初めての防犯訓練

今回、中央警察署の方をお招きして、「防犯訓練」を行いました。

まふぃんでは、初めての防犯訓練です。

 

さて、最初は警察の方からのお話。

「不審者ってどんな人だと思う?」という問いかけに対して、「眼鏡をかけている人」「マスクをして黒い服を着ている人」など答える子ども達。

子ども達がイメージしている「不審者」は、黒の洋服でマスクを装着している、いかにも怪しい人ですが、実際に現れる不審者は普通の恰好をしていることが多いです。

 

その為、次は不審者のことを詳しく知るために「防犯クイズ」のビデオを見ました。

その間、職員は別の部屋で「防犯対策」についての話がありました。

内容としては、防犯マニュアルの基本についてです。

 

まずは、不審者を中に入れないこと。

子ども達や職員の安全を守るには、不審者を中に入れないことが1番ですよね!

不審者らしき人を見つけたら、職員が冷静に対応をすることが大切とのことでした。

不審者の中には、興奮して暴れる人もいるので、「毅然とした態度」が相手を刺激しないそうです。

また、危険を感じたら速やかに警察署に連絡することも、安全のためには必要なことです。

結果的に、通報するほどの事態とはならなくても、万が一ということもあるので、通報した方が良いと言うことでした。

 

次に、不審者の侵入口をしっかり予測すること。

不審者はどこから来るか分かりません。その為、事前に侵入口を予測して、子ども達の避難経路を把握しておく必要があります。

職員が落ち着いて子ども達を安全な場所へ避難させることが、子ども達も速やかに移動することが出来ます。

 

最後に、防犯グッズについて。

防犯グッズには、「さすまた」の道具が有名ですが、もし持っていなかったら「砂」や「消火器」でも良いとのことです。

 

特に、驚いたのは「ほうき」の使い方。

「柄を使うのかな…」と思ったら、掃く部分の穂先を使うとのこと。

相手の目にほうきの穂先を向けることが、相手が近づかない為の対策になるとのことです。

 

 

さて、防犯訓練が終わった後、子ども達にどんなビデオを見たのか聞いてみました。

「お母さんが事故にあったから車に乗ってよ」と騙す例もあったそうです。

ビデオを見る前までは、どのような人が不審者なのか、あまり分っていない子ども達でしたが、今回のビデオを観て「不審者」のことについて理解することが出来ました😊

 

小学生になってくると、友達と遊んだ帰りや学校の登下校をする時など1人で行動することが増えてくると思います。

「自分の身は自分で守る」ことができるように、これからも定期的に防犯訓練を実施し、子ども達の防犯に対する知識が深まっていけるようにしていきたいです!

 

まふぃん上之園

保育士 亀澤

 

 

みんなの家!(錦ヶ丘)

先日の放課後等デイサービスでの活動・・・この日は製作、段ボールで「家」を作りました🏠

 

今まで、貯金箱や空気砲、自由遊び時間の廃材製作・・等々、製作の経験はたくさんあり、子ども達がとても大好きな活動です。

このみんなが大好きで夢中になる製作に、療育的な要素を取り入れるにはどうしたらいいのかと、日々考えを巡らせていた時、

ふと、先日行った貯金箱製作の時のことを思い出しました。

 

自分だけの作品を自分のイメージした通りに、自分のペースで誰にも邪魔されることなく作りたい!と、材料も使いたいだけ最初に集めてしまう、そんな女の子がいました。自分の作品を作ることに没頭し、他者との交流は生まれているのか?自分のペースで作ることで、場や時間に合わせることはできるのか?材料も自分の物!と占領してしまっては、物の共有ができていくのか?

自分のイメージをゆっくり形にしていくこともとても大切な過程です。そういう時間も大切にしつつ、まふぃんが目指す社会性を育むという目標をこの製作にどう取り込んでいくか・・・という考えを巡らせて、今回は

 

「みんなで入れる家」を作ることにしました!

 

さてさて、本活動の時間がやってきました。本日の活動が製作であることは知っている子ども達。

「何作るの~?」「私、ギターを作りたい!」等々、製作に対しての期待が高まっています。

 

「今日は、みんなで入れる家を作ります」

そう伝えると、案の定・・・

「ええ~~~?いやだ」「一人の家がいい」「持って帰りたい」と口々に不満が出てきます。しめしめ・・・・笑

不満を口にしたところで活動が変更されるわけでもなく・・・「みんなの家」作りのスタートです!

 

予想外の製作に少々不満気味の子ども達。

まずは、いろんな家の写真を見ることにしました。四角の家や、三角屋根の家。写真を見ていると、子ども達は

「このかわいい家がいい~」「一緒にこの家作ろう~」と、どんどんイメージもわき期待も高まっているようです。

 

次に、みんなで入れる大きさがどのくらいなのか実際にマットに乗って体感してみます。

マット一枚では狭すぎます、マットが二枚になるとちょうどいい大きさ!

