ある男の子の成長 ~七夕飾り作りを通して~

ある男の子の成長

~七夕飾り作りを通して~

 

7月7日は七夕。織姫と彦星が、1年に1度出会える日。

そして短冊に願い事を書けば、願いが叶うと言われている日。

天の川が見られる事を楽しみにしていましたが、今年の七夕は残念ながら雨になってしましいましたね。

 

「あっ!コアラの食べる葉っぱだぁ!」学校から帰ってきた子ども達。

置いてあった笹にすぐに気が付きました。玄関では笹のいい香りがしていました。

 

 

そんな、7日と8日の放課後等デイサービスでは七夕の飾り付けを行いました。

毎年、ナガヤの方たちと交流を行いながら飾り付けを行うのですが、今年はコロナの影響もあり、交流会は中止になり残念な気持ちになっていました。

ですが、まふぃんだけで行った事で、ある中学生の男の子A君の成長を改めて確認できた出来事がありました。

 

 

それは・・・

年下の友だち2人に提灯の作り方を優しく教えている姿。

中学生だからそんなの当たり前。

と思われるかもしれませんが、普段人と関わるのが苦手で、みんなと同じ活動に参加する事が少なく、無口なA君を見ているので、とても嬉しい出来事でした。

 

この日は3人のグループに分かれて飾りを作りました。メンバーは、小学1年生のB君、6年生のC君、そしてA君。

各グループに分かれて、輪っかやひし形を繋げて作っていましたが、

A君が「小さい折り紙で提灯を作りたい(四分の一の大きさ)」と自己発信してきました。

これも嬉しい出来事です😊

「作っていいよ」と声を掛けると、細かく切り込みを入れて提灯が完成!

それを見た、B君、C君が「すごい!A君」「作りたい!」「教えて」とA君に頼んでいました。

実は、このような関わりが活動中に出来たらと思い今回のグループを決めました。

 

どうするのか見守っていると…

「いいよ」とボソッと言ってくれました。

 

なので、A君による提灯の作り方がスタート。

「まずは四角に折って」「そしたら、次はハサミでこうやって切って」と自分でお手本を見せながら教えていました。

でも、B君、C君たちは「こう?」「どうするの?分からない(切り込みの仕方)」とA君に聞きます。

A君もどうやったら〝分かってもらえるか〞考えながら教えていました。

教えながら気が付いたようです。その子の〝側で教えれば分かってもらえるかも〞という事に。

 

この気づきにA君の成長があったのです。

私たちの周りには、小さな子ども達や、高齢者、障害を持った方など様々な人たちと支えあって生活しています。

相手の気持ちに共感したり、相手の立場に立って考える事、思い遣りの気持ちを持って関わっていける事が社会生活を送る中で大切になってきます。

 

その後は、B君、C君の側に行き交互に教える姿がありました。

年下の友だちに教えている姿、教えてもらっている二人の姿を見てとても暖かく感じました。

 

4月から中学生になったA君ですが、特に低学年の子どもたちに優しく接している姿が度々見られていました。

・転んだ子を起こしてあげる

・おやつのおにぎりにふりかけをかける時、かけ方を教える

・送迎車から降りて、ふらふらと別の所に行こうとした1年生の手を繋ぎ「こっちだよ」と教えてあげる。(職員も近くにいます。)

など。

今までは気が付いても見ているだけだったのですが、さり気なく手を貸しているA君の姿に成長を感じました。

これらの行動は〝相手が何を必要としているのか〞を考え〝それに配慮した行動がとれる〞ようになり、人と関わる中で〝その人に合わせた関わり方〞が出来るようになっていきます。

このような事を積み重ねていく事が、これから先〝人と関わる力〞となっていくのです。

 

まふぃんの中で異年齢で過ごしたり、ナガヤの方たちと交流の経験を重ねてきた事で〝人と関わることの楽しさ〞〝人の役に立つ喜びを〞感じる事が出来たのでしょう。

このような行動を見逃さず、認めていく事で自信を持って行動できるように見守っていきたいと思います。

 

まふぃん上之園

 

寺田

水害に備えて(まふぃん上之園の取り組み)

こんにちは。

まふぃん上之園の園長、廣田です。

 

大雨により熊本に続き福岡・大分も甚大な被害が発生しております。

ここ鹿児島も鹿屋では総雨量が1000㎜超えと平年7月1か月分の3倍に達しております。

天気予報を見ますと来週以降も激しい雨の予報になっている日もございますので皆様、どうかお気をつけください。

 

昨年の今頃でしょうか?

