お買い物でおやつシェア🍩

先日、放課後等デイサービスの活動でお買い物体験を行いました。

3人1チームで3つのお菓子を買いチームでシェアします。

友達が選んだお菓子を食べたり、自分の選んだお菓子を友達に分けてあげたりするので、自分の意見ばかりは通せません。

「それ食べられない」「私もそれ買いたい」など思いはあるでしょうが、

今回は少しだけ妥協することや周りに合わせることをねらいにした買い物体験です。

でも、100円で色んな種類のお菓子が食べられる楽しみもありますね!

それぞれのチームでどんなお買い物ができたか、見ていきたいと思います。

 

 

○100円の両替

小学生のお買い物体験は支払いを通じて、お金の計算の仕方を考える事も大切にしています。

昨年はお買い物体験で「おつりがないように支払う」事を目標として練習してきました。

「自分で買い物をしたい!」という気持ちが子どもたちには根付いてきているようです。

今回も…「まふぃん銀行」で金種の弁別や両替を個々の理解度に応じて行います。

 

○チームに分かれて話し合い

何のお菓子を買うかチームごとに話し合います。

ところが、他のチームが活発に意見交換している中

しーんとしているチームがありました。

 

進んで発言しきらずに、なかなか口火を切る人がいません。

職員から「後少しで話し合いの時間が終わりますよー」と

タイムアップが迫ってきていることを伝えると、一番年上の男の子が

「何にする?」

と他の子に話しかけてくれました。

以前は付箋紙に自分の意見を書くことで、安心して意見を言うことが出来ていました。

しかし今回は、付箋を用いらずの話合い。自分の意見を伝えることが苦手な彼にとっては、話し合いを進める勇気ある一歩ですね。

この声かけで他の二人も「ラムネ」「ガムがいい」と意見を伝えることができ、最終的に3人で意見をまとめる事ができました。

 

○お買い物へ出発

タイヨー吉野中央店に協力をいただき、買い物をさせていただきました。いつもありがとうございます。

それぞれが自分の担当のおやつを探します。

この班でグミ担当の男の子はグミを

「いろんな味のグミがあるな・・・チームのみんなに何味が良いか聞いてこよう」

と、チーム内の二人に確認しに行く姿があり、ねらいの中にある「自分本位でなく周りの友達にも合わせる」ことが出来ていますね。

 

最後の清算もそれぞれで行いました。

自動精算機での支払いも少し慣れてきたようです。1年生も、職員と一緒に支払いを行います。

お菓子を持って、レシートも忘れないように…

 

無事に支払いまで終わったら、まふぃんに帰ってお楽しみのおやつタイムです。

あっという間に3人分振り分けるグループもあれば、お菓子ひとつひとつの大きさにこだわって、なかなか振り分けが進まないグループもありました。

 

おいしいね♡

 

○分ける事を通して

買ってきたお菓子を分けた際、数が足りなくて振り分けられないものもありました。

そんな中、分ける際に余った2枚のガムを年下の子に譲ってあげる上級生の姿がありました。

ほかには

・他のチームのポテチの袋と比べて自分のポテチのサイズが小さいことに気付き、そこからグラム数の違いに気付く

・分ける時にポテチの1枚まできっちり分けようとこだわっているうちに食べる時間がなくなってしまうグループ

・同じ種類のおやつばかりになってしまい、食べる時に飽きてしまう…等

 

話し合いからお買い物体験、お友だちとお菓子をシェアして食べる経験から

友達の意見を積極的に聞こうとする行動や、年下の子へ優しく接してくれる姿も増えてきました。

その一方で、友だちや周りのことを考えるあまり、話しかけるタイミングや、何と伝えたらいいのかな?という姿も見られました。

たくさんの経験から様々なことを失敗や成功から学んで、ぐんぐん成長していって欲しいなと思います。

また、夏休みにはお小遣い帳にも挑戦していこうと思っているので、次回のお買い物をお楽しみに!

