ご依頼、お受けします(錦ヶ丘)

今年度、高学年の子を中心にして【まふぃんお手伝い隊】を結成し、お隣のこども園と保育園の仕事依頼を受けています。

今までに園庭の草取り、小さい子の見守り、古い資料のシュレッダーなどに取り組んできました。

 

『誰かの役に立てたらいいな』という思いから発足したお手伝い隊。

地域交流も兼ねて活動していますが、その中で敬語を使って話す、電話をして相手の都合を聞くなど、相手の立場に立って行動する姿も見えてきました。

時には一人で園に出向き、内容の確認や必要な道具を借りることも行っています。

どうしていいか分からない時でも、友達と話し合いながら取り組む姿があり、お仕事の大変さを感じながらもやり遂げる喜びを感じているようです。

 

今回は『廃棄予定の古本の表づくり』の様子をお伝えします。

 

こども園から依頼の電話があり、まずは仕事内容の確認をすることに。

依頼内容は3つ。

・本のタイトル、作者、価格に分けて廃棄する本のリストを作る(作者や価格が分からない時は調べる)

・すべての価格が分かったら合計を出す。

・5月中に終わらせてほしい。

さあ、必要な本をまふぃんに運んだら打ち合わせです!

 


まふぃんで会議

依頼内容を確認しながらどうやって進めていくか考えます。

「5月中だからできる時にしないと」

「文字を打つ人と調べる人に分かれよう」

という意見から、パソコンとipadを使い、分担して取り組むことにしました。

『期限内に終わらせるには?』『次にしてほしいことを伝えるには、どうしたらいいか』ということを考える中で

・今後やるべきことを書いた【TODOリスト】

・次の人に取り組んでほしい【引き継ぎ書】

を自分達で作成するなど、いかに効率よく仕事を進められるかを考えてながら仕上げていきました。

 

次の人に引き継ぎます

最後に全ての価格の合計を出し、納品しに行く電話をします。

「今から伺ってもいいですか?」

職員室で報告をすると「自分達だけで??凄いね!」と声をかけてもらい、期日内に納品できた達成感を感じているようでした。

 

お手伝いを通し、誰かの役に立つ嬉しさを感じる、そして、時には仕事の大変さを感じて頑張っています。

『達成するためにはどうしたらいいのか』を話し合い、効率の良い方法をチームで考えて解決していく力は、将来働く上でも重要なスキルに繋がるはずです。

 

先日は大事な資料の押印の仕事依頼も頂きました!これもコツコツやり遂げて来た結果、頂いた仕事だと思います。

今はまだ法人やまふぃんの中だけで活躍しているお手伝い隊ですが、そろそろ地域に飛び出し、地域で活躍するお手伝い隊に・・と計画中です!

これからも頑張れ、まふぃんお手伝い隊!!

 

高学年プログラム担当:今屋

ギュッと握れるかな?(上之園 児童発達支援)

先日、児童発達支援の午後クラス(幼稚園の年少~年長の子ども達)で新聞紙遊びをしました。

この時のねらいは”手指に力を入れてギュッと新聞紙を握ること”でした。

先日新聞紙遊びで、「ボールを作ろう!」と新聞紙を渡しましたが、手のひらで押しつぶし手指をうまく使えていないと感じたのです。

今回の活動では「ゲームを取り入れ」、子どもたちが手指を使うことを意識してもらうことにしました。

では、どのような活動を行ったか、お話していきます。

 

ギュッと握れるかな?

前回の活動では。

『さぁ、新聞紙を小さく丸めよう』ということだけを伝えると、指を使うのではなく、手に握った新聞紙を床に押さえつけ、押しつぶすような姿が見られました。これも新聞紙を小さくまとめることに関しては間違っていませんが、ボールというよりは、少しおせんべいのような形になりました。

今回は手指を使って丸くすることをねらいにしたので、

「ぎゅっぎゅっ 硬いボール作れるかな?」

「私よりも小さくなったら、凄いな~」

子ども達のチャレンジ意識を向上してもらいたくて、煽ります!

すると、先程まで床に押さえつけていた子も「出来るよ」と言って、手指に力を入れて「ギュッと」握ることができていました。

 

 

小さくするぞ~!!

丸めて広げてゲーム!!

今回はチーム対抗のゲームを行いました。

ルールはというと、『相手チームの丸めた新聞紙を綺麗に広げ、破けなかった枚数を競う』

というものです。

1人2~3個のボールを作ってもらい、相手チームに渡します。

 

「それでは、どうぞ!」の掛け声でスタート!

