他機関との連携について

9月、保育所等訪問支援を行いました。

幼稚園や保育園、教育機関と連携し、保育(授業)参観や意見交換の場を設け、支援について話し合う「保育所等訪問支援」。

今回は、他機関との連携、「保育所等訪問支援」について紹介いたします。

 

保育所等訪問支援をする目的は、

【子どもの成長、発達を願う保護者の権利として提供されるサービス】

・保護者の思いを理解し、いろいろな視点で子どものことを深く知ることで、保護者と訪問先の距離が縮まり、子どもの成長・発達を共に喜び合えるようになる

・子どもが安心・安全に過ごせる環境になり、保育や教育の効果を最大限に引き出すことにつながる

【子どもが普段通所している場所での集団適応を支援する】

・よりよい支援について共に考え、子どもが集団の中で生きていく力を育てる

・就学、進級、小学校から中学校へ進学するときの支援(移行支援)をする

などがあります。

厚生労働省、保育所等訪問支援の効果的な実施を図るための手引書より一部抜粋

 

保護者、相談支援機関、療育機関(まふぃん)、幼稚園、保育園、小中高等学校と連携を取り、子どもを多角的に知ることは、より良い支援につながり、社会で生きる力を伸ばすことに繋がります。

夏休み期間中に、幼稚園や小学校の特別支援学級の担任の先生がまふぃんに来所され、子どもの様子を見に来てくださいました。

療育や放課後等デイサービスが始まってから時間はたっていますが、初めて現場を見学する先生も多く、

「こんなふうに対応しているのですね」

「こんなことができるのですね!」

「こんな時どうされていますか?」

等々、たくさんの質問や意見交換ができ、療育や放デイの理解を深めてくださいました。

逆に、保育所等訪問支援に行くと、私たちもたくさんのことに気づかされます。

・普段、過ごしている環境(人数、空間、ものの量等)

・大きな集団の中での子どもの行動(集中力、理解力、行動力)

・お友達との関わり方

などです。子どもの困り感をより深く見つめることができると共に、新たなお子さんの魅力や強みを発見することができます。

 

先日、Aさんの保育所等訪問支援で作業学習の時間を見学させていただきました。

まふぃんでのAさんは、口数が少なくとても大人しいので、学校ではどうなのか心配していましたが、授業では、グループの中心的な役割を担い、椅子作りの作業を頑張っていました。紙バンドを引っ張ったり、椅子が動かないように支えたり。力のいる作業を、仲間と協力しながら取り組む姿を知ることができたのです。とても嬉しく頼もしく感じました。

私の中で、

・大人しくて恥ずかしがりやのAさん

・イラストをかくのが上手なAさん

から

・同世代の中で、積極的に作業に取り組めるAさん

・指示をよく理解し、友達と協力して仕事ができるAさん

・学校生活を楽しんでいるAさん

・先生と仲良くコミュニケーションを取っているAさん

と、Aさんの魅力に気づかされ、Aさんのとらえ方が大きくなったのです。

 

先生との意見交換では、Aさんのために学校が繰り返し行ってきた指導や支援をお聞きし、これからAさんのためにどんなことができるのか、どんなことに注意して支援すればいいのかなどを知ることができました。

保護者にもこのことを伝えると、とても喜んでくださり、Aさんが帰宅するなり「今日〇〇先生が学校に来たよ」と報告してくれた、と教えてくださいました。

私の知らないAさんの姿を知ることができ、今後、社会で生きていくAさんをイメージして具体的な支援をどうするか、考えを広げることができました。(子どもの姿を決めつけてはいけませんね。)

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このように、保育所等訪問支援を通して、子どもたちが置かれた環境の中でどう過ごしているのか互いに知り、多角的にその子を理解することができます。そして、支援目的を統一し、より良い支援方法に繋がるのだと思いました。

子どもたちが成長するためには、たくさんの人の支え、協力、支援が必要です。それは障害がある、ないに関わらず全ての人にとって同じなのです。子どもたちが自らの意思を持って幸せに生きるために、どのような支援が必要なのか、他機関の連携をしながら知恵を出し合い支えていけたらと思います。

誰もが幸せに自分らしく生きられる、共生社会を目指して、ともに頑張りましょう。

私もその一員として、学び続け成長していきたいなと思います。

保護者、保育園、幼稚園、学校、療育機関、相談機関、地域、行政等々、子ども達を取り巻くすべての皆様、

これからもよろしくお願いします。

 

まふぃん上之園 末吉

友だちと一緒に

友だちと一緒に

 

友だちがしていることに関心が高まるこの時期。

同じ場所で遊ぶ経験を通して、人と関わっていく為にはルールがある事にも

気づいていけるように活動を組み立てています。

その経験の積み重ねが、人と関わり合う事の楽しさ

『人と関わる』力となっていきます。

 

「さあ、見ててね」「どうなるかな?」

職員が段ボールカッターで、〝ぎこぎこ〞と切り込みを入れていきます。

(職員が近くにいて安全は確保しています)

子ども達は、どうなるのか興味津々!