 

岡田

住人さんの優しさ ~七夕に願いを込めて~

 

〝ナガヤタワーの住人さんと、お喋りをしながら作れますように〞

と、短冊にお願いを書いた昨年の七夕』

今年も、新型コロナウイルスの影響で、〝お喋りをしながら〞

作る事は出来ませんでした。

 

ですが、昨年同様、ナガヤタワーの住人さんに、願い事を書いてもらい、七夕飾りを一緒に作ろう

という事になりました。

 

今回の交流のねらい

『友達の考えを聞きながら、協力して作る事が出来る(コミュニケーション)』

『直接交流が出来なくても、相手の事(ナガヤの住人さん)を想いながら

作る事が出来る』

 

お願い事を書いてもらう。と意見はでましたが、話が先に進みません。

 

「去年は、色画用紙に笹を描いたよね」

「今年も笹にする?」

「えっ!また笹?」

 

話し合いは平行線。イメージがつかない様です。

そこで、七夕の絵本を読み聞かせする事にしました。

すると、彦星と織姫が会う『天の川』の場面で、

身を乗り出し「おっ!」と歓声を上げました。

 

『天の川』にしよう!

全員一致で、天の川を描き短冊を貼る事に決定。

 

星が沢山集まり、川のように見える天の川。

「天の川は、キラキラの折り紙で貼ろう!」

「そしたら綺麗だよ」

 

子ども達は、〝どのようにしたら綺麗に見えるか〞〝住人さんが喜んでくれるか〞

一生懸命考えます。

「星が出ている時の空は、夜だから黒で色を塗ろう」

「でも、銀河ぽいから黒より青に近いかも」

意見を出し合い、決めていきました。

 

以前は、話し合いになり自分の思いが通らないと

「何で!」「僕は(私は)~したい」

と、譲れない姿や怒ったり拗ねる姿が多く見られていました。

しかし、今では冷静に相手の話を聞き受け入れたり

意見を言う子も〝何故そうしたいのか〞理由を伝える事が出来るようになってきました。

話し合いの目的は、『いろんな意見を皆で出し合い、どのようにするか決めていく』です。

結果は、自分の思いと違う事があります。

 

このような時に、「自分のしたいこととは少し違うけど、まっ、いいかぁ」と

人の意見を受け入れる力は『柔軟に対応をする力』にも

繋がっていきます。

学校生活や社会生活を送る中で、早めに身に付けておきたいですね

数日後、お願い事を回収にナガヤタワーに行くと、

子ども達が作ったポストに、沢山の短冊が入っていました。

「うゎ!いっぱいだ!」と

短冊を集めて嬉しそうに見せるAちゃん。

どんな、お願い事が書いてあるのかな…

  • ご紹介します。

・まふぃんのみなさんと交流出来ますように。

・まふぃんのみんなが元気になりますように。

・まふぃんのみんなが健康で笑顔でいられますように。

・まふぃんのみんなの夢が叶いますように。 etc.

 

ナガヤの住人さんが書いて下さった短冊には、

まふぃんの子ども達の事を想う〝温かい言葉〞〝やさしさ〞に溢れています。

子ども達も、その短冊の言葉を読み

「僕(私)たちの事が沢山書いてある」

「一緒に作りたかったね」と、

住人さんの〝優しさ〞〝想い〞が

しっかりと伝わった瞬間でした。

お喋りをしながら行う、積極的な交流が難しい今。

今だからこそ、このような形での『心と心の交流』

大切にし、関わりを深めていきたいと思います。

 

子ども達には、このような地域の方たちの温かい眼差しが欠かせません。

人との繋がり、様々な年齢の方との交流が社会性だけでなく

子ども達の『心の成長』にも欠かせない大切な経験です。

 

 

出来上がった、七夕飾り。

ナガヤの玄関に飾りました。

みんなの願い、叶いますように!

 

まふぃん上之園

寺田

お米プロジェクト~田植え~

6月中旬、まふぃん、まふぃん錦ヶ丘、アフタースクールの3事業所が合同となり、田植えを行いました。

慣れない土の感触や田植えの手順に悪戦苦闘しながら、参加した全員が稲を植えることができました。空き時間に行った田んぼ観察をお行い、田んぼに生息する生き物も見つけ、普段はできない自然との触れ合いの他、子ども同士の交流を図ることもできました。少し時期が遅れてしましましたが、その様子をお伝えしようと思います。

 

今まで事業所内で取り組んできたお米プロジェクトは下記のブログでもお伝えしています。

 

お米プロジェクト始動

お米プロジェクト(錦ヶ丘)

お米プロジェクト ~苗作り編~(上之園)

お米プロジェクト ~土作り編~(錦ヶ丘)

 

各事業所で様々なことに取り組んできましたが、今回はいよいよ実際に田んぼでの田植えを行います!