 

1回目、ボール状になった新聞紙を慎重に広げる子どもたちですが、ボールも柔らかく隙間だらけなので、破かずに意外と簡単に広げられることができ・・・ドロー!

 

2回目、子どもたちに少し変化が見られました!

「ん~」「あ~」と力を入れているか、言葉にならない声で

固くて小さいボールを握っています。

子どもたちに話を聞いてみると

相手チームが簡単にすぐに広げられないように固いボールを意識していたようです。

 

ギュッギュ!

固くなった新聞紙ボールは、手指を使って慎重に広げなければなりません。

よいしょっ!あれ?足の指まで使ってる(笑)

 

指を使うこと

さて今回は、手指を使ってもらうことをねらいにして新聞紙遊びを行いました。また、子どもたちの意欲を高めるためチーム対抗のゲームを行いました。

思ったように指先や手全体を使ってボールを作ることができていたようです。

今後、年長さんは就学に向けて鉛筆をぎゅっと握ったり消しゴムを使ったりする場面も多くなると思います。様々な活動を通して「手・指先」にぎゅっと力が入れられるよう支援していきたいと思います。

 

今日は手指をたくさん使ってボールを作ったけど…痛くなかったかな(笑)

 

 

まふぃん 岡部

トイレでおしり拭けるかな?(錦ヶ丘)

未就学の子ども達、トイレに行った後、トイレットペーパーがクチャクチャになっていることがありました。

小学生の子ども達とは、性教育の活動でトイレを使った後のことなどをロールプレイを通して考えましたが、まだ、トイレでの排泄やトイレットペーパーの使い方を頑張っている児発の子ども達。今回は、活動前の時間でトイレットペーパーの切り方、おしりの正しい拭き方を一緒に確認していくことにしました。

まだおむつを履いている子も、ちょっとお兄さん、お姉さんになった気分でトイレに腰掛け、トイレットペーパーをクルクル…憧れの眼差しで取り組むことができました。

 

 

最初に「みんな、うんち」の絵本を読みました。

題名:みんなうんち 著者:五味太郎 発行社:福音館書店

 

動物も人間もみーんなうんちする。

いろんなうんちがあって、いろんなやり方がある。

食べる=うんちにつながっていくことが分かりやすく描かれています。

子ども達も興味津々で見入っていました。

クジラのうんちはどんなのかな~?

子ども達にとって、うんちやおしっこを出すことは、きもちいいこと。

さらに周りからは「上手にできたね」と褒められる!→誇らしい気持ちになる!

こういった感覚がつながっているから、幼児さんはうんち、おしっこのお話が大好きな子が多いそうです。

参考文献:フクチマミ 、村瀬 幸浩、「おうち性教育はじめます 一番やさしい!防犯・SEX・命の伝え方」 KADOKAWA、2020

 

興味のあることからトイレやプライベートゾーンなど、自然に性に対しての正しい知識を身に着けることが出来たらいいな、と感じます。

絵本を読んだ後、トイレでお尻を拭く時にどうやって拭くのかみんなに聞いてみました。

「紙でふく」

「お尻からふく」

何人かが答えてくれる中で、年長の女の子が

前から後ろに拭く!うんちが前につくと、バイキンが入るから!

と、しっかり答えてくれました。

はなまる~!!

理由が分かると、みんなもなるほど!といった表情でした。

 

実際にトイレットペーパーをちぎってみることもしましたが、トイレットペーパー巻き巻きはやっぱり難しい。

力の加減や指の使い方が難しくて、床についてしまったり、ペーパーを引きちぎるようにして切るので、床に切れ端が散乱することも…

「ペーパーホルダーの上を押さえて引っ張る」などのポイントを伝え、一緒に取り組みました。

トイレットペーパーを使うだけだけど、

つまむ

まきとる

おさえる

ひっぱる

ちぎる

こんなに沢山の動作があります。

左手と右手を連動させて動かしたり、目で長さを確認したり。やることいっぱい!

今回の様子を見て、たくさん経験が必要だな、と感じました。

新聞紙遊びの活動などで楽しみながら手指の巧緻性を高め、トイレを使う時にもスムーズにトイレットペーパーを巻き取ったり、きれいにお尻を拭くことができるよう支援していきたいと思います。

 

今回はトイレの使い方について、みんなで確認しましたが、今後も年間を通して防犯について、プライベートゾーンについて等々、子ども達と楽しく性についての知識を身につけていけるようにしていきたいと思います。

 

まふぃん錦ヶ丘

性教育担当:岡田

大きくなあれ!