職員の手元を見つめています。

 

この日の活動は、段ボール遊びでした。

ねらいは

『段ボール遊びを通して接近、共有が出来る』

『取り合ったり、崩されたりして思い通りにならない経験を積む』

 

集まりが終わり「ちょっと待っててね」と

声を掛け、職員が子ども達の目の前で準備をします。

様々な大きさのサイコロ型の段ボールが〝ゴロゴロ〞〝カタン〞

音を立てて増える度に、早く遊びたくて

椅子から腰を浮かし今にも走り出してきそうです。

 

しかし、そこは我慢。

「どうぞ」と言われるまで座って待ちます。

 

このしっかり〝待てる〞という事を繰り返す事で

・ルールを守る。

・その場にいられるようになる。

・最終的に活動に参加出来る。

ようになってきます。

 

「どうぞ」の声掛けで遊び始めた子ども達。

最初は、近くにある段ボールを積み、崩れては積み直す事を楽しんでいました。

でも、それだけではつまらない!と気が付いたようです。

 

 

 

 

それは。

〇一つ目(高く積みたい!)

それに気が付いた子ども達は、段ボールを集めて高く積み始めました。

次第に自分の身長より高くなってくると・・・

手にしたまま積まれた段ボールを見つめています。

 

とどかない!どうしょう・・・

 

ひらめいた!〝投げればいいかも〞

 

一番上の段ボールをめがけて『ポ~ン』

上手く乗ったり、乗らなかったり。

上手く乗せられた時には、〝大成功!〞と満面の笑み。

乗せられなくても何度も繰り返し試していました。

子ども達は、遊びの中から試行錯誤を繰り返し、どうすればいいのかを学んでいます。

 

○二つ目(これはなんだ!)

サイコロ型の段ボールを手に見つめるA君。

何か思いついたようです。

新たな遊びを。

真剣な表情で剥がし始めました。

剥がし終わると満足そうに蓋を開けたり、閉めたり。

中に入り遊んでいました。

始めから開けてあるよりも、自分で気が付いて開けた事で

A君にとって、さらに遊びが、楽しくなったようです。

 

さて、

本日の〝ねらい〞のひとつでもある

『段ボール遊びを通して接近、共有が出来る』

 

そろそろ、仕掛けをしょうかな?

 

段ボールカッターで、切り込みを入れていきます。

音を聞きつけ、一人、二人と子ども達が集まってきました。

〝コの字〞に開けられた段ボールの近くに集まり見つめる子ども達。

 

〝つんつん〞してみたいけど・・・

ちょっと・・・ 怖いかな・・・

そんな気持ちも少し伝わってきました。

 

一番先に手を出すのは誰かな?

それは、好奇心旺盛なA君でした。

まるで宝物の箱が開くように扉が開くと・・・

〝わくわく感〞に満ちた表情に変わりました。

覗き込んでは、友だちと顔を見合わせ笑い合っていました。

 

このような仕掛けをする事で、それぞれで遊んでいた子ども達も

ひとつの段ボール箱に集まり、自然と一緒に遊び始めます。

意図的に場面を作る事で、友だちの存在に気が付き

「楽しそう」「同じようにやってみよう」

と、物を介したやり取りが生まれてきます。

 

距離が近くなる事で、友達がやっているのを見て『一緒にやってみたい』

という気持ちも芽生えてきます。

その中で、ぶつかり合いを経験し

・相手にも思いがある事。

・ルールがある事を知る。

 

友だちと関わる事で、嬉しい、嫌だったな、悔しかったな、など

様々な気持ちを経験し関わりを深めていきます。

その経験の積み重ねが、人の気持ちや、状況を考えながら

いろいろな人と『関われる力』になっていきます。

 

まふぃん上之園

寺田

スライダー遊び

児童発達支援の午後クラスでスライダー遊びを行いました。

活動のねらいは、「体幹の安定」「友達に慣れる」の2つ。

「友達の間でも緊張しすぎる子ども達が少しでも積極的に関われるようになってほしい」という思いでねらいを立てました。

活動では、初め不安な表情を見せるものの、友達と一緒に参加する事ができました。

さらに、活動の後日。

いつもは1人で過ごしている子どもが、友達と一緒に遊べるようになりました。

 

では、どのようにして子ども達が変化していったのか。

これからご紹介します。

 

【活動のねらい】

・体幹の安定

今回のスライダー遊びでは、腹這いになりながら前に進む動きを行いました。

実はこの動きこそ、体幹の安定を作ります。

体幹を安定するメリットとしては、

バランスを取りやすくなったり、ケガの予防に繋がったりなどがあります。

また、体幹は「身体の土台」でもあるので、自分の体を思ったように動かす為にも必要なのです。

 

・友達に慣れる

このねらいを挙げた理由は、Aさんが人に慣れて、友達と関われるようになってほしいからです。

Aさんは、友達に興味は持っていますが、緊張してしまう為、関わりがあまり見られません。

その為、今回の活動では友達に近づいて遊べるようなきっかけを作ってみました。

すると、Aさんに少しずつ変化が!