県内各地で大雨特別警報が発令され、各地域の雨量観測所で観測史上1位の雨量を記録しました。

普段は穏やかな甲突川も一時は氾濫注意水位に達し、茶色く濁った水が橋の欄干に勢いよくぶつかる様を見て不安に感じました。

携帯電話には「土砂災害情報」「大雨洪水警報」がひっきりなしに届き、公共の交通機関もストップしていたのをよく覚えています。

昨年の大雨で増水した甲突川の様子。

 

こういった状況で思い出されるのが、平成5年の8.6水害です。

ここ上之園町でも1~2mの浸水被害がありました。

そういった過去の事例も踏まえ、まふぃんは鹿児島市の洪水時浸水想定区域に指定されています。

近隣の福祉施設同様、まふぃんでも避難確保計画を策定し、年2回の水害訓練(洪水編、津波編)が義務付けられ昨年度から実施することとなりました。

 

そこで今回は大雨や津波が来た際にまふぃんがどの様な対策を具体的に行っているか、少しご説明したいと思います。

 

まずは3月に行った洪水編の避難訓練。

この日は雨模様でしたが、より実践に近い避難訓練を実施できました。

今回の設定は「甲突川が大雨で氾濫し避難が必要なこと」とし、併せて「水がひいたあとの移動経路の確認」を行いました。

 

避難方法は以下の手順です。

  • 外の様子を確認しながら避難準備。
  • ナガヤタワーの2階へ避難。
  • 水位が低下した想定で甲南福祉会館

事前に子ども達には知らせず、抜き打ちの訓練となりましたがパニックになることもなく誰ひとりしゃべらず、落ち着いて避難することができました。

私も実際に甲南福祉会館へ歩きましたが、「この道に流されてきた障害物がある場合、相当歩きにくいだろうな」と感じました。

計画書の中に「水が引いたあと避難できるか職員が道路を確認にいく」ことも今後検討しなければなりません。

 

4月には津波編の避難訓練。

洪水編と違うのはよりスピーディーに高いところへ避難することです。

  • 外の様子を確認しながらナガヤタワー3階へ避難。
  • 状況によって更に高い場所へ避難する。
  • 避難訓練後、屋上に登りどこから津波が襲ってくるか全員で確認。

特に徒歩でまふぃんに通園する子ども達はいつ何時、地震や津波の被害に遭遇するか分かりません。

そういった子ども達も今回ナガヤタワーの屋上に登り

「どこから津波がやってくるか?」

「自分達が歩いてくる近くに高い建物があるか?」

を実際目で見て確かめるということは非常に有効的であったと思います。

保護者の皆様も今一度、通園コースを確認し

「まふぃんに行く時、津波がきたらまずどこに逃げる!?」

を子ども達と話し合ってみてください。

 

また、今回の大雨により福岡県大牟田市の小学校では保護者が迎えに来れず、校舎で一晩を明かすという事例も見受けられました。

まふぃんでも同様の事態が起きる可能性は十分にあります。

その際に保護者にしっかりとまふぃん発信の緊急メールがしっかりと届くのか、子ども達の受け渡しは確実に行えるか、一晩過ごすことになった場合、食料の備蓄は確保できているのか、もう一度確認を行い足りものは今後揃えていきたいと思います。

 

まふぃん玄関内には非常時災害マニュアル・防犯マニュアルも整備しておりますので、ぜひご一読ください。

 

天気予報である程度の予測ができるようになったとはいえ、「想定外」の事態は必ず起きることを前提に対策は立てねばなりません。

報道を見ていても何十年に一度の大雨が毎年降っている地域もあります。

ありとあらゆる可能性を考えながら計画書をその都度改善し備えていきたいと思います。

 

まふぃん上之園

廣田

取り合いからやり取りへ

取り合いからやり取りへ


土砂降りの雨が降り雷が鳴ると、〝ばばばあちゃんのシリーズ本〞『あめふり』の絵本を思い出し、

ふと空を見上げ想像し思わず笑ってしまいます。

憂鬱になってしまいがちな雨や、怖~い雷も絵本の世界を想像しながら見ていると少し楽しくなってきます。

 

 

活動終了後のある日、「貸して」「嫌!」、「ちょうだい」「嫌!」の声が聞こえてきました。

1冊の〝乗り物の絵本〞を巡り取り合いが始まりました。

2歳のA君と3歳のB君です。

取り合いをしていましたが、なんと!

最後には[これ何だ?」と言い一緒にやり取りをしながら見る事が出来たのです。

しかし、そこに至るまでには、活動中の出来事があったからこそ、一緒にやり取りをしながら見るという事が出来るようになったのです。

どのような事があったのか・・・

覗いていきたいと思います。

 

その日の活動は『砂遊び』でした。

今回のねらいは。

『砂の感触に慣れる。』

『思い通りにならなかった時に感情のコントロールをする』です。

 

子ども達が遊ぶとき、トラブルが起きないように種類や数を多めに出すイメージがあると思いますが、まふぃんでは人数より少なめに出します。

この日は、3人だったのでスコップを〝1本〞だけ出しました。

 

何故かというと、遊ぶ道具を少なく出すことで、欲しいものがあった時、「貸して、ちょうだい」と言ったり、

自分の持っている物が取られそうになると「ダメ!」と言葉でのやり取りが生まれてきます。

このような、思い通りにいかない経験を大事にする事で、友だちとの関わり方が学べるようにしています。

 

