お知らせ
2019.09.18
ブログまふぃん(上之園)
種をまいてみたよ!
先週の午後クラス。
子ども達と種まきを行いました。
何の種を使ったのかというと…。
なんと「ドラゴンフルーツの種」
おやつでドラゴンフルーツを食べたことが、今回の種まきを行うきっかけとなりました。
~午後のおやつ~
まふぃん錦ヶ丘の鈴木先生から“ドラゴンフルーツ”を頂きました。
せっかく頂いたので、子ども達にも“ドラゴンフルーツ”をお披露目。
早速、ドラゴンフルーツを見せると「これ、なーに?」という子ども達。
初めて、ドラゴンフルーツを見たようです。
「ドラゴンフルーツって言うんだよ」と教えると、「食べたい!」と笑顔になる子ども達。
そこで、子ども達が食べられるように、ドラゴンフルーツを切りました。
パカーン🔪
すると、「このつぶつぶ、なーに?」「黒いのは食べられるの?」と聞いてくる子ども達。
ドラゴンフルーツのつぶつぶ(種)を初めて見たようです。
そこで、「このつぶつぶは種だけど、食べられるんだよ」と伝えてみると、「そうなんだー。食べていいんだね。」と、食べられる事を理解したようです。
そんな話をしている中、1人の子どもがある事を思いつきました。
「この種を植えると、育つかなー」
種を植えると育つことを知っていたようです。
この子どもの言葉が、今回の種まきに繋がっていたのです。
さて、このドラゴンフルーツ。
どうやって植えるか知らなかったので、インターネットの情報を見ながら、子ども達と植えてみました。
①種を取り出す
ドラゴンフルーツをザルに入れてすり潰していきました。
すり潰していくと…。
果肉から種が取れてきました。
子ども達も、初めて見たので「すごーい」とびっくり!
1人で種を取る事が出来ました😊
②キッチンペーパーの上に種をまく
まずは、ザルに付いている種を外していきました。
この工程。
説明を見るだけだと、簡単に見えますが、実はとても難しいです。
ザルに種がピタッと付いているので、大人でも上手く種が取れません。
子ども達の様子はというと…。
手で種を取ろうとしても上手く取れないので「取れなーい」「難しい」と、苦戦していました。
しかし、種が取れなくても諦めようとはしません。
「種を植えたい」という好奇心があるからこそ、諦めないのです。
子ども達が頑張ったおかげで、たくさんの種を取る事が出来ました。
次に、取った種をキッチンペーパーの上にまいていきました。
「本当に大きくなるかなー」「楽しみ」とワクワクしながら種をまいていましたよ。
今回、「種を植えてみたい」という言葉をきっかけに行った「種まき」。
子ども達が言ったから「種まき」をしたようにみえますが、実はねらいがあるんです。
今回のねらいは「子ども達の好奇心」。
2016年のノーベル医学生理学賞に選ばれた大隅良典さんが、好奇心・探求心に対してこのように述べています。
「今、なかなか自分の興味を伸ばすことが難しい時代になっている。「あれっ」と思う事が世の中にはたくさんある。そういうことの続きを大事にしてほしい。分かっているような気分になっているが、何もわかっていないことが世の中にはたくさんある。「えっ、何で」ということを大事にする人たち、子どもたちが増えてほしい」
小さいころから好奇心・探求心を持つ事は、「学ぶ原点」「生きる原点」になります。
まふぃんでも、子ども達の興味を引き出しながら、好奇心・探求心を伸ばしていきたいと思っています。
ちなみに実がなるのは3年後(笑)
まふぃん
保育士 亀澤
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