 

 

【活動の様子】

スライダー遊びが始まると「楽しみ」「やったー」と喜ぶ子ども達。

早く順番を呼ばれたくて、ピシッと姿勢よく待っています。

 

机の中をくぐるコース(ねらい:体幹の安定)

初めはスピードを出していく子どもが多かったですが、机にぶつかりそうになると加減を考えて進もうとする姿が。

周りを見ながら行動する事ができていました。

今回、子ども達を見て気づいたことは、手を使って進むことはできるが、足はなかなか動かせられない事。

実際に私もスライダーを経験してみましたが、足を動かすことは難しくハイレベルでした。

しかし、体幹を安定させる為には手足を動かすことが大切です。

次回は足も使えるような活動設定をしていきたいと思います。

 

友達押しゲーム(ねらい:友達に慣れる)

スライダーに乗っている子を押しながらゴールを目指すゲームです。

Aさんに参加するか聞くと、不安そうな表情をしながらも「楽しそうだからやってみたい」との事。

今回は、スライダーに乗って、友達に押してもらいました。

初めは、顔が固まっており、少し心配な様子。

しかし、途中から楽しくなったようで、最後には笑顔も見せてくれました。

 

以前は、友達と一緒に参加する事も嫌がっていたAさん。

今回の活動で参加できたことに驚きと嬉しさを感じました。

 

実は、その後にも嬉しい変化が。

活動後から何日か過ぎた日。

自由遊びの様子を見ていると、友達の横で一緒に遊んでいる様子が見られました。

さらに、友達に話しかけられると笑顔で返す姿も。

 

療育の効果を実感できた場面でした。

 

社会で生きていくために必要な“人との関わり”。

実は、幼児期こそ、人間関係の基盤を作っていく大切な時期です。

 

人との関わりの基礎は、まず家族との関係の中で育てられます。

その中で愛情や安心感を得ながら、徐々に友達との関わりへと広げていきます。

友達に近づいてみたり、同じ動きをしてみたり。

そこで友達と一緒にいることの楽しさを経験していきます。

 

しかし、楽しさばかりではありません。ケンカもよくあります。

ケンカは良くないと思われがちですが、実は社会性を育てる為の良い経験なのです。

ケンカを経験することで、我慢したり、妥協したり、許し合ったりなど、人と関わる為の基本的な力を学ぶことができます。

これからも療育を通して、人との関わりが広がっていけるように、活動や環境の工夫をしていきたいと思います。

 

まふぃん上之園  亀澤

 

 

 

 

 

 

新聞紙遊び(錦ヶ丘)

2学期が始まりました。

学校からまふぃんに帰ってくる放課後デイサービスの子どもたちの「ただいま」の声もどこか弾んでいるように聞こえます。

2学期のいいスタートがきれたようでホッとしています。

また、今年はいつもとは違う形で行われる運動会。

練習で疲れている様子の子もいますので、体調管理にも気をつけていきたいと思います。

 

 

今日の活動は、新聞紙遊びです。

まふぃんでは、感触遊びとして、主に小麦粉粘土や新聞紙遊びを取り入れています。

 

新聞紙の感触体験は、手指の巧緻性につながります。

『巧緻性』とは手先や指先を上手に使う力のことです。

児童発達のクラスでは、手指の巧緻性を高める活動を放課後デイサービスより多く取り入れています。

 

幼児は巧緻性が最も発達する時期だといわれています。この時期にはさみを使ったり、シールをはったりなど、手を使ったさまざまな活動をすることで、巧緻性はトレーニングすることができます。

この能力を鍛えることが幼児脳の発達に大きく影響し、子どもの知能は高められるといわれています。

 

手の機能を充分に使い成長した子どもは、様々な事柄に意欲的に挑戦しようとし、根気強さも身についてきます。

 

さらに社会性でのコミュニケーション能力も高い傾向にあるので、まふぃんが大切にしている活動のひとつでもあります。

 

宿題をすませて、おやつを食べたら…。

さぁ活動開始です。

 

子ども達の前に置かれた一枚の新聞紙。

「きれいに半分にしてね。どうぞ。」

の指示を聞いて半分に破いていきます。

勢いよく破いてしまう子もいますが、「きれいに」を意識している子は慎重にゆっくり丁寧に切っていく姿が見られました。

 

あれあれ…

「ちょっと! どけてよ。」

「じゃまなんだけど!」

 

と子ども達の声。

 

そうなんです!

子ども達が作業をしているのは、狭い机の上。

 

三人がそれぞれに自分の新聞紙を全部広げることはできないスペース。

 

最初はブツブツ言っていたグループの子どもたちも

 

「あぁこっちのグループは、みんな終わったみたい。」

 

の言葉を聞くと、ハッと状況に気付き、譲り合って机の上で破くことができました。

それぞれ妥協点を見つけてすり合わせることが出来たのですね!

 

半分に破った新聞紙一枚は、後ろに置いて、もう一枚を机の上に広げます。

「この新聞紙を半分に折りましょう。端も綺麗にそろえて折ってね。」

 

「また、半分に折りましょう」

半分に折ることを繰り返します。

5回目くらいから、

小さく折るために、折ったところをたたいたり、全身の体重を乗せたり…。

 

7回折ったらこの小ささ!

 

もうひとつおまけにもう一回折れるかなぁ?

(大人でも手指の力を使います。チャレンジしてみてくださいね!)