さて、先にスコップを使っていたB君にA君が気付きました。

もちろん、使いたいので近くに行きすぐに取ってしまいました。

いつもなら、取られても取り返せずにいるB君ですが、この日は違いました。

何度取られても取り返しに行く事が出来たのです。

お互い欲しいので、譲らず引っ張り合いをする、取られたり、取り返したりする場面がしばらく続きました。

その中で、引っ張り合いをするだけでなく

「貸して」「ダメ!」「ちょうだい」「ダメ!」という言葉でのやり取りもあるという事に子ども達が気づき変化していったのです。

その出来事が初めにお伝えした〝一緒に見る〞に繋がっていったのだと思います。

 

お迎えを待っている間、同じ絵本に興味を示した2人。

引っ張り合う、絵本を持って逃げたり追いかけたりしていました。

それまでは、〝何で僕が持っているのを取るの?〞〝取らないで〞〝僕も欲しいのに!〞と『自分が』の世界でした。

対戦モードの表情をしていた2人でしたが、ふと笑顔に変化しました。

言葉でのやり取りは少なくても何か通じあったようです。

自然と2人が近くに座り、一緒に笑いながら絵本を見始めました。

その中で「これ何だ?」「すー(トーマス」と指を差しながら見て、〝一緒にやり取りをしながら見る〞事が出来たのです。

取り合いを経験するうちに『お友だちも同じ絵本が見たいのだな』と気が付いたのです。

このような経験を重ねる事で、相手にも思いがある事に気が付き、友だちを意識した関わり方ができるようにしています。

一つの物で遊ぶ事で友達に目が向けられるようになり、順番を待つ、ルールをも守る、我慢をするなど経験を通した学びになります。

そのような経験をし、気持ちを切り替えて我慢をした方が楽しく遊べると気が付いていきます。

 

今までは、取り合いが起きると泣いて終わる事(気持ちを受け止めてもらい)が多かったのですが、

取り合った絵本を一緒に見る事が出来た事に成長を感じました。

このような経験をしたからこそ学んだのです。

いろいろな場面で見せてくれる成長。次はどんな場面で見せてくれるかな?

 

まふぃん上之園

寺田

 

 

 

段ボール遊び~午後クラス~(上之園)

梅雨と夏の合間の、天気や気候の変化が大きい季節となりました。

子ども達の体調管理に気をつけながら、今月も楽しく過ごしていきたいと思います。

 

今回は午後クラス(幼稚園の年少から年長のお子さんのクラス)の活動についてご紹介します!

この日の活動は段ボール遊び。

‘‘順番を待つこと‘‘、‘‘友達との場所の共有‘‘をねらいとした活動でした。

大人は当たり前のように人に順番を譲ることが出来ますが、小さな子ども達の世界は自分が中心であり、

‘‘自分がやりたい‘‘ ‘‘一番が良い‘‘

と思ってしまいます。

生まれた時には家族以外の人がこの世に存在すること、一番を譲ってくれない人がいることなんて知らないわけですから、当たり前のことです。

順番を待つことは‘‘我慢すること‘‘にも繋がります。

友達と場所の共有をすることで友達を意識して過ごし、思いやりの気持ちや思いを伝えようとする気持ちに繋がっていきます。

 

まずは、段ボールの上を‘‘渡る‘‘をしました。

机や椅子は普段の生活でも安心して使えるように丈夫に作られている為、その上を‘‘渡る‘‘という普段の生活では無い動きをしても壊れたり、形が変化したりはしませんが、段ボールは丈夫であっても力が加わると凹んだり、破れたりします。

子ども達は実際に段ボールに触れることでその素材や性質を知っていきます。

また、不安定な段ボールの上を渡ることで体の重心を自分で工夫してバランスを取らなければならないので、頭で考えて体を動かすことになります。

届くかな~。

グラグラする~

そっと一つ目の段ボールの上に乗る子ども達。

一つ先にある段ボールに乗り移る時に少し下の方に沈む段ボール。段ボールと一緒に下に下がる体にハッとしますが、ゴールに到着してニッコと笑顔を見せてくれます。

『出来た!』

と喜び(達成感)を感じた瞬間です。

子ども達が「出来た!」と感じた時には職員は「出来たね!」とハイタッチをして、そのことを共に喜ぶようにしています。

「出来た!」の経験は今後の自信や意欲にも繋がっていきます。

 

 

次に‘‘段ボールかくれんぼ‘‘をしました。

友達との場所の共有が出来るように人数よりも少ない数の段ボールを準備していました。

「よーい、スタート!」

で段ボールの中に隠れる子ども達。

急げー!