昨年度からまふぃんで取り組んでいる「お米プロジェクト」。

 

今年こそお腹いっぱいのまふぃん米を収穫すべく、

昨年の学びを活かして 2022年 まふぃん米作りスタート!

今回は、育苗の活動の様子についてお伝えしようと思います。

 

お米ってどう育ってたかな?

何からお米になっているかご存じでしょうか?

正解は 種もみです!!!

今回私も初めて知りました・・・

子ども達もこれにはびっくり!

まずは お米が種もみから立派なお米になり、

一年を通して循環していることに気づいてもらえるように

お米作りの一年のカード並び替えゲームを行いました。

んー・・・ と 子ども達苦戦!!

タイムアップ~!

 

 

答え合わせをすると

「ぐるぐるしてるんだ!」

お米作りが、一年を通して循環している

ことに気づいてくれたようです。

 

土づくり

まふぃんでは植えるだけではなく、土づくりから行います。

お米を育てるには土がとても重要な要素の一つです。

さて、どんな感触かな~?

「うわあ、ねちょねちょしてる~」「さらさらしてて気持ちいいなあ」

と感触を楽しんでいる子ども達。

様々な感触に触れる事で、指先の感覚なども育むことに繋がります。

感触が苦手な子どもたちも 美味しいお米を作りたいという気持ちから

一生懸命混ぜようと取り組む姿が見られ、

嬉しく思いました。

 

育苗

続いて、育苗!

何となく農業って育苗することが当たり前になっていますが、

畑とは違う環境で整備して育てる事で雨風や気温といった自然の影響を受けにくくなり、

丈夫でいい苗ができるという理由で育苗を行います。

 

土をペットボトルの容器に入れ、

水を「容器の中に水たまりが少しできるくらいに入れてね~」とお願いをしました。

すると子ども達、多く入れすぎることなく

慎重に「どのくらいかな~、もうちょっとかな~?」と

グループで話し合いをしながら水を入れ始めました。

放課後等デイサービスでは、

相手の意見を受け入れたり、自分の意見を発信したり、

その中で思い通りにいかないことに対して気持ちの折り合いをつけ、

最終的に友達と協力するということに繋がっていきます。

 

そして、種植え!

籾の数も指定して、

狭いペットボトルの中に

どんな風に植えたらいいかを考えてもらうために話し合ってもらいました。

みんなでスペースを考えながら種を植えられたようです。

育苗完了!

無事育つといいね~

「大きくなあれ!」

 

まふぃん 松野

避難訓練(錦ヶ丘)

5月24日、今年度初めて児童発達支援のクラスで火災を想定した避難訓練を行いました。

通常、児童発達支援や放課後等デイサービスでは年2回以上の消防訓練が義務づけられています。

しかし、まふぃんでは火災・地震・風水害・不審者対応など様々な災害を想定した避難訓練、隣接する保育園・こども園との合同訓練と年間5回以上の避難訓練を行っています。子ども達の命を守るため、もしもの時に職員が慌てず対応できるように毎回必ず振り返りを行い次の訓練へとつなげています。

 

今回は子ども達に事前に避難訓練があることを伝えました。

 

「お・か・し・も・」

・おさない

・かけない

・しゃべらない

・もどらない

 

カードを使い事前に確認をします。こども園、保育園でも避難訓練の経験があるのでしっかりと理解している様子でした。

 

訓練開始!!

活動中に「冷蔵庫から火が出た!!」という職員の大きな声。

事前に話をしてあったとはいえ、その声にビックリして泣き出してしまう子もいました。

職員が初期消火をしている間、職員の誘導に素早くついて行き、靴を履く子ども達。焦って靴が上手く履けない子もいます。泣きながらも自分の足でしっかりと歩き避難する子もいました。

喋ったり、押したり走ったりする子は1人もいませんでした。

 

初期消火を行った職員は最後の窓閉めまでしっかり行います。そして必ず非常持出袋や利用児童連絡先ファイルを持って出る事になっています。

そして子ども達と避難をしながら119番への通報訓練も同時に行います。119番を押す時には職員の私達も緊張します。

通報する際、こちらが慌てていても消防の方が1つ1つ丁寧に質問してくれます。私達も慌てずどのような状況かをしっかり伝える事がとても重要です。

そして、出火場所から離れたこども園側まで避難し、人数の確認を行います。

避難開始から完了まで掛かった時間は2分13秒。みんなよく出来ました!

