちを我慢して,相手の動きに合わせて動く。とても難しいですね。

けれども音楽に合わせれば不思議とできてしまうんです。これもリトミックの醍醐味でしょうか・・・

 

さあ,たくさん動いた後は再び「静」の活動です。

音付け絵本。ピアノに合わせて絵本の読み聞かせです。音楽がつくことで,いつも読んでいる絵本もなんだか特別な感じがしてきます。子ども達は視覚と聴覚を使いどんどん絵本の世界に引き込まれていきます。イメージを拡大させているようです。

最後に終わりの歌を職員がしっとりと歌い上げ(笑),本日のリトミックは修了。

先ほどまでワイワイと動いていた子ども達もしーんと静まり,きちんと椅子に座って終わりの空気を感じ取っているようです。

この日は終わりの歌が終わると

「先生,なんだかさみしくなっちゃた」

と言う子がいました。職員の気持ちがこもった歌声の効果かな(笑)?

 

リトミックについては,たくさんの書籍もありネットでもたくさんの情報を得ることができます。

専門の先生方もいらっしゃり,様々な特色を持ったリトミック教室もあります。

そんな中,まふぃんがリトミックを療育に取り入れる意味。まふぃんらしい,リトミックとは何だろうと考え,やはり「社会性」を大切にしていきたいと思っています。

集中して取り組める他者との距離感を掴み一緒に楽しめる。他者との接近,交流。

他者に合わせて動く。我慢する。どれも,一人では経験できないこと。

音楽を楽しむことはもちろん,これからもまふぃんらしいリトミックを子ども達と一緒に楽しんでいきたいと思います。

 

来月のリトミックはクリスマスの頃かな・・・みんなでサンタになって歌って踊っちゃおうかな♪

 

まふぃん錦ヶ丘   吉村

吉野寺マルシェ

こんにちは。

 

まふぃん錦ヶ丘施設長の伊集院です。

 

11月23日(土)

第一回、吉野寺マルシェが開催されます。

地域に開かれたお寺でありたいと今回、このような企画を立ち上げたようです。

吉野寺はまふぃん錦ヶ丘の向かい側にあり、毎日夕方18時になると

「ゴーーン」と住職さんが鐘を鳴らします。

 

初め慣れるまでは、大きな音に驚いていたのですが

今では

今日も頑張った!と終わりの時間をお知らせしてくれる大事な存在になっています。

 

上之園町にあるまふぃんではナガヤタワー住人との交流が盛んにおこなわれています。

イベントに招待したり、漬物のお裾分けをしたりと大変盛り上がっております。

保育園・幼稚園との交流が盛んなまふぃん錦ヶ丘ですが、多職種の方々や、地域にお住いの方々との関りを持てないかな?

と模索していた中で、吉野寺のマルシェがあると聞き

何かお手伝いができたらと声を掛けました。すると・・・

今回、特別にブースを持たせていただくことになりました。

 

と決まったものの・・・さて、何をしようか??

職員間で話し合いを持ち 来場したお子様向けの

・お菓子釣り

・リース作り

をワークショップを行うことにしました。

もちろん相談会も実施しております。

気軽にお声掛けいただけたらと思います。

 

お近くにお寄りの際には、ぜひ足を運んでいただき、マルシェを盛り上げていただけたらと思います。

 

どうぞよろしくお願い致します。

 

まふぃん錦ヶ丘 施設長 伊集院

比べてみたよ

土曜日の放課後等デイサービス。

平日より長いので活動内容もいろいろです。子どもたちから「今日は何をするんですか?」と質問がとんできます。

 

今回は“感触遊び”がメインの活動。

「小麦粉粘土?ですか」と早速質問されました。

今まで何度も体験している子どもたちにとっては予測ができて「またか・・・」と思った子どもがいたかもしれませんね。

今回はちょっと違います。

 

子どもたちの前に3つの粉の入ったボールが出されました。

「これは何の粉でしょう?」

 

今日の“感触遊び”始まりです!