 

敢えて作る工程を伝えず、材料だけ紹介し

「さあ、どうぞ。」の声掛けで家作りスタートです。

 

まずは床から作り始める子、風呂場を作る子、カーテンを切り始める子・・・・。思い思い自分の作りたいものを作り始め、なかなか土台が完成しません。

自分達の作業過程を客観的に見てもらおうと、一度集合してもらいます。

「みんな、この家には何が足りない?」

そう尋ねると、「壁!」「玄関!」「窓!」と次々に気付き答えることができました。

 

仕切り直し。もう一度「さあ、どうぞ。」

 

客観的に見たことで足りない部分に気付き、それからの子ども達の様子がグッと変わりました。

床をつなぎ合わせるためにガムテープを貼っていると、「切ろうか?」とハサミをを持ってきて声を掛け「ありがとう」と自然とお礼も言えました。

壁を作ろうとがんばっている友達に気付き、そっと段ボールを支えてくれる子。ここでも「ありがとう」が聞こえてきました。

 

いつもの製作では経験できない、友達との交流人に合せること、そして目的をみんなで一つにすることで自然と生まれる友達と協力すること。

短時間の活動の中で子ども達の様子がみるみる変わっていくことを感じることができました。

この家・・・

お風呂場にはシャワーもあり、石鹸置き場やゴシゴシタオルも設置されています。

玄関なんて2か所もあり、防犯カメラもついていてセキュリティーもばっちりです。

が、しかし・・・・・屋根がない!!!!

みんな気付いているかな?初めての大掛かりな製作だし、何よりみんなが楽しそうに遊んでるからいいかな?

 

しばらくはプレイルームに置き、自由遊びの時間などを使いリフォームをしたり、ごっこ遊びなどを楽しんでいました。

しかしいつまでも置いておくわけにもいかず、大掃除の日にみんなで解体作業をすることに。

 

解体作業に入る前に子ども達に聞いてみました。

「今度はどんな家を作ってみたい?」

すると「屋根がある家を作りたい!!」と・・・みんな気付いていました、屋根がないことに!笑

その後、何で屋根がない家が出来ちゃったのかを話し合い、次はどうしたらいいのかも作戦会議です。

 

夏休みの時間がたっぷりある時だからこそ取り組めた「家作り」。

次回は冬休みかな・・・?今度は材料調達も、子ども達に任せてみようかな?その頃はもっともっと成長した子ども達の様子が見られるかもしれませんね。

屋根のあるお家ができることを期待して・・・・!

 

まふぃん錦ヶ丘  吉村

 

 

 

 

 

 

音のまふぃんワールド

ルルルンルンルン♪ルルルンンルン♪

まふぃん音のゆうえんち。音のまふぃんワールドへようこそ

リトミック活動♪2歳児~3歳児6名のクラスです。

リトミックは一言で表現すると「身体を使って音楽を楽しむ」です。

まふぃんのリトミックは音楽を楽しむことはもちろん、自然と社会性を身に付ける事をモットーにカリキュラムを組んでいます。

 

ディズニーのリトルワールドの音楽に合わせてお部屋に入場すると動物メドレーが始まります。

ぞうさんのドシン!ドシン!とした動き。どんぐりころころ転がる様子。ゆりかごの歌に合わせて寝転がる様子。

子供たちの動く姿が、かわいくて頬がゆるんできます。

 

次は音楽に合わせて「歩く」「走る」「止まる」活動。

音楽がやむと、ぴたっと止まる様子。音楽が始まると歩き始めたり、走り回ったり

先生の様子を見て真似をする子供達もいれば、自ら音楽を聴いて、感じながら動く子供達もいます。

 

私が4月にまふぃんに来た頃は「きょとん」として立ちすくむ子供や、ずっと走り回って動きを抑制できない子どもがほとんどでした。

この4ヶ月でリトミックの回数を重ねるごとに、音楽を感じ、静止する事が出来る=行動の抑制のコントロールが(音を聴いたり、場の雰囲気を感じて)できるようになってきました。

まふぃんのリトミックでは、音楽を楽しみ、感じる事だけではなく、その中に、「行動のコントロール」「友達との接触体験」にも重点をおいて活動しています。

 

子どもたちがわくわくしながら自然と行動をコントロールできるような曲を選び、わくわく好奇心の期待に応えられるような流れをつくれるように、職員同士で楽しみながら試行錯誤しています。

時には即興をしたり、絵本にメロディーをつけて作曲したりします。

 

 

線路は続くよどこまでも~の音楽に合わせて、数人ずつ段ボール汽車に乗って出発です。

すると、呼ばれなかったA君が「A君も~」と言いながら泣き始めました。

まだ2歳のA君。当然ですね。早く乗りたくてうずうずします。

少しずつこのような場面で、早くしたくても順番を待つという経験を積み上げていきます。

 

 

