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2023.10.23

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園内研修📖

10月14日、上之園と錦ヶ丘合同の園内研修を行いました。今回のテーマは令和5年度集団指導報告・BCPについて・活動振り返りについてです。

集団指導・BCP

まず両施設長より、集団指導とBCPについての共有がありました。

・集団指導…鹿児島市が事業所の運営が適正に行われているかを確認し必要な情報を伝達するために行われています。

今回の園内研修では、近年多い指摘事項や、個別支援計画作成時の流れ、必要な記録、自主点検について準備を進める事を確認しました。

・BCP (業務継続計画)…感染症や災害が発生した際、早期に事業を復旧させるために、その対策や方法をまとめた計画です。

令和6年度4月から、全ての障害福祉サービス事業者を対象にBCPの策定や研修の実施、訓練の実施が義務化されます。まふぃんでも、様々な事態に備えて準備をしていきたいと思います。

振り返りについて

まふぃんでは、児童発達支援、放課後等デイサービス、全て活動の前後で打ち合わせと振り返りを行っています。時間は15分ほどですが、全職員が顔を付き合わせて、活動での子ども達の姿について話をする大切な時間です。振り返りの仕方を見つめ直し、さらに充実したものにしていきたいと考え、今回の研修で全員で考えることににしました。

普段の振り返りをふりかえる

まず、全職員が普段の振り返りについてどのように感じているのか、意見を書き出してもらい、それをみんなで眺めてみました。

普段の振り返りの中で、困ってる事、いいなと思う事を書きだすと、普段の振り返りの時にそれぞれが感じている事などがよく分かりました。書き終えた後、お互いの意見をみんなで眺めていると「わかる〜」と声が出る事も。

・あいまいな意見が出た時に分かりずらい時がある

・論点がずれていると感じる事がある

といった意見や

・困った時にアドバイスをくれる

・指摘する時に、理由を説明してくれる

等、いいなと感じる意見も出てきました。

それぞれが疑問に思っていることがあっても、時間がなくてそのままになっている事もあるように感じます。

意見のすれ違いを感じる時や、よく分からない時など、お互いに聞きやすい雰囲気も大切にしていきたいと思います。

 

グループでディスカッション

・なぜ、私達は振り返りをするの?

・15分で振り返り、話し合う必須の3項目を決めよう。

この2つについて話し合いました。

職員には事前に、中原淳『話し合いの作法』を部分的に読んでもらいました。普段の振り返りではもちろん、研修の中のグループワークでも、本の中で「対話の要素」として挙げられている部分を意識して取り組んで欲しいと考えた為です。

今回は特に「自分を持ち寄ること」「他者の意見がどんなに自分の意見とは異なっていても、いったんは受け取ること」この2点を考えて話し合いに取り組んでもらいました。普段行っている事だからこそ、今回の話し合いでもみんなが自分事ととらえて、活発に意見を出し合うことができていたように感じました。今回話し合いの中で出された意見をを共有することで、今後、さらに充実した振り返りにしていきたいと思います。

 

まふぃんでは子ども達の困ったな、という課題に対してしっかりと向き合い、変化を促す事を大切にしています。

活動後の振り返りを、「なんとなく良かったね」で終わらせるのではなく、様々な職員の目で子ども達を見つめ、活動の中の仕掛けや、個別の対応について共有したり、子ども達の目標達成のために何ができるのかをしっかりと話し合い、次の活動にしっかりと繋げられるようにしていきたいと思います。

今後も園内研修の機会を大切にして上之園、錦ヶ丘両施設で学びを深めながらより良い支援につなげていきます。

 

まふぃん錦ヶ丘 岡田

 

引用:中原淳『話し合いの作法』(PHPビジネス新書、2022)

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