まふぃんでは、運動遊びや音遊びを通して体全身を使った活動を取り入れています。

目的は子ども達の心と体の発達を促す事です。

それと共に、やりたい気持ちを押さえて順番を待つ、相手に合わせるといった社会性につながる面も育んでいきます。

 

活動を通じて、

●自分の体を上手くコントロールできるようになった

●いい姿勢で姿勢で順番が待てるようになった

●やってみようとする前向きな姿勢が見られるようになった

など、様々な成長が見られました。

 

【音楽に合わせて体を動かす】

先日、普段から行っている四つ這いや高這いなどの基本的な動きを取り入れながら、音楽に合わせた運動に取り組みました。

今回はその様子をお届けします。

 

～放課後等デイサービスでの様子～

まずは準備運動から！

音楽がある事で、楽しい雰囲気が生まれます。

楽しい雰囲気にのまれて発言が多くなったり、ふざけてしまうお子さんもいますが、ちゃんと見ていないと動きが真似できないという状況をつくる事で、集中して取り組むことができました。

周囲が騒がしい場面でもやるべき事に集中することは、学校生活の中でも必要な力になってきます。

準備運動が終わると、黒くて長いラインの登場です。

このラインを踏まないようにジャンプして跳び進めていきます。

今回はルールを守って取り組む事を目標に取り組みました。

ルールの1つに、「5・6せーの」の合図でスタートするという項目を設けました。

いつもやりたい事があると思わず動き出してしまう〇君。

ついつい自分のペースでスタートしそうになりますが、繰り返し行う中でぐっとこらえて合図を聞き跳び始めることができました。

やりたいという感情や行動を自分でコントロールできることで、ルールが守れるようになっていきます。

体を上手くコントロールできず音に合わせる事が難しいお子さんもいましたが、「音に合わせる」「ラインを踏まない」というルールを意識して取り組んでいる姿はしっかり見られました。

準備運動では、初めての事で戸惑っていた〇ちゃんも終わった後に「先生またやりたい！」と言いに来てくれました。

新しい体験を楽しみながら出来たようで良かったです。

子ども達がルールを守り、学校生活や社会生活に適応しながら自分らしさを発揮できるよう、今後も支援していきます。

 

高下