不思議なポケットの歌に合わせて、前回まではビスケットを出していましたが、今回の活動ではポケットの中から、いろんな果物やお野菜が出てきました。

次は何が出てくるかな!わくわくしながらじっと椅子に座ってまつ子ども達の姿

一時もじっとできなかった数か月前を考えると、この集中力には感動します。

 

 

 

今回の音つけ絵本は「おひさまあはは」です。

毎回まふぃんに置いてある絵本の中から1冊選んで、絵本に音をつけて歌っています。

おひさまが光輝き笑ってみえるように、子供たちが笑顔で過ごせる日々と、

豊かな感性を育みながら、現実社会で楽しくしっかり過ごせる様に音楽からのアプローチや展開を楽しんでいるスタッフでした(^_-)-☆

 

まふぃん 上之園 スタッフ  有川

ひかりのたまご

ひかりのたまご

 

夏休みも後少しになりましたね。お休みしていた子どもたちも登園してくるようになり、いつものまふぃんに戻りつつあります。

 

登園した子どもたちは、お集りの時間まで自由遊びをして過ごします。

この日もトランポリンやジャングル椅子で遊んでいたのですが、1人の男の子が突然窓側の壁に小走りで行く姿がありました。少し離れた所から見守っていると、嬉しそうに見つめ小さな手で何かを捕まえるようなしぐさをしています。

〝何をしているのだろう?〞と不思議に思い近づいて、よ~く見ると…

それは…

 

 

小さな〇や△、□のような形。〝なるほど、これを捕まえようとしていたのね〞と分かるとその姿を見て微笑んでしまいました(*^。^*)

みなさん、これでは何の事?意味が分からない?ですよね(?_?)

では、その時のエピソードをお話しますね。

その日は朝から日差しが強い日でした。まふぃんでは子どもたちが集中しやすいようにレースのカーテンを閉めて活動を行います。

いつものようにレースのカーテンを閉めて自由遊びをしていました。そのレースのカーテンから漏れてくる『』を捕まえようとしていたのです。床や遊具に放たれた小さな〇、△、□を目を輝かせてで触れていたのです。子どもにとって不思議で大きな発見だったのでしょうね。その様子に気づいた2人のお友だちが

近づいて一緒に光を触れ始めました。

「何かあったね」と声をかけてみると、1人の子どもが「ひかりのたまご!」と。

名付けていました。

子どもの感性は素敵ですね。

そして何度も触れながらまた、新たな発見!をしたようです。光を触れ〝熱い(暖かい)〞光の当たらない場所を触れ〝冷たい〞と気が付いたのです。しばらく繰り返していたのですが、何か思いついたのか〝はっと〞したような表情をしました。何だと思われますか?

それはレースのカーテンをめくるです。めくると小さかったひかりが大きくなるこの事に気がついたのです。その後何度かめくったり、元に戻して変化を楽しんでいました。

 

子どもは〝遊びながら学ぶ〞と言われています。遊びの中で不思議だなと思ったり、おもしろいなと思い好奇心を持ち遊びを通して自然に学んでく。子どもたちが〝これ、おもしろい、何だろう?〞と遊びの中で日々感じ試す。

大人にとっては何でもない当たり前の光景でも、子どもにとっては大きな発見でもあり、試行錯誤し学びに繋がっているのだなと感じました。

成長してから〝学ぶ〞と聞くと少しためらったり、一歩踏みだすのにとても勇気が必要になってしまいますよね(笑)

しかし子どもたちが遊びの中で〝あれっ〞と思い試している事は、その後の学びの意欲へと繋がっていくのだなと思うと同時にしっかり遊び込む事はとても大事な事なのだなと改めて気づかされたエピソードでした。

 

子どもたちにとって目にするもの、手にするものが新たな発見であり、毎日が学びなのです。

子どもたちが不思議に思ったり、発見したことを試そうとしている時に答えを教えるのではなく、子どもたち自身が自分たちで試し新たな発見に繋げていけるように見守ったり、適切な援助ができるようにしていきたいと思います。

 

 

まふぃん上之園

 

保育士  寺田

 

 

 

 

 

 

 

 

童具遊び

この夏、新しい活動として「童具遊び」を取り入れました。

トレーで家を作り道を繋げて街を作ったり、童具の本を見ながら恐竜を作ったりと、子ども達は夢中で遊んでいます。

 

「童具」とは積み木やかずの木、ママボール、ビーズ、モザイクなどの遊具です。これは和久洋三先生が考案されたもので、形や大きさに規則性があり、積み木やモザイクなど組み合わせて遊ぶことができます。

 

 

「童具」を取り入れるにあたり、去年、今年と童具の中でも「積み木」「かずの木」の研修に参加させて頂きました。様々な遊び方の実践、子どもの発想力を引き出す声掛けの仕方など学びました。

 

 

童具遊びを取り入れてから1ヶ月。

童具研修を主宰していた、ほるぷキッズパークの伊佐先生にお越し頂き、童具遊びを行いました。

 

今回の活動は「穴あけゲーム」と「円筒づくり」。

 