 

せっかく小さく折った新聞紙ですが…

今度は広げて元の大きさに戻していきます。

 

「できるだけしわがないように元の大きさにしてね。」

「破かないようにね!」

 

職員の声に、

破かないように・・・

慎重に慎重に広げていきます。

 

元どおりに広げた新聞紙をさらに…

「今度は丸めます。一番小さく丸められるのは誰かな?」

 

最後に、小さく丸めた新聞紙をもう一回広げます。

折ったり、広げたり、丸めたりした新聞紙は、もうくたくた。

だからこそ破かないようにと、もっと慎重に、もっと集中するのです。

きれいに広げられたくたくたの新聞紙。

「さっき後ろに置いたもう一枚の半分と比べてみましょう。」

 

「こっちは、硬くて、こっちは柔らかい。」

「ふわふわしている。」

「こっちは、古い新聞紙みた~い。」

 

新聞紙は折ったり、くしゃくしゃに丸めることで質感が変化していきます。

その質感が変化していく感触を味わって感じてほしいという意味でも、新しい新聞紙を用いて活動を展開しています。

中には柔らかくなったり、カサカサする音の違いに気付く子ども達もいて

自分の感じたことを、自分の言葉で表現できていました。

これも大切な感覚遊びの一つですね。

 

その後は、この新聞紙をねじって、引っ張り競争をしたり

もう半分の新聞紙をちぎって、長さ競争をしたりと

手指の力をコントロールしながら新聞遊びを楽しみました。

たった一枚の新聞紙でも、感触の変化や工夫や気付きが学びへと発展していきます。

 

シンプルな物でも、集中して楽しめる!!

そんな子どもの姿をみるときに、子どもは遊びの天才だなぁと思います。

そして、『遊びの中で子どもは育つ』を実感するのです。

 

だからこそ…

私たち大人も、子ども心や遊び心は、いつまでも大切にしていきたいものですね!

 

まふぃん錦ヶ丘 田尻

ババ取りゲーム

放デイの時間、高学年の子ども達を中心に7名でババ当てゲームをしました。

活動のねらいは、「相手の表情の変化に気づく」「発言や表情に気を付ける」の2つ。

普段は思うがまま発言したり、相手の気持ちが分からずしつこく関わったりする子ども達です。しかし、今回は相手の表情を読み取ったり、表情に出ないように気を付けたりする姿がありました。この力はより良い対人関係を築く上での大切なスキルだと考えます。

 

高学年を中心に自由遊びでもババ抜きや神経衰弱などを楽しんでいる子ども達。

しかし、わざとババを持っている事を言ったり、持っているカードを見せたりしてしまう子どももいます。

そのたびにルールを守ってほしい子ども達と言い合いになってしまう事がありました。

その様子を見ていて思いついたのが、このババ当てゲームです。

 

ババ当てゲームとは、1~13のトランプ(1枚ずつ)とババを全員に配り、誰がババをもっているかを当てるゲーム。

ジョーカーをもっている人を当てられたら5点、ジョーカーをもっていることを誰にも気づかれなければ10点。

最終的に点数の高い人の勝ちというルールで行いました。

 

1回目、手持ちのカードにババがあった男の子。普段、ババ抜きの時にババを持っている事をすぐに言ってしまう子でした。

しかし、今回は表情を変えることなく、ババをもっていることを隠す事ができました。勝負のつくゲームだったこともあり、言いたい気持ちを我慢できたようでした。

1、2回目にババを持った子ども達は上手に隠す事ができました。

その為、ババを持っている人をどうやって探せばよいのか分からなかったようです。

「ババを持っている人を当てるのは難しい」

という子どももいました。

 

徐々に回数を重ねると、「笑っている人が怪しい」と相手の表情をよく見るようになります。

普段あまり友達と関わる事の少ない子どもも、相手の様子をよく見ています。

「○○くん、顔変わんないから分かりにくい」

など、いつもは聞けない発言もありました。

高学年になり特定の友達としか遊ばなくなったり、友達への興味が薄く1人で過ごそうとする子もいます。

また、相手の表情を読み取る事が苦手で一方的な思いで関わり、距離が近くなりすぎてしまう子もいます。

低学年の時とは違う対人面の課題が出てきました。

 

普段とは違うルールで行った今回のトランプ。

ゲーム感覚だからこそ楽しんで参加していました。

そして発言や表情に気を付く、相手の表情をよく観察するという事を体験できたと思います。

自立に向かっていく高学年の子ども達。

時には自分の気持ちを抑え相手に合わせないといけない事もあります。その時、態度や表情に出さない事も大切な事です。

また相手も同じように気持ちを抑えている場合もあります。

相手の少しの表情や態度から相手の思いをくみ取る事も大切な事です。

より良い対人関係を気づいていくために子ども達の課題に目を向け活動を通して子ども達が学んでいけるようにしていきたいです。

 

まふぃん 中村

自ら関わる力~リトミック~(錦ヶ丘)

9月も半分が過ぎ、今年度もちょうど折り返し地点に差し掛かろうとしています。

 

まふぃんで行うリトミックは、

①椅子に座って行う“静”の動作

②身体を動かす“動”の動作

 

の大きく分けて二種類の活動を展開しています。

その中で『音やリズムを聴く』『聴いた音や相手の動きに合わせて動く』『期待をしながら順番を待つ』など、自分以外の相手や環境を意識した社会性の広がりをねらいにして行っています。

年少児までのクラスの子達も、この半年間で周囲の環境に合わせて自分から関わろうとする自発的な姿が多く見られるようになってきました。

今回は、『リトミック』の中で見えた2人の子の成長を中心にしてお伝えしていきます。

 

 

“静” の活動の一つにあるのが、一人ひとりの名前呼び。

ただ名前を呼んで返事をしてもらうのではなく

「♪おーなまえ きーかせてねっ」と言って、職員の持っているタンバリンをその子の名前の音数に合わせて叩いてもらいます。

(たろう君だったら「たっ・ろっ・うーーー」と一音ずつリズムよく叩きます)

4月はというと…

 

・活動の流れが分からなくて固まる

・タンバリンを触りたくてウズウズする

・そもそも座って待てない

 

といった子達も多かったこの年初クラス。

 

しかし、どうでしょう!