 

ねらいは“触ったりこねたりすることを通して粉の感触の違いに気づくこと、感触に慣れること”です。

 

子どもたちから、たくさんの意見が出てきました。

提示しただけで

「これ、小麦粉!」

 

触ってみると・・・

「さらさらしてる」

「握っても形がくずれないから、小麦粉はこれだ」

「だんご作りの粉と一緒だ」

 

お団子作り小麦粉粘土など今までの経験を照らし合わせて答えを考えています。

ここで粉の予想を立てさせました。

3つの粉の正体は“片栗粉”“小麦粉”“だんごの粉”です。

 

もっと違いに気付くために、次は水を入れてみました。

すると・・・

こねた瞬間に

「あっ、これ片栗粉だ、絶対そうだよね」

「だんごの時と一緒だ、もっと水を入れてください」

などなど発言がたくさん出てきました。

グループの子ども同士で意見を出したり相手にうなずいたりするのでコミュニケーションも取れていきます。

 

答え合わせをすると子どもたちは大喜びでした。

さて、今回はこれだけでは終わりません!!

 

「粉の違いは他にもあるんだよ。」

「この粉、食べ物だよね・・何ができるのかな!?」

 

「ピザができるんじゃない・・・!?」

 

Y君の発言がきっかけでたくさんの意見が出てきました。

(パン、おしるこ、だんご、ケーキ、唐揚げなどなど)

 

話し合った結果、“煮る”で違いを比べることに決定!!

小麦粉、だんごの粉、片栗粉を丸めてお鍋でグツグツ煮てみました。

“どうなるんだろう”子どもたちも職員も興味津々です。

ゆであがったら、見た目や食感、味比べです。

「小麦粉は、食べてもおいしくない」

「だんごの粉は、もちもちしておいしい」

「片栗粉は・・・なんだこれ!? 今流行りの・・・タピオカみたい!」

 

触ったり、こねたり、味見したり、友達と協力したりしてあっという間に時間が過ぎていきました。子どもたちそれぞれがいろいろな体験をしたようです。

私たちも“煮る”実験をして片栗粉がタピオカのようにぷるぷる食感になることを知ったのでびっくりしました。

 

“やってみたい”“どうなるんだろう”

という興味、関心、意欲があると、子どもたちは主体的に考え意見を出していきます。

今回の活動で子どもたちが生き生きと取り組んでくれたのがとても嬉しいでした。

「次はパンを作ってみたい」「ケーキ作りたいな~」

と次のステップへと発展していきそうです。

 

「ピザができるんじゃないかな・・」

と最初に発言してくれたY君。いつもは多動気味で注意されることが多いのですが…発想力豊かで思ったことをどんどん発表してくれたので今回の活動では大活躍でした。「お母さんがパン焼いてくれるの、僕みてるからさ!」「発酵させて作るんだよ」などなど、家庭での様子をよく見て覚えているんだな、と新たな発見がありました。Y君の持ち味を今後も引き出し、伸ばしていきたい、と思います。

 

“まふぃん実験室”、学童の子どもたちとできたことは、私たちにとっても新たな活動の取り組みの一歩でした。体験的な学びをこれからも取り入れて、子どもたちの社会性や生きる力を育てていきたいと思います。

今回の活動、私の感想は「おもしろかった~」です。

 

まふぃん上之園

末吉

公開療育(錦ヶ丘)

こんにちは。

 

まふぃん錦ヶ丘施設長の伊集院です。

 

4月の開所から早6か月が経ちました。

おかげさまでまふぃん錦ヶ丘の利用児童数も徐々に増えてきております。

日に日に変化していく子ども達の様子を目の当たりにして、私もですが保護者の皆様にも療育の効果というものを実感していただき「当初と比べると我慢ができるようになった。」「集中力の持続ができるようになった。」などありがたいお言葉も頂戴いたしております。

 

現在、児童発達は若干の空き、放課後等デイサービスは十分に空きがございますので「利用日を増やしたい。」「知人に紹介したい。」などのお声がありましたらぜひ職員にお声かけください。(電話番号 099-210-7840)

 

さて、11月13日(水)は他事業所向けの公開療育を行いました。

私自身もこの公開療育に携わるのは初めてのことなのですが、4月に開所したまふぃん錦ヶ丘にとっても、初めての公開療育となりました。

公開療育とは学校の研究授業のようなもので、事業所で行っている活動や支援内容を他事業所や関係機関の方々に参観していただき、各事業所での取り組みを話し合い、さらに療育の質を高めていきましょうというものです。遠くは谷山からのご参加いただきましたこと感謝致します。

 

まふぃんでは集団的な療育活動を軸に様々な療育を行い「自律」に向かって活動を組み立てております。

その中でも大事にしていることの一つとして「社会性」を養うことがあります。

今回参観していただいたのは「運動あそび」まふぃんを代表する活動のひとつです。

文字にすると「体を動かし、体感を安定させる。」「楽しく過ごす。」などのねらいがでてくるところだと思いますが、まふぃん錦ヶ丘では社会性を養うために様々な仕掛けを用いて運動遊びを展開していきます。それがブログなどで職員がいつも記している、「場の接近、共有、交流」ですね。

 

ご参加していただいた皆様には「運動遊び」の中にも「社会性」のねらいがあることに注目していただきたく、マジックミラー越しに解説を行いました。

なぜこの様なねらいを設定し、このねらいが将来どこに結びついていくのか、壁面がなにもない意味は?そしてまふぃんの療育理念と手法、などなど。

 

すべてを初見でご理解していただくことはできないかもしれませんが、まふぃん錦ヶ丘の特色を少しでも各事業所の皆様に伝えられたのではないでしょうか?

