お知らせ

2022.02.21

ブログまふぃん錦ヶ丘

箱をツムツム(錦ヶ丘)

放課後等デイサービスでの段ボール遊びの時間に、2チームに分かれて段ボールを積んで勝負する「段ボールツムツム」をしました。指示に合わせ、段ボールを協力して積んでいきます。

段ボールの山から、どんな形の物を使うのか考えたり、段ボールの高さが高くなるのに比例して高くなる自分達のテンションをコントロールする事も勝敗のカギとなるゲームになりました。

 

○テンション!

この段ボール遊び、楽しくて楽しくて、子供たちもついついテンションが上がってしまいます。

いつもなら静かに聞いていられるのに、職員が説明をしているときに喋り出してしまう子

せっかく積み上げた段ボールに、持っている段ボールをぶつけて倒してしまう子

今回も、落ち着いている時はそんなことしないのにという行動が所々で見られました。

落ち着いている時はもちろん、テンションが上がった時にも、楽しい場を壊してしまうことのないように、気持ちをコントロールすることも練習です。

○高くツムツム

土台のマットの上にどんなふうに重ねていけばたくさん積むことができるのか?

作戦タイムでは段ボールの山を見ながらそれぞれ考えを伝え合います。

これは、運ぶ役と積む役を分けていたチームの勝ちとなりました。

 

○斜めだけど高くツムツム

なんと土台が傾いています。

積めば積むほど倒れていってしまいます・・・

積む人と支える人ちょっと離れてバランスを見る人役割を決めて協力する姿が見られました。

 

○デッカイ段ボール投入!

いつも壁の仕切りに使っているビックサイズの段ボール!

全くいらないかもしれないけど…

もしかしたら強力なアイテムになるかも…

子ども達の視線が集まります…

作戦タイムでは「それいいね」と言う声も聞こえてきました。

スタートの掛け声と同時にやはり両チーム大きな段ボールに駆け寄ってきました。そして引っ張り合いが起こります。結局時間いっぱい45秒ほとんどを引っ張り合いに費やしている子もいました。

 

でも・・・これも作戦の1つだったようです!

大きな段ボールを取り合う子と、その取り合っている隙に他の段ボールを重ねる子

と言うふうに作戦で決めていたそうで、ずっと取り合いをしていたにもかかわらず高く積むことができていました。

 

このゲーム、積み方も大切ですが同じ位チームの中の4人がどのように動くのかと言う作戦も大切になります。でも相手との意見の伝え合いは思うようにいかないこともあります

同じチームの中で自分の意見が上手く相手に伝わらなく、その後の作戦タイムに参加したくない気持ちになってしまう子もいました。

今回はサブの職員が気持ちを受け止めた上で、「ゲームに参加するなら作戦タイムもきちんと参加してね」と伝えると、その後は気持ちを切り替えてチームの意見を聞くことができました

活動に限らず、言葉で伝えることが難しい場面は日常の中で多々あります。

そんな時に黙ってしまうのではなく、

「こんな事が嫌だった」

「○○だったから○○したんだ」

など簡単な言葉で説明できると、周りからの受け止められ方は変わってきます。

 

どうすれば相手に伝わるのか、難しい時には職員も一緒に考えながら経験を重ねていけるようにしていかなければ…と感じます。

それともうひとつ。

今回は職員が引き出したいねらい以上のことを子ども達同士でやってのけました。

先ほどでてきた

大きな段ボールを取り合う子と、その取り合っている隙に他の段ボールを重ねる子

という作戦。

まさに「課題解決に向けて子ども達同士で話合い、役割を理解しながら参加する」

に通じています。今年度を振り返れば予期せぬ断水や育てている稲の病気解決(米プロジェクト)など室内の活動以外で培われきた

さあ、どうする?」の経験が活きたように感じています。

まふぃんが常日頃から意識している体験的学びを確認できたことを嬉しく思うのと同時に、私たち職員も向上していく決意ができました。

ひとつレベルアップした子ども達に負けじと職員もまた来年度に向け新たなチャレンジをしていきます!

 

 

岡田

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