「円筒づくり」は、これまでも小さな円筒を作り「スカイツリーだよ!」と言いながら遊んでいましたが、子ども達が入れる大きさの円筒は初めて。

子ども達は興味津々で作り始めはした。

 

初めはそれぞれが積み木をとっては積むを繰り返していました。

徐々に高さが高くなるにつれて

「積み木持ってきたよ」

「背が高いから○○君、積んで」など

自分たちで話し合い役割分担をしながら協力して積んでいく姿が。

高く積み上げると、今度は入れるように穴をあけていきます。

「ここも大丈夫かな?」と慎重になる子もいれば、あまり考えずにどんどん積み木をとっていく子も・・・

 

穴が大きくなっていくと、中をのぞき込んで「入ってみたい!」と子ども達。

「出来上がってからね」とさらに積み木をとって穴を大きくしていきました。

 

しかし途中、ガシャーン!!!

「あー!!!」「壊れたー」と言いながらも楽しそうな様子です。

 

円筒の中に入るのは次までお預けです。

今までだと「誰が壊したの!」と怒ってしまいそうな場面でしたが、怒る事はなくすぐに片付けへ。成長を感じる場面でした。

 

 

 

 

決まった遊び方のない童具遊びは、「童具の宇宙」と呼ばれるほど遊び方が無限大にあり、子どもの発想次第で遊びを展開する事ができます。

「どんなものを作ろうか?」と想像し、そのイメージに近づける為に「どうやって作ろう?」「丈夫に作るには?」と考えたり工夫したりしながら作り込んでいます。

まふぃんの子ども達の中には、イメージしたものを作ることが苦手な子や自分で考えたり工夫したりすることが苦手な子がいます。

 

研修を通して実際に童具を使って活動を行う事で、想像力、発想力に繋がり、うまくいかない時には「どうやったら上手くいくか?」と考えて工夫する力をはぐくむことが出来ると実感しました。

 

また、今回の活動から

友だちと一緒に作っていくことで、子ども同士のコミュニケーション、関わりを深める事に繋がり、子ども同士で話し合いながら「どうやったら上手く進めるか」を考え、協力したり、役割分担をするなど社会性に繋がる学びを深めることも出来ると感じました。

 

今後は小学生だけではなく、幼稚園の子ども達の活動にも取り入れていきながら、子ども達が童具遊びを楽しみながらぞれぞれの発達課題を克服して行けるように支援を行っていきたいと思います。

 

まふぃん(上之園)に行ってきたよ♪

7月終わりに行ったまふぃん(上之園)との交流会。

今度は、まふぃん錦ヶ丘の子ども達がまふぃんに行き、2回目の交流会をすることとなりました。

 

まふぃんに行くにあたり、どんな方法で行くのか、どうやって行けば着くのか、何時に行けばいいのかなどを話し合いました。

するとすぐさま「インターネットで調べればわかるよ」と話す子ども達。前回の博物館へのおでかけの時にインターネットで調べて行ったことを覚えていたようで、「バスで行ったから時間を調べよう」、「バス代がわからないから見てみよう」といった声があり、職員と一緒になって熱心に調べてくれました。前回の経験が思った以上に子ども達の記憶に残っていたようです。

 

大人が調べて教えてあげれば簡単な事ですが、子ども達に質問したり、そこから出た考えや予測を活動の中に活かしたりしながら話し合いを進めていくことで、自分自身の経験を基にした自発的な行動に繋がるように促しています。

また、お互いに意見を交わす中で、考え方の違いや食い違いからスムーズに進まないことも多々ありますが、最終的な目標をしっかりと決めておくことで、子ども同士で対話しながら決めていくことができるようにしています。

 

さっバスに乗ってお出かけです。

まふぃん錦ヶ丘で行うお出かけは今回2回目です。

家族以外でおでかけするのもまだあまり経験のない子が多かったので、出発前から「鹿児島中央駅ってどんな所??」「バスでちゃんと着くんだよね?」「まふぃん見つけられるかな」などいろいろと不安や心配もあったようでした。

しかし、そこはこの数か月を一緒に過ごしてきた仲間がいてくれるので、みんなで談笑したり景色を見たりしながら楽しんでいくことができましたよ。

その中でも一番みんなの目を引いたのはアミュプラザにある観覧車でした。「大きーい!」「家族で乗ったことある」「今度行きたい!」と口々に話す子ども達を見て「今度はアミュプラザにも行ってみようかな」と思う職員でした。

 

さあ、そうしているうちに徐々にまふぃんが見えてきましたが、初めての場所、初めて会う人にやや緊張気味の子ども達…。

でもドアを開けると、まふぃんの子たちが「いらっしゃいませー!」「こんにちは!」と温かく出迎えてくれました。

 

まずは自己紹介。

それぞれの事業所の子に、自分の名前と好きな食べ物を言ってもらうことになりました。

まふぃんの子達の後にまふぃん錦ヶ丘の子達が自己紹介することになったのですが、いつもは元気に話したり冗談を言ったりする子ども達も、この時はみんな恥ずかしがってもごもご…。それでも順番が回ってくるとその場に立ち、自己紹介することができました。中には恥ずかしさもあって発表をしたがらない子もいましたが、その子なりに発表する姿を焦らず急かさず、みんなが見守ってくれました。

みんなありがとう!