その中で一斉に入っていく友達に圧倒されて、段ボールの中に入っていけなかったA君(年少)。(写真がなくて残念…。)

職員が手を引いて他の子に「入れて~」と言い、段ボールの前まで一緒に行くとA君も入ることが出来ました。

 

その後はA君が段ボールの中から出ようとする姿も無く、先に段ボールの中に入っていた子との関わりもあり、良かったと思います。

 

段ボールは大人から見れば、何かの性質を保ちながら保管する為の物、あるいは中に入っていた物を出してしまえば、ゴミとなってしまう物ですが、子ども達にとって段ボールはワクワクする玩具です。

蓋を開ければ、中に入ることが出来ます。少し力を加えれば、形も変わります。

 

段ボールを活動の中で使うことで段ボールの素材や性質を知り、「次の活動ではこうやって渡ってみよう。」「くぐってみよう」と考えたり、小学校に就学してからの工作の時間で段ボールを使う時にその学びが生かされ、想像力・表現力に繋がっていくのではないか、と思います。

 

子ども達はこれから経験を重ねていくことで、自信を持って自分で物事を考え、「これがしたい!」「こうやってみよう!」(自主性)と前を向いて歩いていきます。子ども時代に培われた自主性は成長し、大人になるまで子どもの力となっていきます。

子ども達が学び、成長する力を育めるように、今後も支援を行っていきます。

 

まふぃん上之園 岡部

お米入れ 大作戦☆彡

 

みなさん、こんにちは。

放ディのまふぃんのおやつは🍙です。白米をラップで包み、自分たちで握って食べています。

 

精米したお米は、“こめムシ”がつかないように、2Lのペットボトル容器に入れて収納しています。

今までは職員が収納していたのですが、今回は、子どもたちにしてもらうことにしました。

”お米を容器に入れる”経験は、なかなかないですよね。

うまくできるでしょうか!?

 

では活動の様子を紹介いたしましょう。

 

【今日の活動】

・お米をペットボトルに『こぼさずに入れる』には、どうしたらいいのだろう!?

・グループで協力していれよう。

 

活動のねらいは、「みんなでこぼさずにいれる方法を考えること」「実際にやってみる体験活動を通して、コミュニケーション力を育てること」です。

ここではあえて、入れる方法を示さず、子どもたちに考えさせることにしました。

自由な発想を引き出すことにより、コミュニケーションが生まれると考えたからです。

 

 

用意した道具は、はさみ、厚紙、テープ、コップ、ペットボトル。

これを使って入れる方法を考えてもらいます。

 

「やってみたい!!」と目を輝かせる子ども

「できるかな・・・」と不安になる子ども

「ぼくは、やりたくない」とつぶやく子ども・・・反応はそれぞれですが、

子どもたちの考える力、話し合う力を信じて、「やってみよう!!」と活動がスタートしました。

 

1. 作戦タイム

まずは、どんな方法で入れればよいか、話し合います。自分の意見を言う、折り合いをつける、みんなの意見をまとめるなどの経験をしながら見通しをつけます。

「やいたくない」と言っていた子どもも、話し合いに参加しています。

どうすればいいかイメージして作戦会議は盛り上がりました。

グループごとに入れる方法が決まったようです。

 

 

2.実践タイム

話し合ったことを実際にやってみます。

Aチーム。お米がこぼれないように、お米の入った容器の隙間を小さくする作戦です。

 

大変!大変! こぼれてしまった!!

予想とは違う結果が・・・さあ、どうする!?

 

Bチーム。厚紙で入れる場所を工夫するようです。

真剣なまなざしで、慎重にお米を入れています。

うまくいくかな!?

 

 

3.考える・工夫する

失敗を繰り返しながら、子どもたちは意見を出し合い道具を改造しはじめました。

Bチームは何やらアイディアが生まれたようです!

面白い!! 入り口を大きく改良しています。

自然に「厚紙持ってきて!」「こぼれているよ」「こうしてみよう」と会話が生まれ、

コミュニケーションが取れてきました。

 

一方、Bチームは、最後まで自分たちが最初に考えた作戦で頑張っていました。

こんな風に入れる経験が初めてだったようです。

こぼれたお米を拾い集めたり、

順番を決めて入れたり、

役割分担して協力する姿が見られました。

最後まであきらめずに頑張ったことは立派です!

 

 

 

4.結果発表とふりかえり

結果は一目瞭然。

どこがよかったのだろう? と考えたり、いろんな入れ方があることに気づいたりできる機会です。

他のチームが作った道具をじっくり見てもらいました。

すごいね~こんな風にするといいんだ・・・

1番になれず悔しい思いをした子どもがいたかもしれません。

でも、

「つまらなかった」「○○のせいだ」

という発言は出ませんでした。

 

こぼさずにできたAグループからは、「チームワークがよかったです」という意見が、

うまくいかなかったBグループからは、「次は違う方法でやってみたい」という意見が出てきました。

 

「相手を認める」「結果を受け入れる」ことができていたのではないでしょうか。とても嬉しかったです。

また、一人だとすぐに無理だと諦めてしまう子どもが、仲間と一緒に考え助け合うことで、最後まで頑張ることができました。「協力すること」の楽しさを感じたと思います。

 

 

最後まで夢中に活動した子どもたち。

アイディア満載!!素晴らしい工夫がありました。

「面白かった」「またやりたい」と次回のお米入れを楽しみする発言が出ました。

リベンジに燃えています。

 

今回の経験や反省を活かして、

次回は入れ方や道具、チームワークがどんなふうに進化していくのか、とても楽しみです。

 

 

まふぃん上之園 末吉

新聞紙文字探しゲーム

だんだんと暑い日が増えていき、夏の訪れを感じるこの頃。子ども達は、暑さに負けないくらい元気いっぱいに遊んでいます。

 

さて、今週の放課後等デイサービスでは「新聞紙文字探しゲーム」を行いました。

お題の文字を新聞紙の中から探すルールです。

 

今回は、友達同士でコミュニケーションを取りながら文字を探せるように、あえて2~3人のチームで行いました。

 

さあ、新聞紙文字探しゲームスタート!