半年前に比べ

 

・今から何が起こるか考えられる

・順番を待つ

・職員の動きを観察する

 

など、経験を繰り返すことで

期待・我慢・見通しを持ちながら自分の番になった時に息を合わせてタンバリンを叩く(音を鳴らす)ということができるようになってきました。

みんなリズムを刻んだり音に合わせて表現したりするのが好きで、毎回楽しそうに参加してくれています。

そんな中、Bちゃんも軽く『タン、タン』と叩くことができました。

これには職員も思わず「おーーー!」の声。

なぜならBちゃん、受け身なことが多く、職員がそばについて一緒にその動きを行うことが多い子だったからです。

 

でも最近のBちゃんは、周囲の子達が部屋を移動するのを見て動いたり自分より先に遊び始めた子達がいる場所に来て一緒に座って関わろうとしたりするなど、目覚ましい変化が見られます!

 

いつもだったら一緒にタンバリンを叩くか「私の好きなように使わせて~!」という感じで離したがらないBちゃんが、周囲の雰囲気や流れ、音のリズムを感じ、目の前の職員と一緒になって小さくリズムを刻めたことにBちゃんの世界の広がりを感じました。

 

 

また、“動”の活動では、いろいろな音や曲に合わせて動くことで、まだ未発達な四肢の動きや体幹を鍛えるといったことをねらいにして子ども達の動きを誘い出していきます。

「♪ぞうさん」「♪おうまのおやこ」「♪かえるのうた」でいろいろな生き物になりきる他、早いテンポの音楽に合わせて仰向けになって足を動かす『自転車こぎ』の動きなども行いますよ。

十分身体を動かした後は、子ども達も若干興奮して気分も高まりやすくなるので、そんな時は「♪ゆりかごのうた」という子守唄のメロディを弾き、クールダウンの時間。

 

そこで見られたのは、周囲の動きに合わせて寝ころぼうとするC君の姿でした。

今までのC君は、音楽によって場面や雰囲気が切り替わっても、まだ状況を上手く把握することが難しいので職員が横になる動きを促していました。

 

でも、この時のC君は次々に寝ころぶ職員や友達の姿を観察し、

『あれ?みんな寝ころんでる。ぼくもそうしようかな』

というように自分から寝ころぶことができました。第三者の人からすると何でもない動きに思えるかもしれませんが、誰に言われるでも促されるわけでもなく、自分から周囲の様子を観察し、そこに合わせようとする姿を見て「周囲の人や環境に自発的に合わせる力」が育ってきているな、と思いました。

 

 

まふぃんでは、冒頭にお伝えした社会性の広がり以外にも、自分で状況を察知し、物事を判断しながら行動していく主体的な行動も大きなねらいにしています。

ただ、これらのねらいを達成するには、乳幼児期に身近な環境に自分から関わっていく経験が大切になります。

「面白そうだな」「ちょっとやってみようかな」という興味・関心から、そこに置いてある玩具や物を操作し、遊んで楽しんだり別な子と取り合いになって泣いたり怒ったりする。徐々に相手を意識して遊べるようになったら、取り合いやちょっとした喧嘩も経験しながら交代して使おうとするなど、子どもの成長には段階があり、社会性や主体性もその経験を基にして徐々に伸びていくものです。

 

できる限り大人は見守りに徹し、子ども達の純粋な興味・関心を引き出した上で、いかにこちらが意図しているねらいに繋げていけるかを常に考えながら、これからも子ども自身が自発的に遊べる環境設定や活動を展開していきたいと思います。

 

まふぃん錦ヶ丘 今屋

わらべうたをしました!(まふぃん上之園)

朝夕の空の色や肌を触れる風に、どことなく季節の移り変わりを感じる頃となりました。

 

今回は児童発達支援の活動についてお伝えします!

この日の活動はわらべうた。わらべうたは心地良さを感じるだけでなく、スキンシップを図ることが出来ます。

実際に私が昨年まで勤めていた同じ法人の保育園の0歳児クラスでもスキンシップを用いたわらべうた(トウキョウト・一本橋 など)を行っていました。

また、わらべうたには子ども達が知っている動物(ネズミや豚、鳥や馬など)が出てきたり、一度聞いただけでも耳に残るような歌があったりするので、子ども達にとっても親しみを持ちやすいものです。

「あんたがったどこさ、ひごさ、ひごどこさ、くまもとさ、くまもとどっこさ~♪」一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。じつは、この‘‘あんたがったどっこさ“もわらべうたです。

そんなわらべ歌の活動を今日はご紹介したいと思います。

 

まずは午前クラス(2歳から年少のお子さん)の活動についてご紹介します。

わらべうたの心地良さを感じることをねらいとして行いました。

 

「にぎり、ぱっちり、たてよこ ひよこ♪」「にぎり、ぱっちり、たてよこ ひよこ♪」と歌いながらオーガンジー(ガーゼ)を隠した手を左右に動かし、「ピヨピヨ ピヨピヨ!」とオーガンジーを見せると「ピヨピヨ」の鳴き声と同時に表れるヒヨコに大興奮です。

これは‘‘にぎり“というわらべうたです。歌の心地良さを感じながらヒヨコが登場するという可愛らしさとユーモアを味わうことが出来ます。

 