今までの避難訓練はここで終了。

なのですが・・・

 

前年度の避難訓練の振り返りで、避難をした後の保護者への引き渡しも想定していかなければいけないのでは?という意見がありました。

そこで、今回は保護者の方にご協力を頂いて引き渡しの際の電話連絡のやり取りも行いました。

 

・火災がいつどこで起こったか

・今どこに避難しているか

・お子さんの様子

・引き渡し場所はどこか

 

訓練とは言え、電話をする職員もご協力を頂いた保護者の方も緊張の瞬間でした。

「まふぃんで火災が起きました」と言われると訓練と分かっていてもドキッとしました。と仰っていました。

 

備えあれば憂いなし!

まふぃんにはもしもの時の備えで非常食やおむつなどを置いています。

今は家庭用の防災グッズや長期保存可能な食品も沢山あります。今の非常食はもし期限内に使わないなと思ったら、ご家庭で普通に食べられる程美味しい物になっています。そして何よりお水です。以前まふぃんでも断水を経験し、飲み水だけではなくトイレを流すのにも水が不可欠!水の大事さをあの時に痛感しました。

「何もないかもしれない」ではなくて「何かあった時にどうする?何かあった時の為の備え」はとても大事な事だと思います。

私たちが行う避難訓練もその一つです。

訓練計画はもちろんですが、次に向けての反省・改善点の確認をしっかりと行います。

実際災害が起こったり、不測の事態が起きた際は子ども達だけではなく、大人の私達も慌ててしまうと思います。

そんな中でも訓練を繰り返し行った経験を生かし、行き当たりばったりではなく臨機応変に動き、保護者への引き渡しまで子ども達の安全を確実に守れるようにしていきたいと思っています。

是非ご家庭でも、もしもの時の備えの準備や、避難する場所などの話をされてみてください。

まふぃん錦ヶ丘 日髙

基本の動き

まふぃんで大切にしている活動の一つ「運動遊び」。

運動をした後は身体も心もスッキリして集中力もアップします。

通所して間もないころのお子さんはまふぃんに来ることが不安でいっぱいです。

 

どんなことをするんだろう?

知らない人ばかりの人たちでいっぱいだ。

どうしよう・・・

 

子どもたちの心の中はそんな気持ちでいっぱいかもしれません。

そんな気持ちを受け止めながら、子どもたちが大好きな運動遊びをすることで、まふぃんに慣れ安心して過ごせるように変化していきます。

もちろん、運動遊びは発育発達に欠かせない体つくりがねらいです。

限られた時間内で、どんな運動遊びをしているのか、子どもたちの様子を紹介いたします。

 

【児童発達支援】

子どもたちの運動は大好き!という気持ちをベースにして、ざまざまな遊具を提示し、手と足をうまくコントロールしながら動かすことや、握りしめたり、足で踏ん張ったりする経験ができるようにしています。

 

・向こうまでいけるかな?

よいしょ、よいしょ、あと少し!

 

上まであがれるかな。

のぼったり、おりたり。

何回も繰り返します。たのしいな~

 

お友達がしているのをまねる子ども達。

一緒にするともっと遊びが楽しくなりますね。

 

年少さんから年長さん達のクラスになると、こんなの簡単さ!という子どもたちも出てきます。

そんな時は、ちょっと不安定なものを目の前に出します。

 

おちないぞ~

できるかな~

がんばるぞ~

一発でクリアできると満面の笑み!

やったね!

 

順番を待つ時の姿勢も自然とかっこよくなるんですね~。さすが!

 

【放課後等デイサービス】

小学生に入ると、基本の動きは必要ないのでは?、と思われるかもしれませんが、放課後等デイサービスでも同じことを繰り返します。

体が大きくなるにつれて、できないことも意外と増えています。

 

両手両足を床につけないで転がる動き

ワニの動き 匍匐(ほふく)前進

キリンの動き 高這い

アヒルの動き 蹲踞(そんきょ)の姿勢

前転運動

シンプルな動きなので、子どもたちは簡単だ!と思って挑戦するのですが、意外に難しく、バランスを崩す子も多くいました。

特にアヒルの姿勢「蹲踞(そんきょ)」は背筋がピンと伸びている子どもは少なく、前かがみになってしまうので、子どもたち自身もびっくりしたようです。

すぐに「疲れた~」とあきらめてしまうお子さんも・・・。

「大丈夫。やっていくとだんだん上手になるから。やることが大事だよ」

その言葉に励まされた子どもたちは最後までチャレンジしていました。

 