 

その後はご参観していただいた方々を交え、職員全員参加で質疑応答、ご意見ご感想を承りました。

「母子分離の意味」「個別対応の仕方」

中でもまふぃん錦ヶ丘の特色のひとつである幼稚園、保育園が隣接している環境下での「連携した支援」への取り組みには熱心に耳を傾けていただきました。

 

前日から緊張していた職員も普段からまふぃんの療育や考え方について、プレゼン形式で練習をしていることもあり

活動報告も堂々と行い、質疑にも的確に対応できていたように感じます。これも日々の取り組みの成果ですね。

また職員間でも大事にしていることとして活動前に必ず作戦会議と活動後に振り返りを行うこと。

それを日々繰り返すことで、職員間の意識や考え方、方向性を統一しながら療育を行っていることをお伝えしました。

 

 

鹿児島県内にはたくさんの療育施設ができ、また、療育を必要とするお子様も増えてきています。

様々な療育の考え方や支援方法・取り組みがありますが、子どもを支援するという方向性はどの事業所も同じです。

お互い連携や手を取りながら子どもへの支援に向き合いたいと感じております。

 

今回、ご参加していただいた11名の皆様、様々なご意見ありがとうございました。質の向上に向けて今後もさらなる展開を目指したいと思います。

 

ほっこりエピソード

オリエンテーションをするにあたり、移動した錦ヶ丘幼稚園の園庭。

大きなシンボルツリーとビオトープがあり、小川のメダカやアメンボを見ていた参加者の方々もすごく興味を持ってくださりとても魅力的な場所に感じていただけたようです。

畑や水の流れる小川がいつもきれいに保てているのは、日頃からお手入れしているバスの送迎員の方々のおかげですね。

その風景を見ている私もなんだか嬉しくなりました。

 

 

まふぃん錦ヶ丘 施設長 伊集院

 

 

 

 

ぶつかり合いから得るもの!

ぶつかり合いから得るもの!

 

共研公園のイチョウも色づいてきました。立冬が過ぎ寒さを感じるようになり冬が一歩一歩近づいてきていますね。

 

ある日の活動終了後…

「けんかしないで仲良く見てね。」「一緒に見れば?」と提案しているCちゃんとD君。絵本の取り合いをしていた4歳のA君と5歳のB君の様子を見て発した言葉でした。

 

その出来事とは。

活動終了後の絵本タイムに起きました。それぞれ好きな絵本を見ていたのですが、ある絵本が2人の目に留まりました!

 

「僕が見るんだよ!」「〇くんが!見るの!」「僕!」「〇くん!」と、お互い譲りません。絵本を縦にしたり、横にしたり引っ張り合いが始まりました。

表情も対戦モード。どちらも〝絶対に譲らない!〞といった雰囲気です☹

 

さぁ、ここは職員の出番。2人の話を聞いて「喧嘩しないで二人で仲良く見ようね」「喧嘩しないの、ごめんなさいは…」・・・・

 

 

なんてことは言いません!

もちろん、手が出たらいつでも止める事の出来る距離で、安全に気を付けながら見守ります。

 

何故かというと…

子どもはこのようなぶつかり合いを通して、

自分の思いを表したり、相手の気持ちに気づく、考えるチャンス

になるからです。

 

ぶつかり合いをする中で、お友だちが怒った、言われて嫌だったなど、相手の気持ちを感じ取る事ができます。

そして自分はどうすればいいのか考え始めます。

そのような経験を繰り返しすることで自分の気持ちを調整し、気持ちに折り合いをつけながら人との関わり方を学んでいくのです。

 

そのぶつかり合いの様子を見ていた4歳のお友だちが思わず発した言葉が

けんかしないで仲良くみてね。」「一緒に見れば?

