お知らせ
2023.07.31
ブログまふぃん錦ヶ丘
運動遊び in 認定こども園錦ヶ丘(錦ヶ丘)
今年度、子どもの定型発達を学び、改めて支援に活かしていくにはどうしたらよいか?をテーマにまふぃん職員全員で学びを深めています。
その一環として、先日、まふぃんを飛び出して認定こども園錦ヶ丘の年長クラスで出張運動遊びを行いました。
活動を通して年長児の姿や発達を間近で見て、私自身も活動を進めていく中で、勉強になる点が多かったです。
事前打ち合わせ
まずはまふぃんの活動計画ボードを使い、こども園の職員と打ち合わせを行います。
・今日行う活動のねらいは何か
・活動の流れはどうか
・リーダー/サブリーダーはどういう役割でどう動くか
・予想される子供の姿とその対応について
などを共有し、スムーズに活動を行えるようにします。
実はこの打ち合わせこそがとても大切。
職員がいかに活動を把握しているかどうかが、充実した活動への第一歩なんです。
活動スタート
こども園担任ではなく、まふぃん職員が運動遊びをするということで、子ども達もなんだかそわそわ。
まずはこども園で行っているいつものリズムの動きをやってみます。順番に名前を呼んでいくと、やりたい気持ちから自然と姿勢を伸ばす姿が見られました。
運動遊びでは、『くぐる』『わたる』『よじのぼる』を軸にして活動を展開していきます。
『くぐる』動きでは、椅子の下をくぐっていってもらいます。
狭い椅子の間を身体をよじってくぐる時には、肩をずらしたり先に手を出したりして上手く通ることができていました。
『わたる』動きでは、床に落ちないように椅子の上を渡っていきます。
普段からよく見ている椅子、一見簡単そうに見えるので「かんたんだよ!」「できる~」と余裕を見せる子ども達。
しかし、実際に挑戦してみると、椅子の上で自分の身体をどう動かしていけばいいのかに戸惑う子、手を使わずに渡ったことでバランスを崩して落ちてしまう子などの姿が見られました。
最後に『よじのぼる』動きでは、斜めにしたテーブルをよじ登る以外にも、忍者のように横移動してもらいました。
これは、手で身体を持ち上げることと足裏を使って移動することが必要です。
真剣な表情のみんな。ゴール前の椅子に移る時には、危うく落ちそうになる子が何人かいましたが、『わたる』時の経験もあり、手で身体をぐっと支え、どうやったら落ちずに行けるかを考えながら移動することができていたように思います。
時間にして約40分の活動。
終わった時には「はーっ」と息をする姿も見られ、それほど集中して取り組んでいたようでした。
これほど長い時間活動に集中する子ども達を見て、改めて年長児の集中力や姿勢保持の長さを把握することができました。
活動後の振り返り
職員同士の振り返りでは、普段は感じなかった身体の使い方で苦手な部分が見えたこと、いつもテンションが高くなりやすい子もやりたい気持ちから待てる場面があったことなどが挙がりました。
全体的にこども園の子もまふぃんに通う子も身体の使い方に大きな違いは感じませんでした。身体の使い方が苦手な子がいるまふぃんの子だからこそ、繰り返し療育の中で運動遊びに取り組み、自分の身体の動かし方を経験していることが大きく関係しているのではと感じました。
まふぃんに通う子の姿を見て、普段見せない姿勢の良さや自信を持って取り組んでいる姿を見られて、感動した!というこども園職員の意見もあり、療育の効果も感じることができました。なにより成功した時の「どう、見て!?」と言わんばかりのドヤ顔はどの子も最高に輝いていました。
今回難しさを感じた子達も、運動遊びを継続することで獲得できる発達の動きが必ずあると思います。
次回は手を使って全身を動かす遊びやバランス感覚を養う遊びもいいな、と今から楽しみです。
まふぃん錦ヶ丘 今屋
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