 

まず、最初のお題は「い」です。

 

1年生と高学年を混合したチームでは、「”い”の文字あったよ!」「ほかの所も探してみよう」と協力をしながら探していました。

 

また、1年生に対しては、「”い”を探すよ」と教えたり、「一緒に探そうね」と優しい声掛けをしたりしてくれました。

一方、高学年同士のチーム。

このチームの子ども同士は、普段関わったり、話したりといった姿はあまり見受けられません。

 

仲の良い友達同士のチームにしたら、楽しく取り組めると思いますが、あえて今回は関わりの少ない子ども同士をペアに組ませました。

 

なぜこのようなチームにしたのかというと、仲の良い友達だけではなく、普段は関わりの少ない色んな友達とコミュニケーションを図れるようになってほしいからです。

 

社会人になると、会社の同僚や先輩など、様々な場面で多様な人とも関わらないといけない場面がたくさん出てきます。

例えば外部研修でのグループワークなど。

 

あまり親しい人ではないからといって会話を避けてしまうと、大切な情報を上手く伝えられなかった、困ったことがあっても助けを求められない、といった可能性が出てきます。

 

人と心地いい関係を保ちながら楽しく仕事ができるようには、コミュニケーション力が必須なのです。

 

その為、まふぃんの放課後等デイサービスでは、コミュニケーション力を高められるように、段ボール運び・話し合いなどの活動を行っています。

 

 

活動の話に戻りましょう!さて、先ほどの高学年同士の様子はというと・・・

 

初めは、お互い会話が見られなく、静かに取り組んでいましたが、文字を見つけると「”い”があったよ」と、相手に話かける様子が。

 

そこから会話が続くようになり、「こっちにも”い”があるかも。探してみよう」「たくさん見つけたね」と、積極的にコミュニケーションを取ることができていました。

 

「い」「た」の文字を探し終わった後は、最後のミッション。

 

 

「これを新聞紙の中から探してください」と言うと

 

「えー難しい」と言う子ども達。

 

「あまいものって何かな?」「お菓子!」「冷たくないからほかの食べ物じゃない?」と、チーム内で話しながら答えを推測していました。

 

しかし、なかなか答えが分かりません。

 

そこで、ヒントを見せると。

 

「あっ、わかった!」と言い、チームの友達に小さな声で答えを教えていました。

 

答えが分かってからは、急いで文字を探す子ども達。

友達と一緒に同じ文字を探したり、手分けをしながら文字を探したりなど、真剣に探していました。

ちなみに結果はというと・・・。

 

今回のチームはどちらとも全問正解しました。

全問正解が嬉しかったようで、「まだゲームしたい」と言っていましたが、今日はこれでおしまい。

 

次回は、色んな新聞紙を使って、その子に応じたゲームを展開できればと思っています。

 

今回の「新聞紙文字探しゲーム」は、コミュニケーション力だけではなく、素早く見る力や注意力も養います。

小学校に入ると、視力は良いのに板書や教科書などの文字を探すのに時間が掛かる、文字を書き写すことが苦手といった子どもがいます。

見る力が弱い子ども達に見られる特徴ですね。

 

今後も日々の学校生活に活かせるようなプログラムを始め、普段の生活にも活かせるようなプログラム作りを行っていきたいと思います!

 

まふぃん上之園 亀澤

 

ぼく、がんばったよ

暑さが増してきました。保育園や幼稚園、学校の生活やようやく“いつも通り”を取り戻してきたように思います。

子どもたちにとっては、幼稚園での新しいお友達、先生に慣れて安心して過ごせるようになってきたのではないでしょうか。

 

さて、今日は就学前のお子さんの紹介です。

 

活動が終わり、迎えに来られた保護者様との会話の中で、お子さんがまふぃんから帰った後、

「今日、僕、まふぃんでがんばったよ!」と家で言うんです、と教えてくださいました。

子どもの気持ちがこもっている言葉ですよね。

 

いったい、何を頑張っているのでしょう!?

