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2019.11.06
ブログまふぃん(上之園)未分類
新たな発見!
新たな発見!
11月になりましたね。深まりゆく秋。読書の秋にスポーツの秋…と、言いたいところですが、食欲の秋❣美味しい食べ物がいっぱい。何を食べても美味しくて食欲が止まりません😁
宿題が終わり、おにぎり🍙を食べてお腹いっぱいになった子どもたちは活動に移ります。
本日の活動は何かというと。
〝ザァー、ザァー〞新聞紙を破く音がまふぃんにの部屋に響きます。「こっちの新聞紙大きな音がする!こっちは小さい!」「こっちの新聞紙柔らかい!こっちはガサガサだぁ!」子どもたち違いに気が付いたようです(^^)
身近にある新聞紙。この新聞紙1枚でも子どもたちの学習、発達には欠かせない大切な1枚になるのです。何故かというと…
➀ゆっくり、丁寧に、集中して切る。
➁指先の力をコントロールしながら切る。
➂全身の力と指先に力を入れる。
➃友だちを見ながらの気づき。
➄新聞紙の質感の変化を発見
➅破る時の音の違いの発見
ちょっとビックリ!ですね (^^) ではご説明しますね。
まず新聞紙を1枚、半分にゆっくり、丁寧に、集中して切っています。床に置いて切っていく事は意外と大人でも難しんですよ。無言でしてしまいます。
子どもたちはと言うと、どうやったらきれいに切れるのか考え、指先の力をコントロールしながら半分に切っていきます。
半分に切った1枚を先に使いましょう。
まず、半分に折ります。できるだけきれいにそろえてね(^.^)
3~4回目までは「簡単❣出来るよ」と余裕を見せていますが、5回目頃からは足を使ったり、全身の体重を乗せて折っています。最後7回目になると…〝固い!〞折れた時は「見て、出来た!」と嬉しそう。
今回のねらい
〝手先の巧緻性〞
〝行動のコントロール〞
※巧緻性とは、手先の器用さ、巧みに指先を使う力のことです.
次は、新しい新聞紙と交換。〝ぐしゃぐしゃ〞子どもたちは、全身の力と指先に力を入れて出来るだけ小さく、固くしていきます。そして破かないように広げます。それをもう1回繰り返します。
広げたところで、次は…
「破くんでしょ」と子どもたち。感がいいですね。でも残念!今日は違います😁
「棒状にしていきます。いつもと違う工程にどうしたらいいのだろうと?と戸惑い気味の子どももいます。
なので、「○○君(ちゃん)いいね」と言うと。
出来ている友だちを見て、どうすればいいのか気づきました。
さあ!次は捻じるよ~ 出来るかな?
縦にしたり、横にしたり、少しづつ捻じていました。
さあ、この新聞紙をもう1度広げてみよう!
「えっ!」と子どもたち。繰り返し使った新聞紙は…かなりヨレヨレなので
いつもより慎重に広げています。広げ終わった一人の子どもが気づきました
「こっちの新聞紙柔らかい!こっちは固い(折っただけの新聞紙)」
よく気がつきました!素晴らしい!
その子の発言で他の子どもたちも、2枚の新聞紙を触り違いを確かめていました。
では、2枚とも破きます。そこでまた新たな発見!
「あっ、大きな音がする(固い方)」「こっちは小さい(柔らかい方)、破きにくい」
「固い方は破きやすいのに」と、たった1枚の新聞紙でも子どもたちにとっては手先を使ったり、何度も繰り返し使った新聞紙が柔らかくなる事に気くなど学びの要素が沢山入っているのです。
大人にとって普段身近にあり何でもないものでも子どもにとっては、何でだろう?と不思議に感じたり、とても大きな新しい発見になっていきます。
最後、破いた新聞紙を大きな段ボールと段ボールで作った枠の中にいれます。
遊ぶには足りないので、ポリ袋2つが登場!(破いた新聞紙が入っています。)すると子どもたちの目がキラキラ〝わぁっ〞と声が上がりました。早く遊びたくてうずうず。段ボールに新聞紙を入れていると手元に子どもたちの視線が集まります。
遊ぶ前にルールの確認。
中に飛び込まない事を約束します。
遊んでいいよ!と、声を掛けると新聞紙の中に潜り込んだり、両手で抱えて上に投げたり、首から下は新聞紙にすっぽり入って座りくつろいだり遊び方はそれぞれでした。
新たな発見や、全身を使い感触を経験した子どもたち。とても満足したような表情をしていました。
子どもたちの学びや、発見を一緒に経験しながら自分自身の学び、発見にも繋げていきたいと思います。
まふぃん上之園
保育士 寺田
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