 

交流活動の一つ目は、わらべ歌を使ったやりとり遊び。

『お寺のおしょうさん』の歌に合わせて目の前の人と手を合わせつつ、リズムを取る遊びです。

 

始まる時には相手とのペースが合わずにちぐはぐな手の出し方をしていた子もいましたが、徐々に相手のペースと一緒に手を合わせることができ、人が変わってもその都度合わせて動くことができました。じゃんけんをして勝ち負けも決めていましたが、誰一人として負けたことに怒ることもなく、参加していました。

二つ目は、マット乗りゲーム。

これは、音楽に合わせて動き、音が止まったら置いてあるマットにみんなで乗り、どこまで脱落せずにできるかという遊びです。

 

いつ音楽が止まるか分からない緊張感を感じつつ、曲に合わせて動く子ども達。「いつも一緒に遊んでいる友達ばかりではない状況でどこまでできるかな」という気持ちで見ていましたが、音楽が止まった瞬間にさっとマットに集まる姿が…!素早い!立派!

しかも、その中で見られたのは、子ども達がお互いを意識して落ちないように身を寄せ合う姿でした。最初は緊張して距離を取っていたのに、遊びが盛り上がるうちに徐々に心の距離が縮まり、一緒に成功した時の子ども達の表情を見て職員の方が大興奮でした!

今回の交流会で行った二つの活動は、主に相手や状況に合わせて行動するというものでした。特に今回はいつも慣れている場所や人でない分、ややハードルの高い活動ではありましたが、そんな中だからこそより慎重に行動する姿やお互いに意識して協力し合う姿が印象的に残る活動となりました。

あっという間に時間が過ぎ、帰る時間が来たのでバス停に…と思いましたが、せっかくここまで来たのだからとドーナッツを食べて帰ることにしました。

 

実は、以前「おでかけの時に何をしたい?」という質問をした時にある女の子が「ドーナッツ食べたい」と言ったことがあり、この度それを実行することに。(保護者の皆様、お小遣いの準備とご協力、ありがとうございました)

実際に自分達のしたい事を提案し、準備・実行していくことで、「じゃあ次はこうしたい」という意欲が育ち、向上心を持ってより積極的に取り組むことができます。

 

目をキラキラとさせて「これは買える?」と聞きながら選んで会計を済ませ、美味しそうに食べる姿を見て連れてきてよかったなぁと思いました。

バスに乗り、そろそろ着きますよ~と声をかけようと子どもたちに目をやると、さすがに疲れのでしょう。こんな風にお互いもたれかかっても気にならないくらいに熟睡している子もいましたよ。(汗びっしょり)

 

今回の活動は、事業所間の交流はもちろんですが、いろいろな人と触れ合う・協力するということ、慣れない場所での過ごし方を知ることを大きな目標として臨んだおでかけ&交流会でした。

まだ経験は浅いものの、これからどんどん経験して学べる環境を準備しながら、少しずつ社会的な経験値を積んでいってほしいと思います。

 

 

まふぃん錦ヶ丘

児童発達支援管理責任者 今屋

お買い物体験

8月もだんだんと終わりが近づいてきました。
子ども達も「花火をした!!」「お祭りに行った!」と夏の思いでを色々話してくれます。

 

さて、今回は午前中の未就学児クラスの活動についてお話します。
今回の活動は、おかいもの体験です。

当日は、子ども達を園にお迎えに行った時から

 

「今日、おさいふ持ってきたっ!」

「このおさいふ、かわいいでしょう?」

と、持ってきた財布を一番最初に見せてくれました。みんな初めてのお買い物体験が楽しみで仕方ないようです。

今回は、「おやつの時間に食べるお菓子をタイヨーで買う」活動です。

未就学児の子どもたちとお店へ買い物に行くのは初めてでした。

「初めての買い物・・静かにできるかな」「支払いの経験はないだろうから・・大丈夫かな」

と不安も大きかったのですが、「お買い物を体験してもらおう」というのが今回の目的です。

 

買い物に行く!とワクワクはしているものの、自分たちでお金を払うとなると・・ドキドキしているようで、

お買い物体験を成功させるために、まふぃんで練習をしていきます。

 

 

実際にタイヨーで売られている100円以下のお菓子を「写真カード」にして子どもたちに見せました。

その中から自分の好きなお菓子をま ふぃんレジ へ持っていきます♪

 

保)「いらっしゃいませ~♪」

子)「・・・・。」

「これ、ください。」

子ども達もおうちの人と買い物に行ったときのことを一生懸命に思い出しながら、なんて言えばいいんだっけ・・・。と考えている様子が伺えました。
順番を待っている子達も、その様子をじっと見ながら、
(くださいって言うのか・・)
(次はどうするんだっけ?)
と考えを巡らせながら、静かにお友だちの様子を見守っているようです。

保)「90円頂きます。10円のおつりです。」

子)「・・・ありがとう。」

商品をもらうと、ほっとした様子で
ありがとう
の言葉が出てきました。

練習とはいえ緊張した子どもたちは固まってしまい・・・その都度保育士から

「お金をだしてみようか。」

「おさいふのチャックは閉めたかな?」

と、声をかけてもらい、ハッとやることを思い出し、練習を続けることができました。

途中であきらめずに、目標に向かって最期まで頑張る姿勢を大切に育てていきたいと思います。

さて、次は本番!!

