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2024.07.17

ブログまふぃん錦ヶ丘

カレーマスターへの道(錦ヶ丘)

先月の土曜日、放課後等デイサービスの皆で手作りカレーを食べました。
「目が飛び出るほど美味しい!」とお替わりをする子続出のこのカレー。
調理したのは高学年の3人の子ども達です。
(*職員がそばにつき安全・衛生管理をおこなっています)

 

実はこの3人、1年をかけてカレーマスターになるべく、4月から調理を頑張っています。最初は職員の力を借りながら。最終的には、自分達だけでカレーを作れるようになるのが目標です。

一年後は3人が他の子供達にカレー作りを教え、そしてその子供達が下級生達に教えていく。カレーマスターが次々に引き継がれていくというワクワクする計画が始動しています。

 

今回のカレー作り。その中に、特別な一皿がありました。
1年生のA君は、野菜がとっても苦手。ルーとご飯のみ食べウインナーも残してしまいます。

カレー作りをする子ども達は、「どうしたらA君が残さずにカレーを食べてくれるだろう」と話し合いました。

・野菜をペースト状にしたら?
・タコさんウインナーにしたらいいかも!
・A君だけにすると他の子も欲しくなるんじゃないかな。
・1.2年生だけはタコさんウインナーにしてあげようよ。

こうして、皆で頂くカレー作りと並行して、A君のためのカレーも調理することになりました。
話し合いはうまくいったものの、初めての同時進行のカレー作りで3人はいくつもの「困った」や「どうしよう」を経験することになります。

 

15合のお米を炊きたい。
でも炊飯器は10合炊きが一つ。
「2回炊くとして白米急速が40分かかるから、12時に昼食を食べるには?」

時間を逆算して大慌てで洗米をします。

「タマネギが目にしみる」
「時間がない!A君の野菜を細かく切らないと」
「タコさんウインナー切るの時間がかかる」

そして、次の問題が。
「ウインナーはフライパンで焼かないと足は広がらないはず」と主張する女の子。
カセットコンロは一つだけ。
でも、コンロには煮込みに入った大きなお鍋。
困りはてた3人は手が止まり、口数も少なくなってしまいました。

すると中学生がパソコンで「たこさんウインナー 足の広げ方」と検索をはじめました。
見つけたのは2010年の記事。
「こんな古い情報、信用できないよ」
次から次に、思うようにはいかないことばかり。時間はどんどん過ぎていきます。

「そうだ!一個だけレンジにかけてみよう」

ドキドキしながら「チン!」
「おー開いてる」
熱を加えれば足が広がるんだったら全部お鍋に入れちゃえ。

昼食の時間、1.2年生のカレー皿には可愛いタコさんウインナー。
そしてA君の前には、野菜が入ってると気づかないカレーが。

「いただきます!」
A君は一口目でタコさんウインナーを1本丸ごとほおばり、一皿きれいに完食しました。

カレー作りにかかった時間は2時間。
大人が助言して手伝えば、30分もあれば済むことでしょう。
しかし、まふぃんでは「成功した」という体験と同じくらい、「困った」「うまくいかなかった」という経験も大事にしています。
うまくいかなかった・・じゃあ、次どうする?
子ども自身が考えて、次の行動に移す。
この過程がとても大切だと思っています。
うまくいかない時こそ、投げやりにならずに。
時間がかかってもいい。その子のペースで、「よし!次」と一歩を踏み出す力を身につけてほしいと思っています。

「困った」「うまくいかなかった」ことも大切に。
子ども自身が考え、主体的に行動する姿をサポートしています。

 

まふぃん錦ヶ丘

村山

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