 

田植えをするにあたって、大きく3つのねらいを立てました。

・田植えを通して、泥の感触や自然に直接触れることができる

・田植えの手順を知り、指示を聞いて植えることができる

・バス移動や田植えに関わる活動を通して、他事業所の子ども達や地域の人と交流ができる

 

普段はできない田んぼを使った自然体験。

地域の方に協力をいただき、初めて会う友だちと「自然」というフィールドを通して生まれる交流。決して一人ではできない体験をすることが出来ていました。

 

田んぼにレッツゴー!

場所は、認定こども園錦ヶ丘の園長先生が所有する鹿児島市山田町にある田んぼ。

総勢26名の子どもたちが、2班に分かれて田植え、田んぼ観察まで行いました。

初めて顔を合わせる子どもたちですが、いつもと違う雰囲気に賑やかな笑いが飛んだり、いつもより控えめな様子の子も…。

帰るまでに仲良くなれるかな??

 

現地について、挨拶を済ませたら早速田植えと田んぼの観察を開始します。

 

田植えに苦戦!?(笑)

 

「さあ、それでは田んぼに入ってください!」

合図と同時に田んぼの中に足を入れていきますが・・・

「うわっ」

「なんかぬるぬるしてる!」

「足が動かない、先生助けて!」

と大騒ぎです。

 

バケツ稲で田んぼに近い感触のもと、手で植える経験(練習)はしてきましたが、足の感触まではバケツ稲では経験させてあげることが出来ませんでした。

これこそ本物の自然に触れてみないと分からない体験ですね。

「大丈夫?」

自然と友だちを気遣う高学年の姿に、私たち大人も感心しました。

「大体5本ぐらいを手に取って、土の中に植えてください!」

指示を聞きながら、職員お手製の「田引きロープ」の目印を頼りに植えていきます。

が・・・。

なかなか上手に植えられません。

バケツ稲と違い

土がやわらかい・深くてどこに植えたらいいのかわからない 等

バケツ稲の時には経験できなかったことです。

 

 

 

 

こんな道具も使いました!土を均して植えやすいようにしました♪

 

 

 

あんなに騒いでいた子どもたちも「稲を植える」ことに夢中になり、初めて泥に足を付けた時の騒ぎは嘘のようになくなっていました。

また、「ここに植えていいよ」「ここも植える?」と子どもたち同士の交流も自然と会話しできているようでした。

 

田んぼには何がいるかな?

さて、こちらは観察チームの様子です!
生き物の写真付きボードを使い、田んぼの中の生き物を探していきました。

あぜ道?そんな疑問も田んぼの生き物を見つけてみよう!

と田んぼの周りを歩いていると

「これ!オタマジャクシだよね?」

「あー、見て!このタニシ大きいよ!」

「葉っぱにピンク色の卵がついてる。これ何の卵?」

などなど。

夢中になって観察していきます。

梅雨時期のあぜ道がぬかるんでおり、歩く度に足元を取られてしまうこともありました。

これもまた体験して初めて味わう感覚だったと思います。

 

みんなでおにぎり🍙

子どもたちが田植え・田んぼの観察をしている頃・・・

職員の皆さんが軽食のおにぎりを握ってくれました。

暑い中、田植えを頑張る子ども達のために、職員はおにぎり作りを頑張ります。

みんなで一緒に「いただきまーす♪」

 

一仕事終えた後のおにぎりは格別だったことでしょう。みんないい表情で食べていました。

「次は自分たちで収穫したお米でおにぎりが作りたい!」そんな声も聞こえてきました。

 

「会ったのは今日が初めて」という子どもたちも田植えや田んぼの観察、おにぎりを一緒に食べることを通じて交流が生まれたのでしょう。

「また田んぼの観察の時に会おうね!!」そんな会話をする姿も見られました。

 

お米作りプロジェクト開始から約2ヶ月。

私たちの想像以上に、子どもたちが田植えに興味・関心を持ち取り組んでいる姿を見て嬉しく思います。

「お米を育てて自分達で食べる!」という一つの目標に向かうなかで

苦手なことにもチャレンジし、自然と友だちとの交流もできる子どもたちの姿に改めて成長を感じる1日でした。

 

さて次は、8月に稲の成長を見に行きます。

子ども達がどんな反応、発見をしてくれるか…今から楽しみです。

 

お米プロジェクト

担当:今屋、末吉

ライバル!


