お知らせ
2025.03.17
ブログまふぃん錦ヶ丘
就学に向けて(錦ヶ丘)

年長の子どもたちは、いよいよ4月から1年生ですね。ご卒園おめでとうございます🌸
年長児には、小学校生活にスムーズに移行し、友達と楽しく過ごせるように、就学までに身に付けることを関係機関やこども園と連携を取って話し合い、発達と社会性を育む支援をしてきました。
集中力・自信をつける
小学校では時間割にそって行動します。1時間は45分。入学したての4月は小学校もスタートカリキュラムなどが取り入れられ、少し柔軟な時間割編成になっているところもありますが、今までの生活とは大きく変わります。新しい環境に慣れるまで少し時間がかかるかもしれませんが、先生の話を自分の席でしっかりと聞くことが重要になります。
まふぃんでは、順番を待つことを取り入れた運動遊び、指示を聞いてから行動する感触遊びなどの活動をしてきました。待つ時間が長いと寝転んだり姿勢が崩れたり話を聞いていない子どもがいましたが、子どもたちのやる気を引き出す課題の提示をしたり、しっかりと聞いている姿を認める声掛けをするうちに、今では最後まで活動に集中して参加すること、姿勢よく待つことができるようになりました。とてもかっこいいです!
また、話を聞いていなかったために、周りから遅れたり違う事をして「しまった…」という経験をすることを通して、次はきちんと聞いておこう、と自覚して話を聞くことができるようになりました。
一つ一つのことがしっかりとできていることを認めていくことで、自信にもつながっていると思います。
友達と一緒に活動する
小学校の1クラスは35人です。友達がたくさん!いろいろな子どもがいることでしょう。すぐに友達になれる子、話すことが苦手な子いろいろ…です。一人一人の個性や実態を把握しながら、友達との関わりが広がるように、協力して場所や物を共有して一緒に活動することをたくさん取り入れました。
例えば、小麦粉粘土遊び。みんなで粘土を作る、協力して物をかくす、という活動を通して、自分の気持ちを発信したり役割を見つけたりする力を育てました。以前は自己主張をして他児の意見を聞けなかった子どもが、友達の様子を見て少し待ってから「みんなで確認しよう」と提案したり、「そうだね」と友達の意見を聞き入れたりする姿に変化しました。時間内に物を隠すことができて、ガッツポーズ!!友達と一緒にすることを通して、感情をコントロールしたり気持ちに折り合いをつけたりする力も育っています。
人見知りや場見知りがある子どもも、周りの子どもが話しかけたり物や場所を共有したりしてコミュニケーションを取り友達と一緒に遊ぶようになりました。まふぃんでの経験が、新しい環境の中で友達との関わりや協力する場面で発揮されてほしいと思います。
成長の過程をサポートしていく
就学教育相談説明会や小学校の先生と話す中で入学する時に必要な力は何ですか?と質問すると
・話を聞くことができる
・45分間座っていることができる
・一人で学校へ行くことができる
この3点をよく聞きます。当たり前のことのように思いますが、この基本的なことが集団生活の土台になっていると気づかされます。
新しい集団生活の始まりです。思うようにいかないことがたくさんあると思います。大人は、子どもたちのつまづきを「そんなことがあったんだね」と大きな気持ちで受け止め、「次はどうしていく?」と一緒に考えながら、学校生活が楽しく送れるようにサポートしていける存在でありたいと思います。
4月から、どんな新しい発見や学びがあるのでしょう♪ 子ども達の話が楽しみです。
今後も、子どもたち、学校、保護者の皆さまと一緒に喜怒哀楽しながら、健やかな成長をサポートしてまいります。これからもよろしくお願いします。
まふぃん錦ヶ丘 末吉
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