「うまは とし、とし ないても つよい うまは つよいから のりてさんも つよい♪」「としとし」

職員の膝の上で前後・上下に揺れながら声を出して笑う子ども達。

これはまふぃんの子ども達が好きな‘‘馬はとしとし“というわらべうたです。

さっきまで泣いていた子も職員の膝に座り歌に合わせて揺れることでわらべうたの心地良さを感じ、笑顔になります。

「もう1回!」とリクエストする姿も見られます。

 

 

次に午後クラス(年少から年長のお子さん)の活動についてご紹介します。

 

「おてぶし てぶし、てぶしの なかに、へびの なまやけ かえるのさしみ、いっちょばこ やるから まるめて おくれ、いや♪」

まふぃんの子ども達が好きなお手玉を用いた‘‘おてぶしてぶし“というわらべうたです。歌を聞いていると「へびのなまやけ」に「かえるのさしみ」…。よく考えるとぞっとします。((笑)

でも、ユーモアがあって耳に残りやすい歌ですよね。

 

「いや♪」の後に拳の中にお手玉を隠した状態で見せると、「こっち!」「違うよ!こっちだよ!」と大興奮です。

人は1人では生きていけません。生きていく中で必ず必要となってくるのが、人との関わり…社会性です。

その社会性を育てる為にまふぃんでは友達との関わりを大切にしたわらべうたも取り入れています。

わらべうたでは相手の体に触れたり、向かい合わせで相手の表情を見たり、手を繋いだりします。このような人との関わりが社会性に繋がるのではないか、と思います。

 

活動の中には子ども達が覚えたわらべうたを職員と一緒に楽しみながら歌う姿があります。

わらべうたの時間は心地が良い歌を歌いながら、ゆっくりと過ごしています。

心地良さから眠くなってしまう子も…。

子ども達の豊かな心、社会性を育む為にまふぃんでは今後もわらべうたを活動の中に取り入れていきたいと思います。

 

 

わらべうたは玩具がなくても、スキンシップを図り楽しみながら行えるものなので、是非、ご家庭でもお子様と行ってみてください。

 

まふぃん上之園  岡部

まふぃんマーケット(錦ヶ丘)

夏休み最後の週の放課後等デイサービス。

 

製作大好きな小学生達の

「自分たちで作った物で保育園・こども園のみんなに遊んでもらいたいな・・」

そんなつぶやきをきっかけに、まふぃんマーケットをオープンすることになりました。

 

どんな物を作ったら保育園・こども園のみんなは喜んでくれるかな?

 

子ども達を招待するにあたり、何度も話し合いをしました。

・何を作る?

「迷路!」「お化け屋敷!」・・・「お店屋さんに決定!!」

・何のお店を作るの?

「アイス屋さん」「魚屋さん」「ペットショップ」いいねいいね~

・どうやって保育園・こども園の子ども達に知らせる?

「看板?」「招待状がいいよ!」

・招待状にはどんなことを書く?

「いつ、どこで、何をします。遊びに来てね(^^)」

などなど・・・

付箋を用いた話し合い、グループを作っての話し合い、それぞれの考えの発表。

経験の浅い1年生のお手本になるべく、2年生3年生が頑張って話し合いを進めます。

 

4月から「発表すること」を意識しての活動を多く取り入れ、発表することにはだいぶ慣れ相手の意見をきちんと聞くことも身につけてきた1年生達。しかし、「話し合うこと」はまだちょっぴり難しい様子でした。どんなことをするか、どうしたらいいのか、それぞれが立派な考えを持っていることは子ども達の様子を見ていると分かります。それを発信することが少し苦手なようでした。今回のまふぃんマーケットに向けての話し合いをきっかけに、これからたくさんの話し合う経験を積んでいこうと思います。

 

さあ、やることも決まったし招待状も届けました。じゃんじゃん品物を作っていくよ-。

製作に関しては得意不得意があるものの、皆が同じ目標に向かって取り組むことが大事。

子ども達も自然と教えあったり、お互いの作品を褒め合ったりと友達同士の関わりを多く持つように、なるべく職員は手を出さず・・・。

みんなの力でこんな立派なマーケットが出来上がりました。

いよいよオープン当日。2日間に分けてかわいいお客さんがやってきます。

オープン前のシミュレーションでは職員がお客さんになりやりとりの練習です。

 

職員が珍客になりきって子ども達の対応力を磨きます。

 

おっと、魚を素手でつかみ取りするお客さん。

「釣り竿を使ってください」

 

「一つは嫌だ!三つちょうだい!!」とわがままなお客さん。

「一つずつにしてください」

 

練習もバッチリ!

いよいよまふぃんマーケットのオープンです。

 

いらっしゃい、いらっしゃーい!!

初めこそ緊張していたものの、嬉しそうな保育園・こども園の子ども達の姿を見て、呼び込みの声も大きくなり、おすすめの品物をしっかりと紹介する様子が見られるようになりました。

まふぃんマーケットは大盛況。完売御礼で閉店とないました!

