お知らせ
2023.02.08
ブログまふぃん錦ヶ丘
わらべうたってすごい!(錦ヶ丘)
まふぃんの活動の1つに「音楽あそび」があります。
・音に合わせて体を動かすリトミック
・相手に合わせたり、お手本を見て行うわらべうた
同法人のこども園、保育園でもわらべうたの活動を行っていることもあり、
今回こども園のわらべうた研修に参加させて頂きました。
わらべうたってなに?
わらべうたとは・・・
日本で古くから歌い継がれてきた遊びです。
音を耳で聞き、仕草を目で見て、真似をしたり体を動かす等、体全部を使う遊びです。
皆さんも一度は聞いたことある!という曲も多いと思います。
わらべうたは子ども達にとって耳にも止まりやすく歌いやすい遊びです。
わらべうたの研修を受けて
0歳の小さな子どもでも音に触れる事が出来る、体と心の成長に合わせて歌を変えていくことが出来るのも特徴だと知る事が出来ました。
小さい頃は大人と子どもとが触れ合い、少しずつ大きくなると体を動かしていき、お友達に合わせて行う、集団で行う歌へと変化させていきます。
私自身、わらべうたを行う際についつい・・・
「せーの!」
と掛け声をかけて一斉に始めてしまう事がありました。
主になる人に合わせて、自然と子ども達が阿吽の呼吸で合わせていくもの。
こちらがさせようと思ってしまってはいけない。
と言う事を学ぶ機会になりました。
思い返すと、少しざわざわしている中でも歌を歌い始めると自然と子ども達が注目し、徐々にみんなが合わせていく。そんな光景を今まで何度も見てきました。
まふぃんのわらべうた
まふぃんのような小集団の中で周りを見て合わせたり、大きな集団では恥ずかしくてなかなか前に出れない子も馴染みのあるわらべ歌で繰り返し遊ぶうちに、少し恥ずかしがりながらもみんなの前に出る経験を積み自信へ繋げて行きたいと思っています。
「おてぶしてぶし」や「ちゅっちゅっこっこ」など座って行う指遊び
・しっかりと座って取り組む
・よく見て真似をする・みんなのお手本になる
「おふねがぎっちらこ」や「なべなべそこぬけ」等、お友達と一緒に行う遊び
・相手に合わせる
・手を握ったり引っ張る際の力加減
「かごめかごめ」や「あぶくたった」等の集団遊び
・周りに合わせて動く
・順番やルールを守る
年齢や歌によってねらいが様々です。
子ども達の変化
まふぃんに通所し始めた頃、座っていられず活動途中に立ち上がったり、自分の順番が待てなくてつい先走ってしまっていた子が、つい最近のわらべ歌遊びでは30分間しっかりと参加し、職員の真似をしたり、合図と共に動くことが出来るようになっていました。
前に出てみんなに注目されることが苦手な子も、始めは3人で前に出て、次は2人で・・・と経験を重ねる事で自信を付けていき、今では1人で前に呼ばれても堂々と取り組む姿が見られます。
子ども達が小さいうちは繰り返し行うことで発語を促したり、体の動きを遊びながら知る事が出来るわらべうた。
相手に合わせたりルールを守るなど、まふぃんが子ども達に身に付けてほしい「社会性」へと繋がる要素が沢山詰め込まれています。
わらべうたの心地よさを感じながら、療育で行う活動として、子ども達の「できた!」と言う成功体験や社会性、対人関係(コミュニケーション能力)が養われていければと思います。
まふぃん錦ヶ丘 日髙
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