 

まふぃんの療育では、就学前のお子さんが、幼稚園・保育園の集団生活の中でスムーズに過ごせるようになること、小学校に入ったときに困らないように過ごせる姿をイメージし、社会性を育むことをねらいにして様々な活動を行っています。

 

例えば、自分の気持ちが優先してしまい、

園の活動に入れない

思い通りにならないことがあると泣き、気持ちの切り替えに時間がかかってしまう

などの困り感がある場合、集団の中で

・順番を待つことができる

・指示を理解して行動できる

・思い通りにならない場面での感情や行動のコントロールができる

など、具体的な行動ができるように活動をしています。

 

先日は、わらべうたの活動を通して「指示を理解すること」「順番を待つこと」をねらいにして活動しました。

 

な~こかい と~ぼかい

な~こかい と~ぼかい

な~こかい と~ぼかい

な~こよか・・・・ひっとべ!!

 

「ひっとべ!になったら、跳ぶんだよ」

と指示をします。経験した子どもたち(年長さん)が堂々とお手本になって見せてくれました。

次は僕がやりたい!!

背筋をぴーんと伸ばして待つ子どもの気持ちが伝わります。

「〇○君、〇○君、〇○ちゃん!」

呼ばれた子どもたちは、嬉しそうに、ジャンプ。

 

一方、呼ばれなかった子どもは・・・残念な気持ち、悔しい気持ちを素直に表します。

これこそ、「思い通りにならない経験」。

自分の中で感情をコントロール(「順番を待つ」「折り合いをつける」)をしているんですね。

順番を待つことが苦手、気持ちを切り替えるのが苦手な子どもにとっては、待ち長いことでしょう。

 

次こそ呼ばれるように、子どもは意識してかっこよく待っています。

ようやく自分の名前が呼ばれると一目散にマットの上へ。

「かっこよく待てたね」

“な~こよか・・・ひっとべ!!”

大きくジャンプ!心地よいわらべうたの拍を体で感じとり、跳ぶタイミングをコントロールすると同時に

“順番を待っていたら、ちゃんとできる経験”をすることができました。

 

また、役割交代がある“てるてる坊主”の活動では、1回しか順番が来なかった子どもが

「もっとしたかった。自分は1回しか来なかった」

と顔を真っ赤にして、腹を立てる場面がありました。

 

これは、“順番を待っていたけどできない時もある経験”です。

「まだ、したかったね」と職員は共感します。

すると、しばらくじっとして動きませんでしたが、自分で気持ちに折り合いをつけ、次の行動に移し、その後何事もなかったかのように笑顔で活動を終えることができました。

子どもが自分で感情をコントロールし乗り越えた瞬間です!

 

「僕、まふぃんでがんばったよ!」

の言葉の中には、活動を通して

「思い通りにならない場面で我慢すること」

「気持ちに折り合いをつけること」

が含まれた表現なのだろうなと思いました。

“おかあさん、すごいでしょ” “ぼく、がんばったよ”

大好きなお母さん、お父さんにも褒めて認めてほしいのですね。

褒められたい気持ち(承認欲求)は生きる力の源。

“自己肯定感”につながります。

 

“自己肯定感”とは、

「自分には価値があるんだ」「自分は愛されているんだ」といったように自分の価値や存在意義を前向きに受け止める感情や感覚のこと。

自分のことが好きで、今の自分に満足している子どもの心や行動のあり方を指します。(中略)

自己肯定感が高い子どもは、自分のことを大切に思い、周囲からも大事にされていると感じているため、失敗よりも成功を意識して前向きにチャレンジしたり、壁にぶつかっても立ち向かっていく事ができます~(ほめ写プロジェクトhomesha-pj.jpより抜粋)~

 

保護者様との会話の中で「今日も頑張ったね」の気持ちをたくさん伝えていきたいと、気付かされた出来事でした。(ありがとうございました!)

 

褒められること、認められることはいくつになっても嬉しいものです。

大人になってもそれがないと元気に生きていけませんよね(笑)

「僕、がんばったよ」

「そうだね、がんばったね」

の会話がたくさんできるように、

「やった!」「できるようになった!」

の気持ちをたくさん経験できるように、これからも活動を工夫していきたいと思います。

まふぃん上之園 末吉

゛笑顔の花゙咲きました!

笑顔の花咲きました

 

「しとしと」「ざぁーざぁー」「ぽつぽつ」毎日雨で憂鬱になりますが、雨音に耳を傾けたり、雨の降る様子を眺めるのも時には楽しいなと感じるこの頃です。

この時期の花と言えば、ピンク、青、紫…色とりどり花。紫陽花。

英語ではhydrangea(ハイドレンジア)と言い、「水の器」という意味もあるそうです。

雨の中の紫陽花は一段と綺麗に見えますね。

そしてもうひとつ綺麗なものと言えば『虹』

これも楽しみのひとつ。見られるといいですね。

 

さて、午前クラスの子ども達。とびっきりの『笑顔の花』が咲きました😊

この日のメンバーは、2歳のAちゃんと3歳のB君です。

 

