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2023.09.26

ブログ

自発性・積極性を育む大切さ

今回お届けするのは、児童発達支援2・3歳児クラスの運動遊びの様子です!

2・3歳児クラスでの運動遊びでは、運動発達を促すこと、子ども達の自発性と積極性を育むことを大切にしています。

運動遊びの様子とともに、この時期に自発性と積極性を育むことの大切さについてお伝えします。

 

「やりたい!」を引き出す環境

運動遊びでは、遊具を設置し子ども達が体を動かして遊びたくなる環境をつくっています。

どんな環境かというと、くぐりたくなるような穴があったり、登りたくなるような傾斜があったり…全身運動が上手になってきたこの年齢の子ども達が、チャレンジしたくなる環境です。

イメージでいうと、子どもの頃ついつい歩きたくなる道路の縁石がそこにある感じです。

凸凹のあるマットの上でバランスを取ったり、少し高い所に登っていつもと違う目線の世界を楽しんだり、冒険するように動く子ども達。

気持ちが周囲の環境や大人に対して向くのではなく、装置に向いて遊びこむ、この経験がのちの集中力にもつながっていきます。

そして、環境に対して体を動かしていくことで、体の使い方も学んでいきます。

集中力や体の動かし方等、自発性・積極性があってこそ獲得されていく力ではないでしょうか。

「できたね!」と子ども達のチャレンジを認める声掛けも行い、やってみようの気持ちを高めていきます。

中には、気持ちがなかなか遊びに向かない子どもさんもいます。

他の友達がいてドキドキしている子、遊びの経験が少なく不安になっている子に対しては、大人が安心の基地になり気持ちが遊びに向くよう支援しています。

装置になかなか目が向かない子に対しては声をかけをする等、装置があることに気付き自分から向かっていけるよう支援しています。

とあるお子さんも最初は外を眺めたり、大人に気持ちが向いていましたが、今では装置に対して体を動かして遊んだり、装置の中で友達にタッチを求めたり、自分から関わる様子が見られるようになりました。

 

社会性を育む

この他にも自発性と積極性は、社会性の土台にもなります。

「遊びたい!」という気持ちから向かった先にはお友達がいます。お友達と接近し、場所や物を共有していく事で感情や行動をコントロールする力を身に付けていきます。

自発性や積極性があってこそ生まれる機会、ここから社会性が育まれていきます。

「動いた先に成長がある」私はそう思って日々過ごしています。

これは子どもも大人も一緒なのではないでしょうか。

だからこそ、まずは「やってみよう!」とするその自発的・積極的な姿勢を育み、意思を持って行動していくエンジンを大きくすることが大切だと感じます。

今後も子ども達がチャレンジしたくなる環境を作り、様々な体験を通して成長していけるよう支援してきたいと思います。

 

 

高下

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