 

さて、計画から製作、接客も経験した子ども達と振り返りをします。

「おすすめの物を買ってもらえて嬉しかったです」

「ふざけてしまったことが反省です」

とそれぞれが感想と反省を発表した後に、次にまた遊びに来てもらった時にもっと楽しんでもらえるにはどうしたらいいんだろう・・・と考えてみました。

いろいろな意見が出る中、「お金を作って買い物をしてもらいたい」という意見が出てきました。

そう、今回は「しなものひきかえけん」を作ってのやりとりでした。そうではなく、お金でやりとりをしたいとの意見です。

 

実は今回は、職員が提示した敢えての「しなものひきかえけん」だったのです。ここから子ども達が気付き「お金」「おつり」「計算」と繋がってくれればという考えがありました。

計算が苦手な子も、楽しい体験を通し計算に興味を持ち苦手なことにもチャレンジしてくれればと思います。

 

第二回のまふぃんマーケットにもやる気満々の子ども達。

次は何のお店にしようかなと、今からワクワクしているようです。

 

話し合い活動も充実し、自分より小さい子が喜ぶにはどうしたらいいのかな?と相手を思って行動し、もっとこうしたらよかった、次はこうしたいと自分たちの行動を振り返り次の活動へと意欲を持つ。小学生ならではのお店屋さんごっことなったのではないでしょうか。

 

 

たくさんの品物を抱えた保育園の女の子が帰り際に

「めっちゃ楽しかった-!次はカレー屋さんにしてね!」

と言いながら帰って行きました。

はいはーい。まふぃんのお兄さんお姉さん達に伝えておきますね。

これにて第一回まふぃんマーケットは閉店!ガラガラ~!!

 

まふぃん錦ヶ丘  吉村

 

 

買物体験(錦ヶ丘)

短い夏休みが終わり、二学期が始まりました。

夏休みの宿題は計画的に・・・できましたか?

まふぃんでは宿題を無理なく進められるように、夏休み中も普段通りに学習時間を30分ほど設けて、夏休みの宿題に取り組んでいました。
途中、何日分かワークを溜めてしまい終わるのか・・・?と心配していた子もいましたが、後半で巻き返してがんばっていました。

夏休みが終わる前になると、まふぃんに着くなり、
「昨日の分の宿題は、家で済ましてきてるよ。」
と、キメ顔で報告してくれるようになりました(笑)

新学期も明るい気持ちで登校できているようです!

 

夏休み中の活動を振り返ってみると、コロナ感染症の影響でおでかけや、まふぃん上ノ園との交流会など、夏休みならではの活動を行うことができませんでした。
そんな中でも、地域と交流する機会を持ちたいと考え、感染症対策を行った上で、錦ヶ丘保育園・子ども園で先生方のお手伝い、近くのお店でのお買い物体験を行いました。

このような交流活動を通して、地域の方々にまふぃん錦ヶ丘の事を理解していただき、子ども達のことを温かく見守っていただければと思います。

 

今回は、お買い物体験の様子についてのブログです。
錦ヶ丘保育園の道路を挟んだ向かい側にある、コスモスでお買い物体験をさせていただきました。

(※ご協力をいただきありがとうございました。)

 

100円で、自分の食べるおやつを買いに行きます。

これまでは駄菓子屋さんで、いくつかの小さなお菓子を買っていましたが、今回はドラックストアです。100円以上のお菓子や75円、65円など、二つは買えないお菓子もあります。しっかりと値段を見て、買うことができるでしょうか。上手に計算をして100円を越えてしまう場合は、お菓子をあきらめなくてはいけません。

店に行く前に、まふぃんで予行練習です。


職 員 : 115円は・・・

子ども : 「買えない!」

職 員 : なんで買えないって分かるの?

子ども : 「115は100より大きいから。」

職 員 : そうだね、じゃあどうして大きいって分かるの?

子ども : 「えーっと・・・。」

 

それぞれが考えます。

さて、
1年生も分かりやすく伝えることができるでしょうか。

子ども① : 「数字が三つの時は、いち、ぜろ、ぜろだったら買えるけど、それ以外の数字だったら買えない。」

 

なるほど、1年生も分かってくれたみたいです。

 

職 員  : 他に買えるのは?

 

子ども② : 「数字が2つのもの。」

 

買えるのは、数字2つのもの、数字3つの時は100のもの、ということは分かりましたが、物によっては2つ買える場合もあります。

 

買えるかどうか分からなくなったときには、職員の計算機で確認して買うこととしました。

まふぃん号に乗って出発です。
車内で、A君が、あることに気がつきました。

「あっ、あの、税込み?税抜き?だっけ、どっちかあるよね。お金が変わるやつ。それだったらどうしよう。」

 

大丈夫、コスモスは税込みだから、書かれている金額通りだよ。と伝えると

 

「え?!税、僕たちのために入れたの?」
「お店の人大変だったかもね!」

 

という会話もでてきました(笑)お買い物がマスターできたら、税についても考えていきたいですね。

 

実際にお店について、子ども達は買い物を始めました。

「うーん、、、どれにしようかな。」

それぞれが悩みながらおやつを選んでいきます。すると、

「あっ!」

B君が声をあげました。ウキウキしすぎてまふぃん号に財布を忘れてしまったようです。

「どうしよう、買い物できない・・。」

しばらくどうしようかとうろうろしていましたが、

「まふぃん号におさいふを忘れてしまったので、一緒に取りにいってください。」

と職員に伝えることができました。

自分の失敗を認めて、その後にどうしたらいいか、どうしてほしいかを相手に伝えることも大切な事です。

 

「どれにしようかな…」

悩みすぎてなかなか決めきれない子もいました。

やっとの事で決めたおやつも、レジに行く直前に

「やっぱり、もう一回見に行く!」

と行きかけましたが、もう時間切れです。

「もう、みんなお金を払うよ。」

と職員に声をかけられると、レジに並ぶことができました。

他の子ども達も、周りのお客さんの事も考えながら無事に買い物を終えることができました。

 

まふぃんに戻っておやつタイムです。

お金の計算以外にも、自分の持ち物に注意を払うこと、周りに合わせて動くこと。

お買い物体験で、大切なことが沢山あることに気づくことができたようです♪

 

まふぃんに着いて、みんなでおまちかねのおやつタイムです。

今回は、いつもと違ってお菓子は多くは買えなかったけど…

みんなでシェアしながら楽しく食べられました。

 

次は、どこにお買い物に行こうかな?