成長した体を上手にコントロールするためには、基本の動きの感覚を脳が取り入れるまで繰り返し行う事が大切だそうです。

体幹がしっかりしていると、よい姿勢で長時間の話を聞くことができたり、人に好印象を与えたりすることができますね。

だからこそ、高学年でも運動遊びは大事なんだな、と思いました。

学習中に姿勢が崩れてしまう、といった悩みがあるお子さんは、もしかしたら体幹が弱いのかもしれません。

それらも見極めながら、運動遊びを通して適切な支援をしていきたいと思います。

 

最後に、運動は私達大人も大事です。

子どもたちと一緒に、基本の動きをしていきたいものですね。

 

 

まふぃん上之園 末吉

2021年度 事業所評価公表(再掲)

まふぃん、まふぃん錦ヶ丘をご利用の保護者の皆様

 

平素より運営へのご理解・ご協力を賜り御礼申し上げます。 

まふぃんのような行政から指定をうけた事業所は、1.事業所自己評価を行うこと、2.その利用児の保護者による評価を受けること、3.その結果を事業運営に反映させ常に質の改善を図ることを目指し、毎年事業所評価を行うことが義務付けられています。

 

本年も保護者の皆様にご協力いただき、事業所評価を実施いたしました。
アンケートでは、私共が改善すべき点をご指摘いただきありがとうございます。
ご意見いただいた点の早期改善に取り組んでまいります。
また両事業所に対して励ましやお褒めの言葉もいただき、職員一同大変励みになりました。

 

皆様のお力をいただきながら、お子様のためにより良い支援を目指して参ります。
これからもお気づきの点やご相談事がございましたら遠慮なく、両施設職員へお声掛けください。

 

 

まふぃん 園長 廣田

まふぃん錦ヶ丘 園長 伊集院

 

2021 事業所評価 まふぃん

2021 事業所評価 まふぃん錦ヶ丘

 

恐竜を作ろう!

先日、放課後等デイサービスの製作活動で“プテラノドン”を作りました。

今回は、友達と協力することをねらいとし、1つの作品をみんなで作ることに。

途中まで順調に作っていたので、無事に完成すると思いきや!?なんと、肝心なパーツを作り忘れていた子ども達。

全部のパーツがないと、プテラノドンが完成できません!!

さて、どうなるのでしょうか?

 


プテラノドンを作ろう!

今回は、チームに分かれてプテラノドンを作るので、頭・体・翼・手足のパーツを分けて作ることにしました。

 

まずは、設計図を作成。

 

翼の設計図

 

その後、製作を開始。

初めは1人で黙々と作っていた子ども達。

けれども、友達にも協力してもらわないと、硬い段ボールは上手に切れません。

すると、「この段ボール支えてて」「少し手伝って」等、声を掛け合う姿が。いいですねー!

 

その後、製作が順調に進んだので、途中進捗状況をみんなで確認する事に。

さあ、どんな感じかな~?

 

 

「あれ、首がない!」

 

そうです。首を作るのを忘れていました。

『頭のチーム』は『体のチーム』が作っているだろうと・・・

『体のチーム』は『頭のチーム』が作っているだろうと・・・

 

さて、どうする?

「どちらが作る?」と話し合った結果、頭のチームが引き受けてくれました。

これで一安心。

と、思いきや!

なんとやっぱり首を作っていない!!

実は、くちばしや顔の製作に凝ってしまい、なかなか首まで作れていない状態でした。

「これじゃあ、完成できないなー」と心配していた時。

その様子を見ていた1人の子が

「代わりに作ろうか?」

と言ってくれました。

みんな大変そうだな、だったら自分が作ってあげようと思ったんですね。

相手の事を思いやることができて嬉しく感じました。

 

この『思いやりの心』、人と関わる上で大切な要素となってきます。

例えば、お年寄りの方に席を譲る事も思いやり。席を譲る時「どうしようか…」と躊躇してしまうこともありますが、「どうぞ」と少し勇気を出すことで、相手がどれだけ助かるか。心までホッとなりますね。

放デイの子ども達には、大人が介入しなくても友達と自然に協力できたり、相手のことを思いやることができるようになってほしいと思っています。

私たち大人も『思いやりの心』大切にしないといけませんね。

 

今回、無事に完成させる事ができた子ども達。

お互い協力して作ったからこそ、完成した時の感動も半端なかったです。

おおおおおーーー!!!

合体したプテラノドンを見た時には、大きな歓声が上がりました。

飛べ、プテラノドン!!

 

まふぃん錦ヶ丘 亀澤