100円玉を園長先生にもらい、実際にタイヨーまで買い物に行きます。

(先ほどお買い物練習で選んだお菓子の写真カードもお財布に入れ込んで♬)

 

「タイヨータイヨー、サンサンサン♪」

とタイヨーの歌を口ずさみ、まふぃんを出発。


同敷地内の幼稚園の園庭を潜り抜けて、歩道の歩き方・信号機の色の意味を子ども達と確認しながら安全に気をつけてタイヨーへ到着。

タイヨーについて、もう一度お店での過ごし方について確認をします。

お店に入り、おかし売り場まで行くと、嬉しそうに自分がさっき選んだお菓子を探します。
実物を手に取ると嬉しいながらも、「次はレジだ・・・」とすこし緊張気味の子どもたち。

 

レジにお菓子を持っていきます。

店員)「いらっしゃいませ~」

子)…これください。(言えた~( ´∀` ))

 

店員)支払いは精算機でお願いしますね♪  (おっと・・・)

 

そう…実は、タイヨーは支払いが自動精算機になっているのです。
練習とは違うお金の支払い方に戸惑うかな?とも感じましたが、お金を入れる場所を伝えると、みんなレシートやおつりをしっかり忘れずに取り、おさいふに入れることができました。

 

でも肝心のおやつをレジに忘れてるよっっ!
という子もいましたが、すぐに気づいて取りに行くことができました。

練習と違った支払いで、不測の事態にも対応できるかな?と少し不安な部分ではありましたが上手にお買い物できましたよ♪

まふぃんに帰り着くと、子ども達はおやつが待ち遠しくてたまりません。
自分で選んで、自分で買ってきたおやつ。
みんなにこにこ顔でおやつの時間を迎えました。

お互いのおやつを見比べて

 

「次は○○ちゃんのおやつにする。」

 

なんて、もう次回のお買い物体験にむけて考えている子もいます。

 

 

後日談・・・♬

「先日のお買い物体験ありがとうございました。子どもがすごく喜んで帰ってきました」と保護者よりメールをいただきました。

「家に帰ってきてから、私に「ママ、僕ね、小学校になったらタイヨーで一人で買い物してくるからね」と言ってくれたんです」

子ども達も、お買い物体験を通して自信がついたのだと思います。

子どもたちの笑顔がとっても輝いている瞬間です。

 

初めてのお買い物体験、緊張しながらもとても楽しい体験となりました。

今度はお母さんとお買い物に行ってお手伝いできるかな♬

またお話聞いてみたいと思います。

まふぃん錦ヶ丘 岡田

やりた~い!

立秋は過ぎましたが、まだまだ日差しは夏ですね。でも先日はとんぼが飛んでいるのを見かけました。暑さの中にも秋の気配が近づいているのですね。

 

とある日、「うあ~ん。やりたい!何で!」「何でA君じゃないの!」「あ~んA君がする!」と泣き声が、まふぃんに聞こえてきました。5歳のA君の声です。

このA君の成長の様子をお伝えしたいと思います。

日頃、順番を待つ事が苦手なA君。この日も一番に名前を呼んでもらえるようにとってもかっこいい姿勢で順番を待っていたのですが……名前を呼んでもらえずひっくり返り泣きだしました。

 

 

本日の活動は運動遊びです。机や椅子を使い、くぐったり、渡ったりします。発達の様子を見て組み方や配置を変えるので、子ども達はちょぴりドキドキしながら挑戦する事もあります!(^^)!

最後までやり遂げた時の子どもたちの表情は自信に満ちています(*^_^*)

 

 

さて本題に戻りますね。

順番を待つ間早く名前を呼ばれたくて、背筋もこれ以上伸びないのでは?というくらい

ピシッと伸ばし、首もきりんのように伸ばしています。

あまりにも姿勢がいいので一番に呼ぶと、かっこよく元気にお返事(^-^)

元気よくお返事といっても大きな声ですればいいという事ではありません。その場に応じた声の大きさがあります。

名前を呼ばれると胸を張って、スタートしてお手本をみせてくれました。

 

活動中他の子どもたちも、早く名前を呼んでもらいたくて同じようにピシッとして待っています。〝早く呼んで~〞と目をキラキラさせて見つめてきます(*^_^*)

