ぽかぽか陽気な気候でお出かけしたくなるシーズンがやってきました！

自粛ムードで外出もままならず、運動不足になっていませんか？

家で自粛していることで、日ごろの運動不足を解消し、身体と心をほぐすのにもってこいの活動！

運動遊びの様子をお伝えします。

ねらいは、「わたる・くぐるを通して体幹の安定」「指示をよく聞く」です。

そこで活動に入る前の自由遊びで、運動遊びの活動の見通しを立てるために

「だるまさんがころんだ」で遊びました。

だ～る～ま～さんがころんだ♪でポーズを取ります。

赤ちゃん歩きのハイハイで動いた後、

亀さんのポーズ☆彡

ヨガのポーズでは弓のポーズと言われますが、まふぃんでは動物に例えて亀のポーズと言っています。

カ、カッコイイ☆彡

フォームが美しい！まふぃんナンバーワンはC君です☆

背筋を使って後屈は、背中を中心に全身をしっかりと伸ばします。

胸を開いて肩を動かすため、深い呼吸にもつながります。

だ～るまさんがころんだ♪

とまるポーズで

片足立ちのカカシさん☆彡

だれが長く片足立ちが出来るかな。

おっとっとっと～。と上級生が脱落していく中、1年生のＢ君が最後まで残りました。

すごいぞ！Ｂ君。

照れくさそうですがとても嬉しい様子です。

片足で立つのでバランス感覚が養えます。

いろんな動きを必死にすることで、

汗をかきながら楽しんで動き回っています。

楽しみながら、こども達の様子を見て

体幹やバランス感覚がどのような感じか確認して活動に入りました。

 

さっ！！

くぐるの活動です。

こちらのオレンジと黄色のステップ台を出したとたん。

かんたんか～んたん

と声に出す子どもたち。

え？ではこれは無理でしょう。緑のステップ台を出して

「だいじょうぶ？」と促すと

子どもたち「いや、できるよ。」

「うん。できる！」と

「いや。無理無理」「できないって」いろんな意見がでます。

実は冗談で出したのですが、子どもたちはやる気満々！

なので・・・

それではやってもらいましょう！

体格の大きな高学年の生徒もいるので

子どもたちがどっちをくぐるか選択します！

早く順番を当ててほしくて、姿勢よく待つ姿とキラキラした眼差しがまぶしいです（笑）

小さいほうを選ぶ子どもたちが続出。

身体を巧みにねじりながらくぐっていく様子をみて、

「無理。むずかしい」と言っていたD君が

「僕もこっち！」と指をさしました。

おぉぉぉぉ。素晴らしい！

チャレンジ精神のスィッチ全開です☆

小さなところをくぐるので、動かないように職員も全体重をかけてステップ台を押さえます(笑)

活動のねらいである「指示をよく聞く」という事にターゲットしたＢ君も

やりたい気持ちから、口数も少なく、順番を姿勢よく待っています。

見事に成功して、誇らしげなＢ君です。

全員成功！

次はマットをくぐる！

マットを出したとたん。

「低くして」「もっと！」「もっと！」の声が続出。

先ほどで自信を得て子どもたちはやる気満々！

くぐって出てきたときの表情はなんともいえない嬉しさと達成感があります☆彡

くぐるの活動の後は、わたる。のぼる。です。

椅子や机の置き方、向きで、わたり方が変わってきます。

わたり方、うごく様子、安全のために添えた手からいろんな事が伝わってきます。

添えた手にゆだねてきたり、慎重さ・不器用さ・楽観的・最後のつめが甘かったり、いろいろな性格や性質が動きとなって表れています。

このような基本的な運動遊びを何度も何度も繰り返し体験することで、少しずつ変化があらわれます。

落ちてしまったら、落ちないためにはどうしたらいいか。

わたるときにぐらっとして「ひやっと」した経験から、緊張感が生まれ、慎重になる姿。

できるお友達はどんな動きをしているか。

慎重で美しいフォームでわたる姿は、忍者のようにスマートで、物音がしません。

「忍者のようにかっこいい！」という声掛けに子供たちも

忍者のようにかっこよく進んでいくにはどうしたらいいか。イメージし、考えるきっかけにもなります。

活動の中で、自ら考え、動いて体験し、周りの様子を感じながら、取り組み、挑戦する姿勢。

期待感をもって活動にとりくむ子供たちの姿と、その仕掛けを考え創り出している療育アドバイザーや先輩職員に刺激を受けつつ

身体の発達に応じて体幹を鍛えながら、場所や人間関係へのしなやかな適応能力を培っていけるような活動が展開できるように

子供たちからもたくさんの学びを得ながら、がんばりま～す☆

 

まふぃん錦ケ丘　有川（アリー）