実はこの2人、お友だちに興味もあり、一緒に遊びたい気持ちもあるのですが接近して遊ぶのが少し苦手なのです。

遊んでいても元気いっぱいのお友だちが近づいてくると、その場から少し離れてしまいます。

離れてもお友だちの遊ぶ様子を笑顔で見たり、タイミングをみながら遊びに入ったり、出たりを繰り返しそれぞれの友だちに合わせた関わり方を学んでいる途中です。

その日、先に登園し大型積み木で遊んでいたB君。

積み木を積み上げ崩す事を繰り返し、崩れるたびに大笑いをして遊んでいました。

そこで、職員が〝つんつん〞と言い指先で突き崩す真似をすると、B君が〝面白いと〞思ったのか、それを真似て「つんつんつん」と言いながら指先で突き遊び始めました。

それも、職員の顔を見て反応を見ながら遊んでいます。

職員が笑うと、さらに笑顔になり顔を見ながら「つんつんつん」と突き遊んでいました。

これだけの事ですが、B君にとっては大きな変化なのです。

どの様な事かと言うと。

一つ目・・模倣し再現ができる。

二つ目・・人の反応を見ながらする。

 

この物を介したやり取りをする中で、お互いに顔を見合わせて笑い関わりを楽しむ。このような経験を重ねる事で,周囲の友だちに対する関心を高め自分から関わろうとするようになります。

この経験が人と関わる力の基礎になります。

また、自分がした事で、相手がどのような反応をするのか見る事が出来るのも〝社会性〞の発達には欠かせない大事な要素になります。

 

もう一つ笑顔は、Aちゃん。この日の活動は『段ボール遊び』でした。

その日の登園が二人だった為か、いつもより積極的に段ボールで遊んでいました。

段ボールを転がしてみると〝カタン、カタン〞と音がする事を発見!

遊んでいる中で、偶然見つけた音や、転がる様子がAちゃんにとっては大発見!だったようです。

何度も繰り返し音や、転がる様子を見て声を出し笑っていました。

(写真がなくて残念!)

 

この、段ボール1個を転がす事でも子ども達にとっては学びがあります。

それは、持った時の〝重さや、硬さ〞〝転がった時の音の大きさや響き方〞など、物の様々な性質の違いに気付いていきます。

偶然見つけた発見を繰り返し経験する事で、「こうするとどうなるのかな?」と新しい遊び方を試し、興味や関心の幅を広げていきます。

この日、Aちゃんと、B君は段ボール1個で遊んでいました。

小さな穴からお互いのぞき込み笑い合ったり、段ボールから出てくる友だちを〝わくわく〞した表情で待ち、出てきたら2人で顔を合わせて笑う姿。

雨の続く毎日ですが、まふぃんの部屋には晴れ渡るような『笑顔の花!』が2つ咲きました。

 

 

 

まふぃん上之園

寺田

ナガヤの住人さん達とのつながり

先週の金曜日のことです。

ナガヤの住人さんから大きなスイカを頂きました。

「家にあるスイカをまふぃんの子ども達にも渡したい」と、ナガヤの住人さんが言ってくださったとのことです。

 

そこで、土曜日に子ども達とスイカを食べることにしました。

スイカ1玉を頂くことは初めての経験。

「子ども達にも大きなスイカを見せたい!」ということで、子ども達の前で切ることにしました。

 

スイカ解体ショーの開催です。

 

まずは、スイカを子ども達に見せてみました。

「大きいね」「スイカ1玉を初めて見たよ」と、とても驚いていました。

 

では、スイカを半分に切ってみると。

 

「わぁ、すごい!」「スイカの種ってたくさん入っているね」

どの子もスイカの中身に興味津々。

 

半分、それをまた半分と切り、食べられる大きさのスイカに切り分けたところで、待ちに待ったスイカを全員で実食!

 

では、「いただきまーす」

 

「おいしーい」「甘いね」と、満面の笑みを浮かべながら食べていました。

さて、お腹いっぱいスイカを食べたところで、少し話をしました。

 

「実は、今日食べたスイカはナガヤの住人さんから頂きました。ナガヤの住人さんにお礼を言っていないけど、どうやって伝えようか?」と聞くと

 

「手紙を書きたい」と子ども達から意見が。

 

そこで、手紙を書くことにしました。

スイカのお礼や、食べた感想など、思いをこめて書いていました。

どの子も真剣に書いています。

今回は、時間がなかったので手紙を届けることはできませんでしたが、次の機会に渡しに行きたいと思っています。

 

この1年の間。

ナガヤの住人さんとまふぃんの子ども達との交流が深まってきました。

 

初めは、「七夕会」「お月見会」など、イベントの中だけの交流会が多く、イベントが終わった後は関わることがありませんでした。

しかし、イベントで何度も会っていくうちに、ナガヤの住人さんがまふぃんの子どもたちのことを気にかけてくれるようになり、

自宅で作った梅干し・漬物をくださったりします。

 

また、子ども達も、頂き物をもらうと「〇〇さんにお礼の手紙を書きたい」と言ってきます。

 

以前は、職員の促しでお礼の手紙を書いていました。

それを何度も経験したことによって「もらったものはお礼を書いたほうが良いんだ」と子ども達が気付くようになり、今では自分たちから手紙を書くようになってきています。

 