でも、活動中ずっと一番に呼んでもらえるとは限りません。

 

A君も早く呼んでもらえるように、背筋も伸ばし〝僕かっこよく待っているよ〞とアピールして見つめてきます。そこでちょっとA君がどこまで我慢ができるのかアセスメントしてみました。お友達の名前を呼ぶ度に職員を見つめてきます。〝早く呼んであげたい〞そこは職員もグッと我慢。とうとう最後の2人になってしまいました。どちらが呼ばれるか…もちろん もう一人のお友達です。もう我慢の限界!ひっくり返って「何で!○君じゃないの!」と泣いてしまったのです。

職員は『かっこよく待っていたのにね。やりたかったね。よく待てたね。』と気持ちを受け止めるような声かけをします。

すると「うん。やりたかった。」と言い自分の力で気持ちを切り替え活動に戻ってき、再び参加する事ができたのです。

 

一見何でもないような光景に感じられるかもしれませんが、A君にとってこの気持ちの切り替えを短時間ですることは大きな成長なのです。それも数分で。

私は、まふぃんにきて4ヶ月になります。それ以前の様子を知りません。しかし、4月の頃は、気持ち切り替えに時間がかかり『○君が!』と全身を使い泣いていました。その後の活動に参加できなくなるほど、気持ちの切り替えには時間がかかっていました。

そういったA君の課題に対してアプローチし続け、対応を重ねていくとこんなにも短期間で気持ちを切り替える事が出来るのだなと実感しています。

 

これから成長し社会に出ていくと何でも自分の思う通りにはいきません。我慢をする、感情のコントロールをしなければいけない場面が沢山出てきます。どちらかというと自分の思う通りにいかない事の方が多いですよね。

そこで、まふぃんでは、気持ちを切り替える自分で気持ちに折り合いをつけられる力がつけられるような経験が出来るようにしています。

そして子どもたちの課題を遠ざけるのではなく、アプローチし続ける。

そうすることで個人差はありますが、確実に子どもは変わっていきます。

 

 

 

私も入職して4ヵ月ほど経ちました。私もこの4ヵ月様々な経験を重ね、4月当初からすれば考えかたも少しづつ変わってきたように思います。

子ども達に「課題にアプローチする」と言っている以上、私自身も日々の課題に取り組みクリアしていきたいと思います。

 

まふぃん

保育士 寺田 

内部研修!(合同)

内部研修!

 

こんにちは。

まふぃん統括施設長の廣田です。

 

夏休みも折り返し地点を過ぎ、子ども達も夏の思い出作りに奔走している頃でしょう。

 

さて、8月19日は初の試みとなるまふぃん合同研修を行いました。

今年度からまふぃん錦ヶ丘がオープンしたことは皆様ご存じの通りだと思います。

その2事業所で内部研修をやる最大の目的はなにか?

 

それはまふぃん上之園、まふぃん錦ヶ丘両事業所の意思の統一を図ること

そして既存の活動の更なる発展からまふぃんの新たな1歩を踏み出すことにあります。

 

どの分野でもそうですが、2事業所で大事なことは「質」を保つこと。

両事業所が同じクオリティで、同じ方向性で、同じ理念で・・・

やっているつもりでもその地域の環境であったり、子どもの人数であったり少しずつ小さな「ズレ」が生じてくる可能性があります。ましてや入職して4ヵ月の職員と7年目の職員。

 

その「ズレ」を生まないために、方向性をしっかりと定め入職して7年目の職員も4ヵ月の職員も同じ方向を向いて歩いていけるように今回の研修を行いました。

 

まふぃんでは集団的な療育活動を軸に様々な療育を行い「自律」に向かって活動を組み立てています。その中でも大事にしているひとつの柱として掲げているのが「社会性」です。

 

世の中で生きていくにあたり、人との関りは必須です。その際に必要となる力が他人とのコミュニケーション能力であったり、感情のコントロールであったり、最低限他人に合わせる力であったりと社会性は多様に存在しています。

それは1対1の場面でも小、中、大集団でも同じことです。

 

子ども達は将来そのスキルを自分で身に着け、実践し生きていかなければなりません。言わばその練習を安心・安全な環境で行える場所こそがまふぃんなのです。

 

今回はその将来身に着けてほしいスキル、「社会性」をプログラム1のテーマに設定しました。

 

「まふぃんの目指す社会性とは?」をテーマに自由に意見交換を行い、子ども達のライフサイクルを見越した上で

 

・「今なにが必要か?」

・「なぜ必要なのか?」

・「次の段階は?」

 

など活動を通して互いが日々感じていることを語り合い、擦り合わせていく姿が主体的に見られるなど内部研修ならではの光景がみられました。

 

まふぃんで働いている経験年数はバラバラですが、出てくる意見は3グループとも同様の意見が出てきており、今回の目的は果たせたような気がします。

プログラム2は「既存の活動からの新たな展開」。

こちらは運動、感覚、コミュニケーションの3領域にわけグループワークを行い、最後にそれぞれのグループの発表まで行いました。

ユニークな発想で新たな展開を模索するグループ、「この活動を行う目的」を掘り下げ一から再構築するグループなど熱のこもった意見交換がなされ時間が足りなくなるほど。

 

今後は出た意見をもとに、まふぃん、まふぃん錦ヶ丘両事業所で取り組んでいきたいと思います。10月の内部研修にて実践報告を行う予定です。

 

昨年に比べ今年は事業所も増えたことにより、職員数も倍近い人数となっております。事業所同士で情報交換を行うとともに、お互い切磋琢磨しながら「まふぃん」の質を上げていけなければなりません。

では「質」を上げるためになにをすべきか?