次回のお買い物を楽しみにしていてね!

 

まふぃん錦ヶ丘 岡田

ナガヤのスイカ割り大会!

夏休み後半、ナガヤタワーの3階は

「左!」

「いやもっと、右、右!」

子どもと大人の大きな声が入れ混じり、笑顔と笑いで包まれていました。

 

ナガヤタワーの“すいかを食べる会”に参加させてもらったのです!!

今回はその様子をご紹介します♪

お盆明けにナガヤタワーの事務局から

「ナガヤのすいか割りに、参加しませんか?」

と、お電話を頂きました。

コロナ渦で人との交流に制限がかかる中、ありがたいお誘いです。

ナガヤの皆さんと久しぶりにお会いでき、交流ができる機会です。

「予防に気を付けます。ぜひお願いします!!」

と参加することになりました。

 

当日、

子どもたちに、すいか割りがあることを伝えると、

「本当ですか?」「早く行きたい!」

と何度も聞いてきました。

嬉しくて、ワクワク。ナガヤタワーに行けることにもワクワク。

始まる前からテンションが高めの子どもたちでした。

 

でも、楽しいことをするだけが目的ではありません。

すいか割りの体験を通して私たちは次のようなねらいを立てました。

  • 公共の場でのマナーを身に付ける
  • 基本的な生活習慣を実践できる

です。

 

そこで、子どもたちに

「すいか割りに行くけれど、どんなことに気を付けたらいいでしょうか?」

と問いかけました。

子どもたちからはいろいろな意見が出てきました。

・静かにする

・こそこそ話をしない

・走らない

・あいさつをする

・こぼざない

・失礼なことを言わない

・相手の嫌がることをしない

などなど!!

 

どれも大事です。意見をまとめると、次の3つに分類されました。

  • 挨拶をきちんとできる。
  • 嫌なことを言わない
  • こぼさずに食べる

そこで、この3つの中から自分の目標を決めてもらいました。「自己決定」の経験です。

自分でどれを頑張るか判断し、手を挙げることができました。

どの子も私たちの見立てと同じところで手を挙げていました。子どもたち、ちゃんとわかっているのですね。

嬉しい瞬間でした。

 

ナガヤタワーに移動すると大きなすいかが準備されていました。

やってみたい!!

すいか割りのお手本を見て・・・始まりましたよ~。

ナガヤの皆さんの声に誘導されながら、本格的なすいか割りです。

 

 

「右、右」「もう少し前!」

する方も、声掛けする方も、一心同体になっていました。

 

すいかが割れると、ナガヤタワーの2階で食べました。

「すいかはちょっと苦手なんだよね」と言っていた男児もパクパク食べています。

すいかを食べる会の終わりに、お礼のあいさつをしてほしいと、6年生のA君にお願いしました。A君は、まじめで頑張り屋さんですが、「〇〇してもいいかな、大丈夫かな・・・」「俺、どうせできないし」と、自信が持てないタイプ。どうするかな、と思っていると、「やります。」と返事が返ってきました。A君ならできる、自分の言葉で、頑張れ…と願いながら見守ります。

 

A君は

「今日はすいか割りに参加させてくれてありがとうございました。甘くておいしかったです。ありがとうございました。美味しい、すいか、ごちそうさまでした。」

大勢の前で、まふぃんの代表としてお礼を伝えてくれました。

ナガヤの皆さんからも温かい拍手が。大勢の前で言えてほっとした様子でした。

A君は主体的に参加し、達成できた喜びを実感したと思います。”やってよかった!”という素晴らしい体験になりました。

 

ナガヤの住人さんの「うみ」の歌を楽しそうに聞いている子どもたちの表情も印象的でした。

子どもたちを見守る温かい眼差し、優しい空間の中で、子ども達は貴重な体験をすることができました。

ナガヤの皆様、本当にありがとうございました

 

 

まふぃんに帰ると、今日の振り返りをしました。

「挨拶は、できたかな?」

「静かにできたかな?」

「人に嫌なことをしなかったかな?」

ちょっと、声が大きくなってしまったけど・・・みんな花丸でしたよ。

 

その後、みんなですいか割りのお礼を書きました。

文章が苦手な子は、絵で表現し、お礼状の子は、心込めて丁寧に書いていました。

交流会が始まって4年目、子どもたちの表現力もアップしています♪

 

今回のすいか割り、たくさんのことを経験することができました。

人と人との交流は、楽しさ、喜びを倍増し、心を和やかにしてくれます。

この経験は夏休みの貴重な思い出になることでしょう。

 

ナガヤの皆様、これからも、よろしくお願いします。

 

まふぃん上之園 末吉

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