今回は、3歳児のお子様が同じ年の友だちに負けたくない!という気持ちから、

苦手な感触を克服できた小麦粉粘土の活動の様子をお伝えします。

運動は得意で体の大きいA君。

積極的で負けず嫌い。

でもべとべとやべちゃべちゃの感触は、ちょっぴり苦手です。

同じようになんにでも積極的なK君。

この二人、力も強く児童発達支援のクラスでもリーダー的な存在です。

お互いバチバチと火花をちらして、段ボール遊びでは自分のものだと譲らずに、同じ段ボールを取り合ったり、

お絵描きの時にはクレヨンを取り合ったり、時には感情が高ぶって手が出そうになることもあるライバル同士。

でも、気が合うので仲良く遊ぶことも多く、

二人の相乗効果を期待して、今日はあえて同じグループにしました。

 

 

まふぃんの児童発達支援の活動では、感触遊びとして小麦粉粘土をあつかうことが多くあります。

材料は、小麦粉と水と油。

たった3つのどこにでもあるシンプルな材料ですが、

まだ小さいお子さんは、口に入れて確かめようとすることがあり、口に入ったとしても安全なこと。(もちろん口に入れないように職員が気を付けています。)

作る過程で、小麦粉の感触がさらさら・ぱらぱら・ぽろぽろ・べちょべちょ・べとべとなどに変化し、いろんな感触を体験できること。

などの理由からです。

 

 

小麦粉の感触


 

タライに小麦粉が入ります。

 

「さらさら」

「ふわふわ!」

「雪みたい」

 

もっと小麦粉を入れます。

「わぁいっぱいになった」

「ぎゅう-ってしたら、お団子ができた」

など、粉のさらさらの感触は、十分に感じて楽しんでいました。

 

 

 

 

水が入った感触


 

水を少しずつ入れます。

さらさらだった粉の感触が、ぱらぱらになり、ぽろぽろと変わっていきます。

「わぁーい。水が入った」

「もっと入れて」

と、喜ぶ子が多い中、

ぽろぽろの小麦粉が手にくっついてくると、さらさらの粉で手についたものをとろうとする姿も見られます。

 

 

さらに水が入ると、べとべとの感触に…

 

先ほどまでのさらさらやぽろぽろの感触を楽しむ様子と違い、

 

べとべとした感触も気にせずに触ることができる子。

水が入ることを喜ぶ子。

周りの様子を伺ってから、タライに手を入れる子。

ちょっぴり苦手な子。

子ども達の反応も様々です。

 

K君はべとべとした感触を気にすることなく、楽しそうにどんどんこねています。

 

さて、いつもはべとべとになると、手を引っ込めてなかなか触りたがらないA君はというと…。

同じグループで楽しんでこねているK君につられて、顔についた粉も気にせずに一緒にこねています。

「K君が、頑張っているからいい粘土ができそうだね」

と、職員がK君を褒めると

ライバルのK君に負けたくない!と、苦手な感触に嫌な顔をすることもなくK君以上に、

どんどんとこねています。

 

おぉ~すごいぞA君

 

負けず嫌いの力が、A君の苦手を克服した瞬間でした。

「A君、すごいね」

声を掛けると、なんとも誇らしげです。

いいぞ!いいぞ!

二人の頑張りもあり、一番に粘土を作り上げることができました。

 

 

小麦粉粘土で遊ぼう


 

できた粘土をみんなで分けて遊びます。

丸く伸ばしてピザを作ったり

 

足に巻いたり伸ばしたり

 

うどん職人のように足で踏んだり

 

 

マフラーの様に首に巻いたり…?。

 

 

最後は、タライに片付けて今日の小麦粉粘土はおしまい。

 

 

 

こどもは子どもの中で育つ


 

大人の声掛けや指示もとても大切なことですが、

今回のA君は、大人の声掛けで苦手な感触を触ることができたでしょうか。

出来たとしても、それは自発的ではなく、いやだけどしょうがなく…という思いからかもしれません。

 

あの子には負けたくない!あの子がやれるならぼくもできるはずという思い。

自分からやりたい!やってみよう。とする自発的な力。

それが大きく作用したからこそ何の抵抗もなく苦手を克服できたのではないでしょうか。

まさに子どもは子どもも中で育つということを実感した出来事でした。

 

今回は、A君にそんな力を与えてくれたK君!

次は、K君がA君から力をもらえるような、「仕掛け」を考えて活動を組み立てていきたいと思います。

 

二人は素敵なライバル!今後の相乗効果による成長が楽しみです。

 

まふぃん錦ヶ丘  田尻