活動の発展のその先は?

まだまだ考えなければならないことは多くありますが、その分成長できる余地が十分にあると思っております。

 

初の合同研修でしたが、職員同士の良い交流にもなったのではないでしょうか?

 

今後もまふぃん、まふぃん錦ヶ丘、両事業所共々よろしくお願い致します。

 

まふぃん統括施設長 廣田恭平

遊びは学び ~コミュニケーション~

“遊びは学び”

 

夏休みも残り10日あまりとなりました。二学期制の学校は登校が始まりますね。

さて、この夏休み、放デイで流行った遊びがあります。

それは……Uno!です。

5月にもブログで紹介しましたが、あれから3か月…今でも大人気の遊びです。

 

本活動の前後にある自由時間、したいことの遊びで必ずリクエストされます。

 

自由時間というと何でも遊んでいい時間と思われるかもしれませんが、まふぃんの自由時間は、当日の活動につながる前段階としての遊びの設定やコミュニケーションが生まれるような遊びを選んで過ごしています。

その中で生まれる子どもたちの発想や遊びは自由です。子どもたち同士で遊びを工夫し、職員は様子を見守るようにしています。なぜなら大人が入ってしまうと主導権が大人に移ってしまい、子ども同士の遊びではなくなってしまうからです。

トラブルになってもできるだけ自分たちの力で解決してほしいので、助言やアドバイスは最小限にしています。(時には職員が介入する場面はありますよ!)

 

そんな配慮の中で、不動の人気を得ているUnoゲーム。

始め遊んでいた頃より、遊び方がどんどん進化してきました。

 

その進化の過程とは…

 

  • 初めてUnoをした時→ルールを理解するために職員が説明(4月)
  • ルールがわかると子ども同士でゲームができるようになる(5月~)

ゲームが盛り上がる

  • 楽しそうな遊びで盛り上がっているのを見た子どもが自分もやってみたくなる(6月~)
  • ルールがわからない子どもに上級生がペアになって教え、ゲームに参加する(6・7月~)

できる子どもが増える

  • 人数が増えたら個人戦でするかチーム戦(ペア)になってするか話し合って遊ぶ(夏休み)
  • 時間が少なくなると時間内に終わるように配るカードの枚数を少なくして遊ぶ(夏休み)

等々、遊び方を自分たちで話し合って遊ぶようになりました。

楽しく遊ぶ+初めてUnoをする1年生に上級生が丁寧に教えたり、出すカードを話し合ったりして互いの信頼関係も生まれてきました。時間や人数に合わせて遊びを工夫することも自然にできるようになり職員もびっくりしています。

 

まさに“遊びながら学んでいる”なんです!

 

このUnoゲームを通して中学生のH君に変化がありました。

 

H君は自分の興味のあることを話したり絵に描いたりすることが大好きなお子さんです。中学生になりもっと周囲の人への関心をもっと深めてほしい、と思っていました。

Unoをするようになってから、以前は“自由時間にしたいこと”を聞くと「僕は○○の絵を描きます」と言ってH君が

「僕もUnoをしたい」に変わり

「僕も入れて」と言えるようになりました。

「H君、誰とペアになりたい?」と聞かれると

「僕は誰でもいいよ」答え、スムーズに仲間に入り、ペアになった友達と話し合いながらゲームを楽しむようになったのです。

そして周りの子どもたちもH君のことをよくわかるようになりました。

とても嬉しい姿です♪

 

『遊びを通して自然に友達とのコミュニケーションが取れるようになり、信頼関係が育つ』ようになっているのでしょうね。遊びってすごいな、子どもたちの柔軟な気持ちも素敵だな、と思います。

4月、Unoを始めた頃は勝ち負けのあるゲームで負けた時の感情のコントロールや気持ちの切り替えができるようになるがねらいでしたが、今はゲームを通して協力しながら遊ぶこと、自分の意見を伝えることなどのコミュニケーションができるようになる、も加わってきました。集団で遊ぶからこそできる体験です。これからも個々の子どもたちの課題を見極め、遊びを通して社会性やコミュニケーション力が育つことを支援していきたいと思います。

あと10日あまりの夏休み…Unoゲームはまだまだ盛り上がりそうです♪

 

まふぃん上之園 末吉

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