また、手紙の書き方も以前は教えていましたが、今では子どもたちが考えています。

手紙をもらう人のことを考えて、「お体にお気をつけてください」「いつもありがとうございます」と書くことができるようにもなってきました。

 

このように「相手のことを思いながら手紙を書く」ことができていることは、まさに社会性が育ってきている証拠だと言えます。

 

地域のつながりが希薄している今。

ナガヤタワーを通して色んな世代の方と交流できるのはまふぃんの特色であります。

これからもナガヤの住人さん達とのつながりを大切にしながら、子ども達の成長を見守りたいです。

 

まふぃん上之園  亀澤

合同研修 

こんにちは。

だいぶご無沙汰しております。

まふぃん統括園長の廣田でございます。

 

気づけばあっという間に6月に入り、ナガヤタワーのアジサイも綺麗に咲いておりました。

道行く人も足を止め、笑顔であじさいに話かけている姿を見ると慌ただしい毎日にほっと心が和む一瞬です

 

先週の土曜日は職員を対象にした園内研修を行いました。「子どもに携わっていく」という点では同じ志を持った仲間として認定子ども園 錦ヶ丘、錦ヶ丘保育園の両園も参加しての研修となりました。

 

今回の講師は社会福祉法人塔ノ原福祉会の理事でもあり児童養護施設 愛の聖母園の職員でもある川原園淳一氏です。

 

個人的なお付き合いと致しましては10年以上になるでしょうか。

いついかなる時も情熱を持ち、子どもに接する姿は私の指針となる存在でもあります。

 

そんな川原園氏をお招きしての今回の研修テーマは「子どもの人権擁護」です。

子どもに携わる職種の方なら一度は耳にしたことがある言葉だと思います。

 

研修では社会的養護とは?児童養護施設とは?の切り口から、チームとしていかに子ども達と携わっていくか、プロ意識を持ち子どもとどう接するかという即実践に繋がるような内容など、多様な視点から子ども達を見守っていくことの重要性に改めて気づかされる時間となりました。

 

社会的養護という観点で言うと私もまふぃんに勤める前は児童養護施設で働いていた経験があります。

 

何らかの事情で親と暮らすことが困難であったり、親と死別した子ども達であったりと入所する理由はそれぞれです。

住み込み職員だったこともあり、子ども達とはかなり近い距離で接することができていたと思います。

寝むれない2歳の男の子に添い寝をしたこと、朝になるとおねしょでびしょびしょになっていて一緒にシャワーを浴びるという経験が何度かありました。

時には自分の意見を強く言いすぎ、子ども達を想うが故、対立をすることも恥ずかしながら多かったように感じます。

そんな生活を通して、子ども達は大人へ信頼をよせるようになり、愛着を形成していきます。

親の代わりという位置づけよりも、「ひとりの大人として子ども達と向きあう中でどう心に寄り添っていくことができるか」を意識した5年間でした。

その経験が私の児童福祉に対する思い、考え方の礎となったことは最早言うまでもありません。

 

今回の講話では「チーム」という言葉も出てきました。

子どもに対する支援を行う中で非常に重要なキーワードだと思います。

 

家庭でもそうですが、「叱る役」「フォローする役」など役割がそれぞれあるように児童養護施設でも児童発達支援事業所でも子どもを対象にする施設では同じことが言えます。

更にまふぃんが考えるチームには、保護者の皆様を中心としたチームもあることを少し触れておきたいと思います。

 

保護者の皆様を中心に考えた時、学校、相談支援専門員、行政機関、そしてまふぃんがひとつのチームと考えます。

 

ただ、通っている子ども達の様子を語るだけでなく、子ども達の将来を含めありとあらゆる社会資源を使って子ども達をどのような将来へ導きたいかを具体的に話していくことがチームとしての在り方のひとつです。

その為には我々スタッフをチームの一員として受け入れてもらえるためにも情報発信はもとより、今後も直に話す機会を継続し、あらゆる福祉の架け橋になっていく必要があると思います。

 

最後に今回の研修を受け思い出したことがひとつありました。

児童養護施設に勤め始め新人研修を受けた際の話です。

 

研修後に交流会があり、そこで川原園氏と話をしたのをよく覚えています。

 

「子ども達に携わる以上、覚悟はありますか?」

 

当時の私は

「はい!」

と即答したものの、言葉の意味を深く捉えていなかったように感じます。

 

10年以上たち、様々な経験をする中で施設長となった今、まふぃん職員に全く同じことを問いかけている自分がいます。

 

子どもにとっては私達大人の言葉はその子の人生をもしかしたら大きく変える程の影響力を含んでいるかもしれません。

 

そこには子ども達の人生の一部となる

「覚悟」

が必要です。

 

仕事に関してやりがいを感じる反面、常に心に刻み、自問自答しなければならない言葉だと思います。

「あの時まふぃんに繋がっていたから!」

子ども達だけでなく保護者の皆様にもそう思われるようなまふぃんでありつづけられるよう、職員一同「覚悟」を持って今後も取り組んで参ります。

 

まふぃん上之園 廣田

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