お知らせ

2024.02.24

ブログまふぃん錦ヶ丘

2月 園長のつぶやき(錦ヶ丘)

お隣の認定こども園錦ヶ丘の2階から卒園式で歌う歌が聞こえてきます。ピアノの前奏だけで胸が熱くなり、子ども達の歌声が聞こえだすとすでに涙腺が崩壊しそうでぐっとこらえている毎日です。

今年度、まふぃん錦ヶ丘の年長児は9名。3月で療育終了となる子もいれば、引き続き放課後等デイサービスを利用する子もいます。就学前の面談で「一人で登校できるかが心配」といったお話を保護者の方からよくお聞きします。今まで手をつないで歩いていた道を、4月になったら一人で登下校です。心配になる気持ちよく分かります。私も我が子が小学校入学後しばらく見つからないようにこっそり隠れながら後をつけていましたから。

毎年2月頃に吉野小学校へのお散歩を行っています。小学校入学への期待と見通しを持つこと、安全に登下校するためのルールの確認をねらいとしています。子どもの足でわずか15分ほどの道のりには、横断歩道の渡り方や歩道のない道の歩き方、困ったことがあったらどうするかなど伝えたいこと、覚えていて欲しいことがたくさんあります。就学に向けてまふぃんの活動でも、読み聞かせ等を通して交通ルールを伝えたり、困った時に自分から発信できるように支援を行ってきました。

先日行ったお散歩では、子どもたちみんな交通ルールはよく分かっており守ることもできていました。歩道をきちんと歩くこともできています。しかし、そこに救急車が通りかかったり、前にはゆっくり歩くおばあさんがいたり、大好きな虫や草花があったりと「こんな時どうする?」の出来事がたくさんありました。毎日の登下校では、もっとたくさんの予想外の出来事があるかもしれません。子ども達には成長と共にいろんなことを経験し、自分で対処できるようになっていってほしいと思っています。しかし、私たち大人が子どもの目線でどんなところが危険なのか確認し、知っておくことも大事なのかもしれません。入学までの1ヶ月、ぜひ親子で通学路を歩いてみてくださいね。

お散歩しながら子ども達が「青いランドセルなんだよ」「お兄ちゃんと一緒に学校に行くんだよ」と、とても嬉しそうに話してくれました。希望を持った子供たちが安全に登校できるように、支援者として親として、そして車を運転する者として身を引き締めようと感じたお散歩でした。

卒園を間近に控えた子ども達に「思い出のアルバム」「仰げば尊し」をピアノで弾いてみました。私たちが子どもの頃、この時期になるとよく耳にしていたこの2曲。「仰げば尊し」は未就学の子ども達には馴染みがなくとも、「思い出のアルバム」はきっとみんな歌いだすだろうな・・合唱が始まって、私泣いちゃうかも・・と思っていたのですが、子ども達は「この歌なあに?」といった感じでした。ああ、時代は変わったんだなと少し寂しい気持ちになりながら何気なく「1ねんせいになったら」を弾いてみると、子ども達が元気よく歌い出しました。思い出を振り返るよりも、仰ぎ見て尊ぶよりも、1年生になることに夢と希望をたくさん抱き楽しみにしている子ども達ですね。たくさんの自信をつけて小学校入学を迎えられるように残り1ヶ月、私たち職員も支援を続けてまいります。

ともだち100人できるかな♪

まふぃん錦ヶ丘

施設長 吉村佳代

お問い合わせ

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まふぃん(上之園町)

TEL 099-250-9361

受付時間/9:30~18:00 ※日・祝を除く

まふぃん錦ヶ丘(吉野町)

TEL 099-210-7840

受付時間/9:30~18:00 ※日・祝を除く

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