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2023.04.22

ブログ

園長のつぶやき 4月(錦ヶ丘)

新年度になり、新しい環境での生活が始まった子ども達。

保護者の皆様もお子様の成長を嬉しく思う反面、「大丈夫かな・・。」「泣いてないかな・・。」と心配でたまらない毎日をお過ごしではないでしょうか。私も初めて我が子が幼稚園バスに乗った日、手を振って見送りながら子どもよりも号泣していたことを思い出します。

 

まふぃんでは児童発達支援7名、放課後等デイサービス7名の子ども達が新しく加わり合計61名でのスタートです。

まふぃんは一日10名での活動ですが、就園・就学を迎えた子ども達は一クラス20~30名、園では100名程、大きな学校では1000名ととっても大きな集団での生活が始まっています。子ども達、頑張っていますね。

子ども達の個性を大切にしながらも、やっぱり社会生活を営む上では大なり小なり集団行動は不可欠です。子ども達はどのくらいの年齢になると集団行動ができるようになるのでしょうか。個人差はありますが、だいたい4~5歳頃になると友達とコミュニケーションをとりながらの遊びが増え、5~6歳頃には他の子どもの気持ちを考えたり、協力して何かを成し遂げたりと社会性や協調性が養われ集団での行動を意識できるようになってきます。

 

保護者から「集団行動ができず、別な場所に走って行ってしまいます」という相談がよくあります。みんなで紙芝居を見る時、座って何かを話し合う時、小学生になると移動教室に並んで向かう時や運動会の練習の時など・・。考えてみると集団での行動が必要な場面は日常にたくさんありますね。

集団行動が苦手な子どもは、そもそも自分勝手な行動をしていると気づいていない子、引っ込み思案な子、好奇心旺盛で夢中になりやすい子、そして集団から外れることで自分に注目を集めたい子とそれぞれに何らかの理由があることが考えられます。

個性や自由を尊重しすぎて、集団での行動に縛られたくないといった風潮もありますが、しかしそれは時にワガママととれてしまうこともあります。それでは子ども達がかわいそうですよね。これは、園や学校での集団行動のことだけではなく家庭の中でも同じことです。家族でお出かけした時に一人で違う場所に走って行ってしまう、本当はこっちに行く予定だったんだけど・・なんて場面よくありませんか?

園や学校の大きな集団での行動がスムーズにいくように、まふぃんではちょっと我慢したらできた!やりたいけど今はちょっと我慢する!経験をたくさん積んでいきます。この「ちょっと」の経験の中で、私たち大人は頑張る姿を認め時にはどうしたらいいんだろう?と一緒に考えていきます。自分も困らず、周りも困らせることなく集団の中で生活ができるようになっていって欲しいと思っています。

保育所等訪問支援もうまく活用しながら、本年度も園や学校、そして保護者の皆様と一緒に考えながら、子ども達の成長と行動の変化の為の支援を行ってまいります。

 

まふぃん錦ヶ丘 吉村

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