お知らせ
2022.02.01
ブログまふぃん錦ヶ丘
さあ、どうする?(錦ヶ丘)
放課後等デイサービスでの運動遊びの時間に、島から島(マットからマット)に渡る「脱出ゲーム」をしました。限られた物を考えて使い、海(床)に落ちないように脱出します。
様々な問題を解決し、体も頭も感情も最高にフル回転となった活動となりました。
〇椅子を使って脱出せよ!
準備したのは三脚の椅子。さあ、この椅子を使って友達と協力しながら進みます。
小さな椅子に一人で立っていたら前には進めません。
体を寄せ合い、相手のことを気遣いながら少しづつ前進していきます。
頑張れ、もう少しだ。
待っている子たちから熱い声援が送られています。
これは全員難なくクリア。
〇ラダーを使って脱出せよ!
次は細い二本のラダーです。さあ、どうする?
一人ならすぐにゴールできるかもしれませんが、二人でゴールしなくてはなりません。
3年生が1年生を気遣い、体を支えてくれています。
「大丈夫だから。ゆっくりでいいから。」
そんな優しい声かけも自然と聞こえてきました。
順番を待っている子たちからは、「自分ならどうする?」と考えを巡らせている様子が伝わってきます。それぞれがいい方法を考えていますが、今回はペアでの活動。それぞれの考えをぶつけ合っていてはゴールはできません。妥協すること、相手の意見を聞くこと、相手の考えの良さを素直に受け入れること、そして問題解決に向けて二人で協力すること。
いろんな感情を揺さぶりながら、それでも楽しみながら子供たちはどんどん前へ進んでいきます。
〇とにかく落ちずに脱出せよ!
ほうきにスライダーに椅子。延長コードまで・・・さあ、これらのアイテムを駆使して無事にゴールできれば本日の脱出ゲームは全てミッションクリアとなります。
張り切ってどうぞ!!
この脱出ゲームを行うのは今回で2回目です。実は1回目の時に、自分は「こうしたい!」と作戦があったにも関わらず相手にそれがうまく伝わらず失敗してしまい悔し涙を流した子がいました。普段は涙など見せない子なので、よっぽど悔しかったのだと思います。
今回はそのリベンジ戦です。頑張れ!
「〇〇くんはそこを持って、僕がこっちに行くから。」
「次はこれを使って気を付けて進んで。」
前回とは明らかに指示の出し方、伝え方が違います。どんな風に伝えたらいいのか、どうやったら分かってもらえるのか、きっとこの子なりに考えたのだと思います。前回の失敗を繰り返さないように考えた、この子なりの問題解決の方法です。何とか無事に成功、やったね!
いろんな方法をあみ出して、協力し合いながらゴールをしていく子どもたち。素晴らしい!
中には脱出ならず・・残念!の子たちもいましたが、それぞれで試行錯誤し目の前の問題に果敢に立ち向かっていく姿は頼もしいものがありました。
大人になると仕事上で慌てずに冷静に問題を解決していかなくてはならないことがありますよね。目の前のことだけではなく、その一歩先まで見据えて今自分の持っているスキルを最大限に活かしてどう解決していくのかを考える力が必要になってきます。
今回の脱出ゲームでは、子供たちが楽みながらゴールまでのプロセスを思い描きたくさんの問題を解決していきました。一回目失敗し悔し涙を流したけれど、「こうしたらよかったのかも」と振り返り次の挑戦に挑む。自分自身の伝え方がよくなかったのかもと、伝える方法を変えてみる。立派な問題解決の力ですね。
今年度はお米プロジェクトと称して田植えにチャレンジした放デイの子ども達。その中でも、子供たちがいろんな問題解決に挑みメキメキと力をつけています。こちらのブログもどうぞ♪
大変!お米のピンチだ!https://muffin.tonohara.org/info/article_9378.html
水がない!?https://muffin.tonohara.org/info/article_9450.html
スズメに狙われる!https://muffin.tonohara.org/info/article_9533.html
ゴール目指してグングン突き進む子供たちを見て、私自身も問題から目を背けずに何事にも楽しんで挑戦していく勇気をもらえた気がしました。頑張る!ありがとう!
まふぃん錦ヶ丘
児童発達支援管理責任者 吉村
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