でした。

今まではお友だちがぶつかり合いをしていても、ただ見ているだけだったのですが、お友だちの様子を見てどうすればいいのかを提案し、自分の体験を通して相手の立場に立って発言できるようになったのだなと思い成長を感じました。

 

ちなみに何の絵本だったのかというと…

『おべんとうなあに』です。

どのようなお話か、それは。

〝きょうはみんなでピクニック。ぞう、きつね、うさぎ、ねこ4匹ででかけます。ひと遊びした後は、たのしいお弁当🍙 さっそくみんなでお弁当を見せ合います。ところが、

あれれっ?ぞうさくんのお弁当がないよ!?みんなで探します。するとなんだ! 意外なところにありました。〞

ページをめくると、楽しいお弁当が次々とあらわれる仕掛け絵本になっています。

ぞうくんのお弁当の中身は… ともだちべんとう!

見せ合ったあとは、みんなで分け合いながら、〝いただきま~す〞

というお話しです。

 

さて、A君とB君どうしたかというと…

しばらくは一緒に見ていました。しかし今回はお互い〝一人で見たい!〞という気持ちが強く、気持ちに折り合いをつけ一緒に見続ける事はできませんでした😅

その後、4歳のA君は職員の読み聞かせに興味が移り、5歳のB君は『おべんとうなに』の絵本を見ていました。

 

今回はこのような結果になりましたが、ぶつかり合いの様子を見て、どうすればいいのかを考えて提案する事のできたCちゃんとD君。

お互い『見たい!』と自分の気持ちをぶつけ合ったA君、B君。

どんなに、主張しても自分の思いが通らない事もある学んだり

お友だちも『同じ絵本が見たいのだな』と気が付くきっかけになった、大切な学び、経験になりなした。

 

このような経験を繰り返し、同じような場面があった時に自分の気持ちに折り合いをつけたり、友だちとの関わり方少しづつ学んで成長していくことでしょう。

 

 

次の機会には「おべんとうなに?」の絵本のようにできるかな?

またブログで報告しますね!

 

 

まふぃん上之園

 

寺田

こども食堂でほっこり体験

暦の上では立冬を過ぎましたが、まだまだ秋を感じる今日この頃。

毎月第2土曜日はナガヤタワーにてナポリ通りのこども食堂の日!

11月の秋晴れの土曜日に今回もありがたく参加させて頂きました!

毎月の恒例行事となっていることもあり、こども食堂で気を付ける事、ルールを確認すると

「苦手なものや嫌いなものは伝える。」

「多いときは、量を減らしてもらう。」

「大声で話したり騒いだりしない。」

「走らない。」

「時間内に食べ終える。」

次から次へと意見が出てきます。

こども食堂でのルールや心得を体感しているようです。

お昼時間になり、2グループに分かれてこども食堂へ出向きました。

まふぃんに居る時より静かで穏やかな子ども達の様子は、少し緊張している様にも見えます。

いつも愛情たっぷりのお食事を提供してくださることに感謝の気持ちで、今回はお片付け隊を2名選抜しました。

 

ごちそうさまの後に2人に伝えると、

「えーなんで僕だけ?前もしたよ!」

「早く帰りたいよ」

 

と、ぶつぶつ言いながらも、指示を聞き始めました。

キッチンの流し台に行き、洗い終わった後のお皿や茶わんを拭く役目です。

すると、洗いものをしているスタッフの方と自然とコミュニケーションをとっているではありませんか!

 

ノリノリになってきた2人は、動作もテキパキなりました。

周りの状況をみてお手伝いの行動を合わすことができています。

洗い物が終わると、今度は雑巾を渡され、床を雑巾がけ。

スタッフの方とのコミュニケーションや、お片付けのスムーズな流れに二人の心もすっかりほぐれました。

お片付けが終わり、

「今日はありがとうございました。ごちそうさまでした!」とあいさつをすると、

周りから自然と拍手が沸き起こりました。

心温まる人のつながりに触れる体験。

愛情あふれる食事を頂いたことへの少しの恩返しが、喜びとなって循環した瞬間でした。

お役に立てたことに誇らしげな二人のどや顔のポーズ!

意気揚々と満面の笑みでまふぃんに帰りました。

地域の方との関わりや心のつながりを感じる事が希薄になっている今日この頃。

このような機会に恵まれて、地域性や社会性を育み、この体験を基にさらに成長していく姿は頼もしくもあります。

今シーズンA君のお兄ちゃんが来ていたTシャツです。

I want to try new things.

未来に向かって、新しいことにどんどん挑戦していこう!Yeah!

 

まふぃん

有川

 

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